2025年7月8日火曜日

「Little Fires Everywhere」を読んだ2

 一昨日アップした読書本で、題名のことにふれました。なんか日本語訳がしっくりこないと。

 不思議なことがあるもんで、昨日読んでいた『藤沢周平全集18巻P476。よろずや平四郎活人剣「暁の決闘」』に、この題名ピッタンコの文章に出くわして、こんなことってあるんだなと、うれしくなりました。

 こんな文章です。

『ーーーーどこの家にもーーーー

多かれ少なかれ家の中の煩いというものがあって、

それは金があるから免れ得るという性質のものでもな

かろう。それが人間のより集まりである世の中の自然

というものだろうから、この世は、貧富を問わずなか

なかに住みにくい仕かけになっているわけだ、と平四

郎は柄にもない感慨に耽った』

 この中の「煩(わずら)い」に目をひかれたのです。「煩」は漢字源では「頁と、火(熱)とから成り、熱があって頭痛がする、ひいて、なやむ意を表す」とありますが、この「火」偏がちょうど「Little Fires」に重なって、とても腑に落ちるところがあったのであります。

 そして、この文章はそのままこの本の要約そのものになっているのも、見事であります。

 作者の Celeste Ng さんに読ませてあげたく思います。

ためしに DeepL にそのままほうりこんでみると、

「Every house has its own troubles, 

and it is not something that can be avoided because of money.

 This is the nature of the world 

where people are gathered together,

and that's why the world is made to be a difficult place to live, 

regardless of whether you are rich or poor. 

Heishiro was deeply moved by this unusual sentiment.」

となって、このまま十分意味を伝える訳になっているのに、驚きました。

 しかしながら、「煩」の「火」偏と題名との重なりの妙がなくなってしまって、

う〜ん🤔なのであります。

 さて、この本の題名をこのようにしたら面白かろうとおもいます。

原題そのままのあとに

『Little Fires Everywhere 〜 煩いたち』

いかかでしょうか?

 

2025年7月7日月曜日

敷居スベリ

 木工部屋の東側、日が強く差し込むためか、敷居スベリが再び浮き上がってはがれてきてしまった。

 最初のときは両面テープでなおしたのだけれど、再度同じ方法でやったら、ダメでした。 

それに、敷居スベリのプラスティック部分がヒビがはいってひどく劣化しているのがわかって断念。

 横着せずに、新しい敷居スベリではりかえることに。 

 で、ダメになった敷居スベリを剥がすのですけど、右から左に剥がすと、その向きがちょうど敷居の米ヒバの木目の逆目方向で、すっかり一体化してしまっている敷居スベリといっしょに材木までもがむしりとられてしまう。なので左から右に剥がそうと敷居スベリのはじをこじって剥がそうとするも、これもしっかりくっついていてダメでした。

 やむなく、逆目方向ではがすと、案の定、敷居の材木部分がむしられて凸凹に・・・

ペーパーがけしてならしました。

 敷居スベリの端っこは、こんなもんだろうと切断しましたけど、チト短かった。 

 へたくそ!

 

2025年7月6日日曜日

「Little Fires Everywhere」を読んだ

 Celeste Ng 著、井上里 訳。 

 図書館に新刊が並べられる書棚があって、聞いたことのない作家だなと思いつつ借りて、いわゆる一気読みをした。

 おもしろい。

 初出版されたのは2017年なのでやや古く、翻訳されたのが今年です。

題名の日本語訳が「密やかな炎」とあって、今ひとつしっくりこない。

「Little Fires」は直訳すればボヤ、それが「Everywhere」なので、あちらこちらにということだけど、う〜ん🤔。「火だねはどこにも」じゃぁ、軽いしなぁ〜。

 

2025年7月5日土曜日

早朝草刈りした

 5時おきで(夏場はだいたいこの時間に起床)、朝食後5時40分から6時まで、20分程度と時間を決めて草刈りをしました。 

 草刈りをしながら、庭の前の道路には、たった20分程度の間に、10人以上の散歩をする人たちがいて、ちとびっくりしました。

 東側の庭の8割以上が刈れたので、残りは後日、また早朝で気温と湿度をみて行います。

 

2025年7月4日金曜日

コードレス電話子機修理

 液晶画面が表示されなくなってしまった。ネットで調べると数件同じ症状で修理した記事を見つけて、それを参考に分解してみた。

 電池フタを開けると特殊ネジ4本、

 さらに、基盤固定の普通のプラスネジ3本、 

 液晶画面の白いコネクター(ドライバーの先端部分)があった。 

 ここの接触不良が原因であることが多いらしく、確かに強く押したりすると液晶に薄く表示されたり消えたりする。

 絶縁ビニルテープを巻いたものを貼って、基盤を固定したときに押さえつけるようにした。

 すべてもとに戻す。液晶表示は不安定で、結局表示されませんでした。

しかし、受信送信は機能していて、このまま使うことに。

 なんだか中途半端で気持ちが悪い・・・

 

2025年7月3日木曜日

大葉の葉が大きく育った

 このしそはコンクリートの隙間に生えてきたのを引っこ抜いて、鉢植えしたもの。 

 虫に食われながらも、食われるよりも大きくなる方が早いと見えて、こんなに大きく育ってきてます。肥料は顆粒状の野菜の肥料というのを適当にパラパラと、それが効いていることは確かなようです。

 もう何度も、薬味で食しています。葉は薄くて柔らかくてよいのですが、香りがチトとぼしいような気がします。

 

2025年7月2日水曜日

藤沢周平全集

 数年前、いや5年前の9月頃でした(自分のブログを検索、備忘録なのでこのようなときに便利です)。

大佛次郎の鞍馬天狗シリーズにハマりました。本の装丁が横尾忠則若かりし頃のもので、これも実にすばらしく、日の出とともに早朝からずっと読みふけりました。

 そして今、ここ数ヶ月ずっと、藤沢周平全集にハマっています。

現在も(江戸時代を舞台に)時代劇を書く作家はたくさんいますが、藤沢氏のはそれらどれともことなり、別格の感があります。

 借りてくる本は、もうよれよれで活字も小さく読みづらいのですけど、 


おもしろいので次々に頁を繰ってしまいます。

 全部で26巻あって、ようやく半分くらい読み終わったくらいでしょうか。

楽しくおもしろいです。

 

2025年7月1日火曜日

チョコモナカジャンボとバニラモナカジャンボ2

 バニラモナカジャンボをおやつに食しました。

こちらのモナカは和菓子のあんこが入っているもなかとおなじような感じ。

チョコモナカジャンボはこれとくらべると、もなかというよりはウエハースっぽい。

どちらもパリパリさくさくでおいしいです。

 

2025年6月30日月曜日

夕張メロン

 昨日13時過ぎより東へ車で四五十分走って、届け物をしてきました。車の外気温表示は35度で、冷房エアコンがなければとても危険な状態であります。

 ところが、みちみち、この炎天下、ジョギングをしているひとが何人もいて(みな単独走)、この人たちって、万が一気を失ったら誰かが助けてくれるとおもっているのでしょうか。

 で、届け物をして、こんなものをいただきました。 

 なんと、なんと、夕張メロンであります。

ラベルに「小林」とあって、メロン農家のよう。

 高級品であることは承知しておりますけど、試しにネットで調べると、のけぞった!

 今朝の朝食の果物でいただきましたが、

目の覚めるような甘さ、香りもいいね。

 元気をもらいました♪

 

2025年6月29日日曜日

しその葉っぱ

 梅雨明けのようなお天気が2,3日続いています。もうあけたんじゃないかなぁ。

毎夏、家のまりのどこかから、しそが必ず芽を出し葉をつけ、ひと夏、薬味となって楽しませてくれます。

 これは北側の駐車場の裏、見つけてから、肥料をやって水をやって、まわりの雑草を抜いてと手入れをしたら、こんなに大きく育ってきました。 

 いまのところ、虫たちも気づいてないようで、葉っぱが食われていません。

 

2025年6月28日土曜日

チョコモナカジャンボとバニラモナカジャンボ

 Yahooニュースでこのふたつを話題にしてました。いっときあずきモナカを買っていました。急に食べたくなっていつものスーパーで購入。

 昨日のおやつにチョコモナカを、モナカのウエハース感に驚いた。アイスも口の中ですぐにとけて、うまい。

 冷凍庫に買い置きが続きそう。

 

2025年6月27日金曜日

DAISOエアコン排水ホースキャップ

 便器の薄くはありますが黄ばみがちょっと気になって、重曹で落としたもののいまひとつ。ならばとクエン酸でとおもいダイソーに行きました。粉末はなく、みなクエン酸を湿らせた紙しかなくて、これは使っているうちに必ず乾いてきてしまうので購入せず。

 ふと、こんなものが目に止まり、買ってしまいました。 

 以前、居間のエアコンの中にヤモリが入ってしまってガサガサと暴れたことがありましたので、今はこんな風に対策してあります。 

 もう一台あるので、早速付けてみました。

 これなら、いろいろな生き物の侵入は防げそうです。

 

2025年6月26日木曜日

欅寄せ木お盆完成勢揃い

 コツコツ制作してきたお盆が一段落して完成です。欅端材もだいぶ整理できました。

値段は小さい方から順に、¥1000円、¥1500、¥2500、¥3500となります。

木工フェスティバルなどで参加費を支払うような場合にはこの価格からプラス五百円〜千円うわのせとなります。

 一番大きいお盆の底板の厚さは約6mmですけど、丈夫です。他のお盆はみな10mm程度でこちらも丈夫、寄せ木で接ぎ合わせしてあるところはみなサネが入っています。

 そしてみなオイル塗装。一番大きいのはさらに自家製キャンデリラワックス塗りです。

制作途中の写真などは、このブログにアップしてあります。

 

2025年6月25日水曜日

竹藪勢いすごい

 破竹の勢いという言葉があります。意味を調べると、

『[〔北史周高祖紀〕]竹は一節を割ればあとは一直線に割れることから,物事の勢いが激しく,とどめることができないさまにいう。「―で勝ち進む」』とありまして、

この画像のように、何十本もの竹が勢いよく伸びてくる様を言い表していることではないようであります。

 しかしながら、この言葉がぴったりなような気がしないでもありません。

うん、勢いいいなぁ~。

 

2025年6月24日火曜日

甘さ強烈とうもろこし

 ひとかみしてビックリ!!! 

 ラベルの宣伝文句そのもの。

甘みもだけど旨味もすごいです♪

 

2025年6月23日月曜日

CAINZ鳥よけトゲトゲ設置した2

 玄関ドアの上にとまれなくなったので、こんどは玄関灯の上部にしたようです。

その下あたりや壁に、やはりフンがありました。

 なので、まずは灯りの壁側上部にトゲトゲを設置です。 

 次はきっと白い灯りの枠にとまるとおもいますが、まずはこれで様子見です。

 

2025年6月22日日曜日

アマリリスとユリ

 いつもどっちがどっちだがわかりませんでした。

こっちはアマリリス。

で、こっちはユリ(ご近所さんの生け垣にありました)。 

 違いは、実は一目瞭然で、アマリリスは一本の茎から数個の花が咲く。

ユリは一本の茎から、ひとつの花が咲く。

と、ネットでわかりやすく説明されていました。

 そうすると、この花はどっち?これまた画像検索で調べるとアガパンサスとありました。 

『アガパンサスは、ヒガンバナ科アガパンサス亜科に含まれる属の一つ。または、アガパンサス属に含まれる植物の総称。アガパンサス亜科は、本属のみからなる。分類体系によってはユリ科に分類される。 ウィキペディア』とありまして、

わかったようなわからないような・・・🤔

 

2025年6月21日土曜日

CAINZ鳥よけトゲトゲ設置した

 玄関ドアの上の縁をネグラにしているスズメがいるようで、朝玄関ドアを開けるとフンが落ちていることが目立ち始めました。ドアも汚されている。それまでもスズメがそうしているのは知ってましたが、特に困ったこともなかったのでほおっておいたのですけど、対処することにしました。

 カインズでこんなのを購入、¥348円也。 

 ハサミでチョキチョキ加工して、 

 両面テープで固定します。 

 まぁ、そんなに目立たないし、しばらくこれで様子をみましょう。

 

2025年6月20日金曜日

郵便局に0570-###-###で電話した

 ちょっと大きな郵便局はみな0570ではじまる、いわゆるナビダイアルという番号になっているようです。

 そして、「0570の電話番号へ電話をかけると、電話がつながったその瞬間から料金が発生しています。つまり「ナビダイヤルへおつなぎします」というガイダンスが流れているときには、すでに料金が発生している」というのですから、こわい。もちろん発信者の負担になります。

 さらに、「ナビダイヤル(0570)の通話料金は、NTTコミュニケーションズの定める通話料が適用されます。以前は発信元の電話回線・通話時間・発信地と着信地の距離によって料金が異なりましたが、2024年1月1日より、全国一律課金に変更されました」とあって、その料金表がこれ。 

なんと、約11倍!!!

 さらにさらに、自分の携帯はかけ放題プランだから大丈夫なんておもっていると、大変なことになりますぞ。「携帯電話の「かけ放題プラン」の対象外である」と記されておりました。

 どうしても0570にかけなければならないのでしたら、携帯は使わないこと。街なかの公衆電話なら、半額でかけられますけど、公衆電話を見つけるのが大変。

 イエデンに固定電話があればそこからが一番です。

 

2025年6月19日木曜日

欅お盆欠けの修正

 お盆の短辺、端嵌めの部分、その端が切断するときに少し欠けてしまいました。材には余裕があったので、切りなおせばこんな手間をかけることもなかったのですけど、ウッカリでした。 

 隙間を埋めるのではなく、斜めに平面で欠けてしまっているのでやっかいです。

 欠けた形状に鑿で調整して、圧着です。 

 傷つけないように、アサリなしのノコで切断して、カンナをかけて、ペーパー掛けしてごまかしました。

 うまくいってそう♪

 

2025年6月18日水曜日

散歩百景鉄砲百合

 なんか勇ましい名前だ。ロートホルンとも。

 何度かアップしたアマリリスはまだ咲き続けています。 

枯れてしおれちゃったのが、ちょっとさみしいですけど・・・

 

2025年6月17日火曜日

欅お盆2枚

 こちらは、完成したとおもったら、片方の側板の中央付近が接着不良でわずかに隙間がありました。再度圧着中。1mm以下の隙間に接着剤をいれるのはなかなかやっかいであります。 


 同時進行でのもう一枚、底板は塗りまで終了完成していて、額縁の作業が終了したので、こちらも圧着中。

 木端の端嵌め部分の接着は中央付近のみ接着で両側は底板が動けるように接着しません。側板部分は底板と両側1mmの隙間があって、こちらもはめているだけで接着はなし。四隅の端嵌め部分とそこに接する側板部分だけ接着です。

 次はオイル塗装です。

暑くなってきたので、エアコンなしの木工部屋の作業はそろそろ限界・・・

 

2025年6月16日月曜日

雨後の筍ではないけれど

 先日、竹藪をスッキリしてくれたとおもったら、数日もせぬうちに

 このように、何十本も、それもあっという間にはえてきてしまいました。

 風通しがよくなり、陽当りもよくなって、かえって元気にさせてしまったのかも。

前以上の竹藪になってしまうのは、時間の問題であります。

 

2025年6月15日日曜日

カマキリ👶

 家のまわりに、カマキリ👶をどこでも見かけるようになったとおもっていたら、 

 北側の窓の網戸の上部に、蜘蛛の子を散らすじゃないけど、こちらはカマキリ👶だらけ。

こんなところに卵を生んじゃったみたい!

 ちょっと調べてみた。

『カマキリは成長が早く、脱皮を繰り返してあっという間に大きくなります。 孵化してから3か月もすれば立派な成虫にな』り、『赤ちゃんが1度に200~300匹生まれ、その中で大人になれる確率は、よくて4%程』とありました。

 成虫になるのは100匹のうち、よくて4匹かぁ、きびしい〜・・・

 

2025年6月14日土曜日

欅寄せ木お盆

 今回のは端材といっても、大きめなのであまり寄せ木っぽくありません。 

 接ぎになっているところは、みなサネをいれてあります。 

 継ぎ目をならします。

 額縁部分の高さは2,3mmで、ほんの縁取りという感じにしました。これ意外と難しい。

 両面使えます。

 

2025年6月13日金曜日

バッタが車の・・・

 アレっ、なにか車のフロントガラスにいるなとおもって、確かめてみると、最初、外のガラスにいるのかとおもったけで、よくみたら内側に。

 よくよく確かめてみるに、あらまぁ、

なんと、吹き出し口の中に入っているではありませんか。

 どうやって、入ったんだ!

 ピンセットでつまみだそうとしたら、ボロっとくずれて内側に落ちてしまった。

このままだとなんか、気になるな。

 ディーラーに持っていって、とりだしてもらおうか、うーん🤔

 

2025年6月12日木曜日

グリーンランド上空37000fより

 親類が昨日JAL45便で帰仏しました。羽田発からベーリング海峡をへて、9時間から10時間でグリーンランド上空へ。機内は1時間wifiが無料とのことでメールしてきました。 

 とうとう馬鹿を超えたトランプがその領有権を主張したグリーンランドは静かで美しい。

 機内食はエコノミーなので地味、

 でも、このデザートは別注文かな?

 ロシア上空がいまだ飛べないので、来るときも帰るときも最短路を飛べず大回りしなければなりません。

 燃料費もかなり無駄だし、排気ガスだって環境に余分な負担をかけていて、戦争の影響は地球規模で、最悪です。一番こたえているのはウクライナだけど。

 

2025年6月11日水曜日

我が国の経常収支等の動向

 は、この画像の黒線の経常収支の折れ線グラフをみてわかるとおり、 

15兆円前後を推移しています。

 現在の日本の借金総額は1200兆円くらいといわれていて、約30年にわたりなんとか黒字の収支なのですから、少しずつでも返済していけばよいのですが、国会議論でこんな身近な問題が取り上げられていることがないのが、不満でなりません。

 立命館大学経済学部のHPにこのことをわかりやすく問題提起している記事がありましたので、無断ですがちょっと拝借させてください。

 『2つ目の論点に入りますが、そもそも国(政府)が多額の借金をすることは問題なのでしょうか?

 確かに、日本政府の債務総額の大きさ(対GDP比)は先進国でも突出しており、「マクロ経済学」のテキストにもトピックスとして取り上げられていますが、その是非については大きく議論が分かれます。

 ある議論では財政の赤字を賄うために政府が発行する債務証書(借用書)である国債を発行することは、この赤字を賄うために今おこなう増税を単に将来に先延ばしにすることと同じであるとし、国の借金は長期間に渡って地道に国民の税金で返していくしかないという意見があります。

 また別の議論として、一般企業の借金の多寡を分析できる会計学を応用し、政府の借金(金融負債)総額だけを見るのではなく、政府全体が保有する資産(その中でも金融資産)とのバランス(もしくは、負債総額から資産総額を差し引いたネットの純負債額)に着目すると、高橋洋一氏の「明快 会計学入門(あさ出版)」による計算では、実質的な政府の借金(金融負債)総額は約120兆円となり、会計学上”健全な”額の純負債総額なので、このままでも何も心配が要らないとする意見もあります。

 皆さんはこの論点にどう結論を下しますか? 考えてみてください。』

 貸借対照表をバランスシートといいますが、ようするに天秤のふたつのお皿に借金と資産をのせて、どちらにどれだけ傾いているかをみることです。

 貧乏育ちのジジイは、借金はするな賭け事はするなを家訓に育ってきました。骨の髄まで染み込んでおります。

 ですので、このバランスシート的な考え方の『会計学上”健全な”額の純負債総額なので、このままでも何も心配が要らない』というものに、鳥肌がたつのであります。万が一国際的な経済大変動で負債を資産で返済できたとして、ではそのあとはどうするのでありましょうか?

 家一軒を購入して、万が一返済が滞ったら、家を売ればいいという方々が相当数いるどころか、不動産屋さんの中にもそのように営業する方々がいらっしゃいます。家を売って借金を返済したあと、どこにすむのでしょう。借家住まいになるのでしょうけど、その後の生活が大変そうであることは想像がつきます。

 バランスシート的な考えも必要であるときがあるのは理解ができます。しかしそのような考え方をしても、借金は借金としてあって、消えるものではありません。返せるときにかえしていくのが一番で、借金はないにこしたことはありません。

 数万円ずつ国民一人ひとりに配布すると自公民が言っていますが、バカを言うにもほどがあります。その総額を返済に回してください。

 次世代の国民のために借金を減らすことは未来を少し明るくします。

 

2025年6月10日火曜日

欅薄板2枚のはぎ合わせ

 ねじれをとった二枚を接ぎ合わせます。少しの隙間はこのようにするのが簡単確実。 

 厚さは6.7mmくらいなので、サネを入れるのは難しい。相欠きのようにしてもよいのですけど、今回はイモでそのまま接ぎ合わせます。ずれないように両面からサンドイット。 

 どうしても、接合面の段差が少し出てしまいますので、ベルトサンダーでならします。 

 とりあえずは、一枚になりました。 

 しかし、厚さが6.5mmから7mm弱と中途半端なので、プレーナーで約6mmにしました。

さらに、ここからは手仕事で120番、240番とペーパーがけして、オイルを塗ってみがき、 

 乾かしているときに、反らないようにしてクランプ。

 あとは額縁をいれて、お盆となります。