2020年4月30日木曜日

ジャムスプーン制作開始7 完成

 全部仕上がった。

4月20日からはじめたので、ちょうど10日間かかった。
1日数時間、全部で50数本、60本あるかも。



塗装はなし。

 しか~し、残った端材をながめているとまだとれるところがある。
われながらケチくさい。
こんだけとれた。



 結局端材はこれくらいになったけど、



下の白く見える長いのでもう一本作れそうだな・・・




2020年4月29日水曜日

ジャムスプーン制作開始6

 ついでに、クランプなどで固定しているあれやこれやの画像です。












 切削はいかに固定するかが大問題で、ものによってはこの準備が9割5分、
切削自体はものの数分ですんでしまうような作業もあります。

 長いほうのスプーンは仕上げが終わり、完成しました。
現在は短い方の作業中・・・



2020年4月28日火曜日

ジャムスプーン制作開始5

 短い方のジャムスプーンまたはアイスクリームスプーンは、小さいだけに固定するのが大変だ。

 しばらく従来どおりクランプで固定していたが、やはりよろしくない。
で、治具を作った。
というほどのものではないがあるとないとでは大違い。





 おかげできれいに鉋がかかるし、作業ペースもはかどった。



2020年4月27日月曜日

ジャムスプーン制作開始4

 スクレーパーはこれを愛用している。



 アングルスクレーパーだが、十分に南京鉋の代用になる。



 手持ちのスクレーパーはノコギリの替刃を適当な形や大きさに切って使っている。
凹面は自作のを使っているが、平面や凸面はこちらのほうが断然使い勝手がよい。


隠れた名品であります。


2020年4月26日日曜日

月桂樹 満開に

 暖かさにさそわれたか、小粒の蕾もおもいっきり開いて、満開です。
鼻を近づけてクンクンすると、良い香り。



 ひとつの花が、大きな花の花弁のようなって、一回り大きな花に見える感じで咲くのだな。



 接写がどうも難しい。
一眼レフのほうがこういうところは使いやすい。




2020年4月25日土曜日

母満百歳の誕生日♪

 本日4月25日は母の誕生日。
百歳で〜す。
1920年(大正9年)4月25日生まれ。
埼玉県北部の百姓の長女です。
12人?兄弟姉妹で、現在存命なのは母と末っ子のおじさんでおじさんも80歳になります。

 母は施設に入居中で、コロナのために会うこともお祝いもできません。
残念至極ではありますが、どうにもなりませんので、コロナが落ち着いてからお祝いしましょう。

めでたいめでたい。

2020年4月24日金曜日

「ひがうとクスマ」102年前の啓発ポスター

 大正7年スペイン風大流行のときの内務省の啓発ポスターです。



下段、白抜き文字の「ひがうとクスマ」は左から、日本語は縦書き右から左へ読むのが基本ですが、これは一行一文字と考えれば納得できる読み方になります。

中段、帯の部分。これは現在と同じですが、ルビが独特です。現在なら上か下に横書きで振りますが、一文字ごと右側に縦書きで振っています。

上段、吹き出し部分。縦書きですが、現在なら右から左へでしょう。しかし逆です。


 社内の男性は二人とも、帽子にマント姿です。大正時代はこれが普通でした。
ジジイの母方のおじいさんは外出するときはこの姿に下駄もしくは雪駄でした。

 土間続きの居間で「ウガヒ」をしている奥様は、このあとどこに出すのでしょうか。
洗面所はあるに違いありませんが、ここにはありません。
よく見ると、奥様の前の障子の桟あたりに何やらビールジョッキのようなものが、痰壺(たんつぼ)かもしれません。まさか、左にある角火鉢の中にするはずはないとおもいますけど・・・

 じっくりながめると、興味深いものだな。

2020年4月23日木曜日

ジャムスプーン制作開始3

 作業台は散らかり放題、床も削りかすだらけ。



 二日間鉋掛けして10数本、1時間で3,4本のペースだな。
ペーパーがけで形を整えるのは嫌いなので、すべて鉋がけしています。

 楓のカンナかけは気持ちが良い。
なんともいえぬ柔らかくしっとりと刃が滑る。
かえで独特の感触です。
匂いもどことなくメープルシロップの甘いのがかすかにする。

 9割がた仕上がったのがこれら。



 しばらくほったらかしにします。
狂いが出ることもあるためです。

 楓によくみられる杢が出ているのもある。
きれいだね。


2020年4月22日水曜日

月桂樹の花咲いた♪

 所沢まで出かけて月桂樹の鉢物を買ったのが2月13日、¥2530也。
そのときに白い小粒の蕾が数箇所についていました。

 しばらく買ってきたままにして、ネットでは植え替えは4月中とあったけど
今年は暖かいからと、地植えにしたのが3月9日でした。

 それから厳しい冷え込みがあったり、雪が降ったりと根付くか心配でしたが
昨日4月21日、花が咲きました。



可憐な白いような黄色いようなとても小さい花。
雄しべがめだちます。



 どうやら、根付いてくれたようです。
めでたし、めでたし、めでたし。
パチパチパチパチ♪



2020年4月21日火曜日

ジャムスプーン制作開始2

 セッセセッセと頑張って50数本切り出しました。



 前回の切り出し途中の画像からもわかる通り、
柾目で切り出すので端材はこの画像の左側に写っているくらいです。
まっ、切り出し方は制作する形状や大きさに左右されるので
いろいろ臨機応変にするしかありません。

 前回切り出し途中でバンドソーが切れて、新品に替えたので切れ味はグッドでした。

 この画像の左側のスプーンは先端幅が広いもので、今回は作りません。
右側のが今回の制作スプーンです。

 次は、両脇をスプーンらしく切り出します。




2020年4月20日月曜日

ジャムスプーン制作開始1

 いくつか試作品を制作して、使い勝手がよいことがわかり、
そのうちの先の幅が約22、23mmのものに決定。

 材はこの2月に秩父で仕入れた楓(かえで)。
もとは長さ2400mm、厚さ約50mm、幅約20〜25mmだったのを、半分にしてからさらに厚さを半分に挽いてもらった。

 最初から歪んでいたので、それを挽いたので厚さは均一でありません。
それから約2ヶ月かわかしていたら、さらに歪みひねりがでています。
しかし、家具を作るわけではなく、スプーンなどを削り出すので困ることはないのですが、木取りのときに切り出すのがやっかいなくらいかな。



 切り出し中の画像。
3枚が大きさは200mm✕100mmです。
画像ではまともそうにみえますが、この大きさでも反ってます。

右下のあと少しで切り出せるところで終わっているのは、ここでバンドソーの刃が切れてしまったためなのでした。

つづく

2020年4月19日日曜日

コロナ死亡者数にえっ!

 つい先日までイタリアのコロナ死亡者数が一万人を超えそうだと報道していた。
アメリカにいたっては、無防備無関心の様子だった。

 今朝のニュースをみて驚いた。
米国         37079
スペイン  20002
イタリア  22745
フランス  18703
英国         14607

 意味もなく一万以下は省いたが、米国とイタリアの合計だけでジジイの住んでいる市の人口を超えている。恐ろしいことだ。

 これらの国々、コロナが中国やアジアで拡散しだしたとき、不衛生な社会未発達の地域の病気だと蔑視と偏見で高みの見物感が、かれらの報道から漏れ出していた。
特にフランスの大統領の差別感がひどかったな。

 コロナはわからないことだらけだが、長期戦になることだけは確かだろう。
コロナが少々落ち着きを見せたからといって勉強が遅れることを理由に、小中校の見切り発車、学校再開は早まらないでほしい。

 1,2年遅れたってかまわないじゃないか、あとでその気になれば挽回できるし、
なにより死んじゃったらそれもできぬ。


2020年4月18日土曜日

コロナで図書館も臨時休業中

 とりあえずは5月7日まで続くので、ジジイのような年金生活の図書館大好き人間には停滞じゃなくて手痛い。

 ネットで貸出図書を予約して窓口で受け取るだけなら、問題なさそうにもおもえるのだが、
まぁ大勢に従おう。

 しょうがないので手持ちの本を再読、再再読、・・・している。
これがおもしろい。
はっきり覚えている箇所もあれば、そうでないところもあって、それなりに楽しめるものだ。

 ネットの「青空文庫」も楽しい。
ここはコロナ騒動とは関係なく、普段からお世話になっている図書館だが、とても充実していて
運営している方々にいつもながら感謝している次第。
今は「銀の匙」を読んでいる。これも再再々読くらいかもしれない。

 読んでいると知らず知らず字がにじんでくる。


2020年4月17日金曜日

多肉植物

 10年前実家から持ってきた鉢物で残っている二つのうちのひとつです。
でも名前がわかりません。



 グーグルの画像検索で調べるとにたものがたくさんヒットすすぎて絞り込めない。
エケベリア属とかなんとからしいのだけれど・・・
カタカナの響きが銀河の果てにある種族の感じ。

 花も咲いています。



写真を撮ったのは水玉がビロードのような葉肉の上にのってキラキラきれいなんだな。




2020年4月16日木曜日

ドラセナコンシンネ新芽

 本年2月1日に投稿したドラセナコンシンネ、幹の途中で折れてしまったその枝から
新芽が出てきた。



 なんか感動!!!。

2020年4月15日水曜日

ニトリの簡単組み立てN-CLiCK

 最近広告で見たので調べてみた。
ジジイは組立家具が大好き。
日本の家屋構造などを考えると、組み立て・分解できるのが一番だとおもっている。

 世のほとんどの家具屋さんや木工屋さんはどんな接着剤を使うかに気を使い、またクランプをつかいまくって、いかに頑丈に接着固定するかに神経をすり減らす。

 でもそういう使い方って、家具の使い方からすると一部分なんです。
日本人全員が大きな家で引越もすることなく、一度家にしつらえた家具は何十年もその場所で使い続けるというわけではないのです。しかしそのように使い方をしている家もたくさんあることでしょう。

 一方で、引っ越しをしたり、団地住まいだったり、家具を生活の変化とともに買い替えたり、現在では売ったりとこれまた多様であります。
そのときに、大きな重いかさばる家具をその形のママ、移動させるのはとてもとても大変な重労働であったり、窓から出すしかなかったりと困難なことが生じるのであります。

 そういった理由もあるのですが、自分でもなぜかはよくわかりきってないのですが、組み立て分解ができるものに強くひかれるのです。

 だから、日本古来の軸組工法の神社仏閣や古民家や古い農家など大好きなのです。

 前段が長くなりました。
ニトリのHPからその仕組のところを勝手にコピーして使わしてもらいます。



 なるほど、サネをあらかじめ入れておく仕掛けでそこに相手の部材をはめ込むと、そのサネがとびだして嵌まるという構造です。
そのまま読み進めると、なるほど簡単で丈夫そう。

 で、はたと疑問が。
分解はどうなっているんだろう。
分解の「ぶ」の字もありません。

 同様の疑問を持った方が、ブログでアップしていました。
どうやら一度組み立ててしまったら、分解はできないのようなのです。
それじゃぁ、ダメじゃん。

 ゴミ出しで分別収集しているからというわけではないけど、今の時代、いかに分解できるかが重要なんです。

 これじゃぁ、購入しないな。

 ちなみに、現在は組み立てジョイントが実に様々なものが販売されていて、
これらをどう組み合わせて使うかを考え、家具の設計デザインを考えることは楽しいひとときであります。



2020年4月14日火曜日

ジャムスプーン2

 先日、端材で3本のジャムスプーン制作を投稿したが、
さらにその端材でもう3本作った。
われながらケチくさいともおもうが、素材の徹底活用無駄排除である。



 ジャムを求めにスーパーへ行った。
以前はフランス製のボンマモンの各種ジャムがあったのだが、ときは流れ
デンマーク製のFynboというメーカーにかわっていた。
安い。
この画像のママレードが300円弱。
味もまぁまぁ。

 このジャムスプーンは普通のスプーンにある凹みがない。
この凹みはbowlというらしい。
お好み焼きなどのヘラみたいになっている。

 とても使いやすい。
もともとジャムなどは粘り気があるので、この凹みは不要だし、
かえってここにジャムが残ってパンなどに塗りきれない。

 まとめて作ってみることにする。


2020年4月13日月曜日

「江漢西遊日記」の簡潔まとめ その3

 寛政1年1月25日岡山より、大阪・京都で羽根を伸ばし、それより中山道経由で4月13日江戸は自宅芝神僊坐に着いたのは八つ時過でした。











おしまい。

2020年4月12日日曜日

「江漢西遊日記」の簡潔まとめ その2

 天明8年10月4日飯塚より、長崎に滞在し、
九州をあとにして、寛政1年(1789)1月24日牛窓まで。












 生月島に30日滞在し、漁師町の浜の正月の様子や鯨漁の話がおもしろい。

 1789年といえば、フランス革命のあった年です。
異常気象が革命や変事出来の原因のひとつとされますが、ここ九州でも雪や雨など天候の乱れが記述されています。





2020年4月11日土曜日

「江漢西遊日記」の簡潔まとめ その1

 2年前エクセルで表形式にしてまとめたものです。
最初はほとんど毎日天候が記されていたので、それを抜き出そうとしたのですが、欲張って他の項目も記しました。












 表にしてみると、どこで何をしたか考えたかがよくわかりそれなりに旅の概観がながめられるものです。

 日記には挿絵なども豊富で、それを記入できなかったのが心残りです。