最近広告で見たので調べてみた。
ジジイは組立家具が大好き。
日本の家屋構造などを考えると、組み立て・分解できるのが一番だとおもっている。
世のほとんどの家具屋さんや木工屋さんはどんな接着剤を使うかに気を使い、またクランプをつかいまくって、いかに頑丈に接着固定するかに神経をすり減らす。
でもそういう使い方って、家具の使い方からすると一部分なんです。
日本人全員が大きな家で引越もすることなく、一度家にしつらえた家具は何十年もその場所で使い続けるというわけではないのです。しかしそのように使い方をしている家もたくさんあることでしょう。
一方で、引っ越しをしたり、団地住まいだったり、家具を生活の変化とともに買い替えたり、現在では売ったりとこれまた多様であります。
そのときに、大きな重いかさばる家具をその形のママ、移動させるのはとてもとても大変な重労働であったり、窓から出すしかなかったりと困難なことが生じるのであります。
そういった理由もあるのですが、自分でもなぜかはよくわかりきってないのですが、組み立て分解ができるものに強くひかれるのです。
だから、日本古来の軸組工法の神社仏閣や古民家や古い農家など大好きなのです。
前段が長くなりました。
ニトリのHPからその仕組のところを勝手にコピーして使わしてもらいます。
なるほど、サネをあらかじめ入れておく仕掛けでそこに相手の部材をはめ込むと、そのサネがとびだして嵌まるという構造です。
そのまま読み進めると、なるほど簡単で丈夫そう。
で、はたと疑問が。
分解はどうなっているんだろう。
分解の「ぶ」の字もありません。
同様の疑問を持った方が、ブログでアップしていました。
どうやら一度組み立ててしまったら、分解はできないのようなのです。
それじゃぁ、ダメじゃん。
ゴミ出しで分別収集しているからというわけではないけど、今の時代、いかに分解できるかが重要なんです。
これじゃぁ、購入しないな。
ちなみに、現在は組み立てジョイントが実に様々なものが販売されていて、
これらをどう組み合わせて使うかを考え、家具の設計デザインを考えることは楽しいひとときであります。