2018年11月30日金曜日

中新田 竹中製作所の牛刀

 旅行したときにお店で直接購入したのは18、9年前か。
宮城県は中新田の竹中製作所のもの、買った当初は高いとおもったが
今になってはとてもよいものを格安で購入したとおもっている。



 それまで研ぐこともなく切れ味もさほど衰えることもなかったが、
さすがに研がざるを得なくなった。
研ぐのは鉋、ノミなど普段研いでるので問題はない。



 とても簡単に砥石での往復も回数が目に見えて少なくてすむ。
切れ味は復活した。
玉ねぎもトマトも、包丁の自重だけで切れる。

 竹中製作所が左うちわなら心配ないが、
そうでなかったのなら老婆心ながら、なんとか素晴らしい技術を後世に伝えていってほしいと願わずにはいられない。


2018年11月29日木曜日

カマキリ卵 その2

 2,3日、卵の見張り番をしていたカマキリはどこかへ行ってしまった。
この卵、茎についているとおもい、茎をひっぱてみたら
家の土台のコンクリートの部分にもしっかりとくっついてる。



 今度はピントを丁寧に。
新鮮なのか、まだ濡れた泡の感じが漂っているな。

2018年11月28日水曜日

パンジーとminiシクラメン

 生産者直売所へ買いに出かけた。
自宅から往復20kmちょうど。
いつも買ってる髙橋南京豆屋さんの向かいにあります。
南京豆を買いに行っててこのパンジー屋さんを知りました。



 色とりどり、シクラメンもきれいなので購入。
パンジーは一鉢90円、シクラメンは300円?もう少し安かったかもしれません。



 パンジー8鉢、シクラメン2鉢買ったら、おまけにパンジー2鉢持っていっていいよのサービス。



 しめて1200円也。きれいなのがお安く気持ちよく買えて幸せです。



2018年11月27日火曜日

猫 大手術

 こいつとはもう10年近くの付き合いになる。
生まれも育ちも知らぬ。
来たときはもうこんなふうだった。
じじいのわたしは十分老け込んだが、こいつは来たときからちっとも変わらぬ。

 しかし、最近よく落ちるようになった。
診断したら坐骨と大腿骨の相当な部分を切除しなければならぬことが判明。
このままだと余命30年だが、手術をすれば余命は楽に100年は保証する。

 手術前である。



 術式は、全身麻酔大腿骨坐骨鋸大胆切除。
かなり大きく余裕を持って切除した。
なお切除中、新たに病巣発見のため予定より大きく切除した。
これ以上の浸潤はないと思われるので、余命はさらに50年伸びるだろう。



 全身麻酔でまるまって熟睡していたが、大好物のイワシの缶詰をカンカン耳元で鳴らしたら目をパッチリさました。無理やり座らした。
術後は落ちる心配もなくなり安定そのものである。




 表情も柔和である。



 あとは、感染症が心配であるが、じっとしているのは得意だから
順調な回復が期待できはずだ。

これにて手術完了。



2018年11月26日月曜日

カマキリ 卵

 うーん ピントが前ピンになってしまった。
どうもこの写真機はササッと扱うことができない。
以前の一眼レフだったら何でもないことだったのにな。

 この卵はこのカマキリが生んだものか。



 聞いてみたがうんともすんとも、じっとしたままだ。


2018年11月25日日曜日

ニトリ ダイニングチェアーロレイン2

 いやいや驚きました。
「お値段異常(漢字変換のままだとこうなったがこれはこれで正しい)、お値段以上♪ニトリ♫」
宣伝文句を超えている。

 この椅子です



 実家の整理で、もったいないので引き取ってきて、あちこちひっくり返して調べたらニトリ製品でした。座面の裏側の画像。



 椅子を制作したり、好きな方はすぐにわかるとおもいます。
座面の枠が変形台形で背板側は湾曲しています。座面の固定は駒止と四隅は基本に忠実な固定方法です。よくある金具を使っていません。この加工がどれだけ難しいか、どうして大量生産の椅子にこんな複雑な製作工程を入れたのか、???です。もっとも3DのNC加工でやれば大量生産は可能ですが歩留まりはきっとそれほど良くないはずです。こんなデザインなので他の部分も直角に交わるところが極端に少ない。



 これほどの複雑な加工部分を含む椅子が税込みで¥12,240円。
驚嘆価格です。しかも保証年数5年。恐るべしニトリ。
素材はタモ・合成皮革。

 残念ながら、塗装がよくありません。手抜きというわけではなく、仕上げがきちんとされてない。
DIYが好きな人は、自分でサンドペーパーかけて、適当なオイル仕上げをすれば見違えでしょう。

 手元に楠の一枚板があります。この椅子の座面を余裕でとれる大きさです。
そして都合の良いことに、反ってきているのですがその反り具合がお尻にちょうどよいのです。
板座にしてみようかと心が動いています。


2018年11月24日土曜日

欅のお盆制作 その4

 一回目のオイル塗装までできた。
二枚とも素直な木目のところではなく、コブに近いところで硬かった。

 こちらは30cm✕40cm、ビットの跡が削り取れなかった。



 こっちは30cm✕35cmくらい。これでも頑張ってビット跡を取ったがこの辺が限界。
余程、名栗仕上げにしようかと迷よいながら、ゴシゴシ削り落としたが落ちてないんだな。



 2枚とも目が素直ではないので、プレナーがけしても逆目や春目(春材)のところはひどくボソボソと穴状になってしまう。勿論欅の木質によってはなったりならなかったりです。

 そのような部分は、もうちまちまやってゆくしかありません。
今回は、ノコヤスリが活躍した。

 扨、二回目はオイルを塗ってすぐに240番で仕上げる。様子を見て3回目を塗る。
いままではビット跡はスクレーパーでたいていきれいになったんだけど、今回の跡はなんか憂鬱。



2018年11月23日金曜日

道刃物工業 面裏彫り&カトラリー細工のみ 購入

 こんなふうに配達されてきた。
日本郵便、クリックポスト。いろいろあるもんだな。



 右の花柄模様の箱に入っていた。



 面裏彫り18mm



 丸スクイ15mm



 すぐに使ってみたいのだが、お盆が終わらないとできんな。
使用感は後ほど。


2018年11月22日木曜日

欅のお盆制作 その3

 外がそろそろ暗くなってきた。
ルーター底面を支えるために、掘った深さ程度の厚さの板を両面テープでとめる。
定規を当てて、水平になっているかをおおまかに確認する。



 順繰りに要領よくすすめれば、補助板は一つだけですんだはずだが、もう一つ追加して底面を支えねばならぬ羽目になってしまった。情けぬ。



 外はもう真っ暗だ。
なんとかすべてを開拓しきった。




 畝が目立つが、このくらいなら大丈夫。
十分ならせる。
この工程ででた削り粉。深さが8cmある。削り粉の山の斜面がねじり上がっているのは
缶の中でクルクル回ってトルネードしている跡だな。




 次の日、ノミをスクレーパー代わりにせっせと平らにする。
サンダーもかける。



 まだ完成ではないが、もう一枚掘るので、この板はここまで。

つづく


2018年11月21日水曜日

姉 JALで帰国

 姉は年に数回、フランスと日本を行き来する。
フランスに長いこと在住しているので、歳とともに体力的にもそろそろこんな生活は無理になるだろう。

 彼女はそんな道中、機内では飲食物は機内サービスのものはほとんど手を付けず、自分で持ち込んだものをつまみながら、映画や読書や惰眠で過ごす。

 今回、珍しく機内で過ごした様子をメールで知らせてきた。
数週間前に日本に到着してすぐに羽田空港で腰をやってしまった。

 帰国するにあたって、腰はいくらかマシになったが、いつも持ち帰える物欲には逆らえず
通常よりは軽くしたとはいえ、やはりそれなりの重量があったようだった。

 羽田のチェックインカウンターで、フランスに到着してからのその荷物のターンテーブルでの回収補助をお願いしたらしい。

 シャルル・ド・ゴール到着後、ターンテーブル脇には担当職員が名札をかざして待っていてくれ荷物をおろしてくれたそうだ。良いサービスだな。

 機内では腰の補助のためにクッションも5個いたれりつくせりであったそうな。
また席は2席のところを予約してあったが、隣は開けておいてくれた。
JALのサービスはやはりすごいと、めったに褒めない彼女が感激していた。
腰が痛いから、人の情けが身にしみるのだな。

 自分で持ち込んだ干瓢巻とジンで出発を祝った。
食事は親子丼かハヤシライスの選択で、後者を食べ、味が良く、ご飯は残したがサラダと一緒に楽しめた。
途中のおやつはパスしたが、再び残りの干瓢巻と赤ワインと味噌汁で楽しむ。
到着間際の昼ごはんでは、なんと吉野家の牛丼で生姜と卵もついていてうるっとしたが、ご飯は半分以上残してしまったそうな。

 予定到着時刻を1時間以上も早く着陸した。良いフライトだったとある。

なお、彼女は夫と、明後日金曜日から15日間のモロッコツアーに出る。
その前に腰の病院に行くと言っていたが、ドクターストップがかかるかどうか。

 マラケシュでのんびりするとかいてあったが、行ってみたいものだ。


2018年11月20日火曜日

欅のお盆制作 その2

 ルーターの底面が支えられる程度まで、スペーサーを調節して削る。
このとき、周囲のお堀より深く彫ってしまうと仕上げが面倒なので、ほんの少しお堀より浅く掘る。



 これが限界の巾くらい。



 左側も同じように掘ると中央に見事な台地が完成した。



 次はこの台地を開拓して平地にする。

つづく


2018年11月19日月曜日

欅のお盆制作 その1

 お盆の大きさは、22✕400✕300mmくらい。



 いたって原始的な固定方法だけどしっかり確実。



 ディッシュビットで掘る。
仕上がり深さは8mmが目標なので、周囲を7mm程度まで掘る。



 お堀が完成。
もうこの後はこのお堀には立入禁止になる。

つづく


2018年11月18日日曜日

欅板2枚購入

 息子の引越し祝いにお盆を作ろうとおもい、いつものところで購入。
白太部分は虫に食われている。
しかし、赤身はコブの部分で硬い。



 厚さが32mmくらいあり、お盆には厚すぎる。
22mmまで薄くしてもらった。
店主はプレナーの刃を心配されていたが、申し訳ありませんでした。
無理言ってやってもらいました。



 昨日木取りして、長方形にした。
さて、どうやって彫るか?
10年近く前に、今使っているお盆を彫ったのだが、
どうやったか忘れている。
うーん・・・。


2018年11月17日土曜日

花盗人

 お隣さんの庭に咲いている。
日が傾き始め夕方になる前の日差し、逆光できれい。
散歩するたびに気になっていた。



 これも花盗人か!?

2018年11月16日金曜日

chip on one's shoulder

 タモリ倶楽部 空耳アワー より。
空耳 ⇒ チンポ白いんだ。(chinpo shiroinda)

 投稿者に敬意を表します。

2018年11月15日木曜日

お玉の取手を交換

 お玉の取手を交換した。



 以前、一度抜けてしまって、楔を入れて直した。
しかし、もう限界。



 スプーンを作ったときの欅端材を加工。
ステンレスの厚みがきつく入るくらいに切り込みをいれる。



 押し込んだら、一緒にドリルで穴を開け、竹串を叩き込み表面をならして修理完了。



 木口の丸い金属の冠を入れる加工がめんどくさいな。
使うのをやめようかとおもったけど、頑張った。

 こういった身の回りのふだんなら捨ててしまうようなものを
修理して再び使うことに、なんか小さな幸せを感じるんだな。


2018年11月14日水曜日

組み立て式 囲炉裏

 現在の家を新築したときに棟梁から頂いた囲炉裏です。
地元の材木、欅・檜のみです。
仕上げはわたしが行いました。

 しかし10年間使う機会がなく手放すことにしました。
記念の品物なのでこのブログに記録しておきます。

 4つに分かれます。底の耐熱板を入れれば正しくは5つ。



 天板をかぶせます。これが重い。20kg以上あります。欅です。割れがあり、チギリを4箇所入れました。81cm✕90cm。厚さは55mm。



 銅製の灰入れを入れます。灰が不要ならそのままでOK。



 餅ののし板みたいな小さい天板をかぶせます。
ここにIH調理器具をのせれば焼き肉でもなんでもできます。
この深さは36mmしかないので、調理器具を入れっぱなしはできなさそう。
約375mm✕約375mm。枠は欅。底板はベニヤ。



 蓋をかぶせます。材は欅一枚板。
普段はこの状態にして使用することになります。



 角度を変えた画像。



 高さは約330mm。ちゃぶ台のように座って使ってもいいけど、椅子に座って囲んでも使えるはず。
天板に段差が出来てしまうけど、中華の廻るテーブルと同じで慣れれば問題はないとおもいます。

 10年前のことなんで、不確かだけどオスモで仕上げた記憶がある。
底の足には虫穴がたくさんあるけど、すべて巣立った後なので大丈夫(なはず)。
欅は棟梁が立木の原木を製材したもの。
側板4枚はすべて檜。

 いただいた当初、四角の台は使わずに脚をつけようと欅の角材を付けかかったが、現在のテーブルを別途頂いたので中止。なので押し入れに長く入っていたのです。

 買うとなったら高いだろうな。
体力的にも動かしたりすることが困難になってきたので、手放します。


2018年11月13日火曜日

母 老人ホームへ入居

 昼前に母が老人ホームへ入居した。
老人ホームの近所で迷子になって、着いたときには既に母は自室のベッドにいた。

 だいぶ痩せてしまったが、まだまだしっかりしている。
98才と6ヶ月。
兄が毎日かよって世話していたのだが、もう一人暮らしは無理とのこと。

 新しい環境になれることを祈るのみです。

 入居に際しての、母の病気などの履歴を見たのだが、
昭和17年に腸チフスとあった。今ではその患者を見たことのない医者はほぼ100%かも。
驚いたことに血液型がAB型に変わっていた。以前はA型だったはず、輸血をすると変わることがあるらしいが。

 昼食は完食し、午前中の移動で疲れたのだろう、われわれを追い出すように
「じゃあ、元気でね」と昼寝がしたくてたまらい様子だった。


2018年11月12日月曜日

第17回西川材フェアーに出店

 昨日11月11日日曜日、テントの半分に出店させていただいた。



風もなく暖かい1日、人出も多くとても賑わった。
昨年は冷たい風が強く、手がかじかんでしまい、お金のやり取りにも困ったものだった。
今年は閉店時間まで冷え込むこともなく、昼間はひたなボッコ気分で通り過ぎてゆく人たちをみているだけでも楽しい。

 今年は小物木工品いろいろ、買ってくださいました。ありがとうございました。
記録はとらなかったので、思い出しながら記してみる。

カッティングボード。どうしてこんなに安いのですかと聞かれた。

 本音をもちろん伝えました。
このようなフェアーのときには特別価格であること。
手抜きというわけではなく、入念な仕上げ加工は行ってないこと。
持参した小物木工品の材料費程度が回収できれば十分なこと。
何よりも身の回りに日常的に木工品を使ってもらいたいこと。
普段使いの木工品の中には美しい木目や輝きがあり、美しいなと感じてほしいこと。

ピザプレートは手にしてくれたが、このくらいの大きさでお盆上になっているものを探している方。普段の食事でつかうらしい。今度作ります。

初老の御婦人からゴミ箱は作ってないのでかと聞かれた。プラスティックなどのホームセンターで売っているものは家の和室に合わない。和室に合うようなものがほしい。なるほどです。

長い靴べらが3本、中くらいのが1本売れた。
靴べらを購入する人はほとんど同じように店にやってきて、悩まずに手にして、コレくださいとなる。ほしかったものがあって即買いする。うれしいね。
今回は買った人みなさんが言っていたことは、長い靴べらを探していたこと、同居している年寄りが腰を曲げなくても靴を履きやすくするため、です。

 おせっかいながら、長い靴べらは履くときは勿論、靴を脱ぐ時にも使うと便利なことを説明しました。脱ぐときに靴の外側のかかと部分をこすることがなく脱げます。靴がいたみません。

他に売れた小物品々。
菜箸。
印鑑入れ。1本入れと2本入れのもの。
印鑑挿し。
名刺入れ。

 良い1日でありました。


2018年11月11日日曜日

元と末で木表と木裏が逆になっている その3

 SketchUpで簡単な枝分かれ部分の模型を作成してみた。
こんな位置で切り取ると、左側が木表。



 同じ断面をひっくり返してみると、右側が木表になる。



 実際の樹木を散歩がてら探してみた。
近くの公園にケヤキのうってつけの枝分かれがあった。



 製材の仕方で、このような切り方を避けることは可能だが、
上下木口が木表木裏逆になってしまうような切り方もそれほど難しくなくできる。

 しかし、このような切り方は、板材として均一な反り方をしないだろうし、鉋がけのときにも困ることがあるかもしれない。昔から避けられてきた、または素人の切り方などとしてきたのだろうか。熟練した材木屋・製材屋さんにきいてみたい。


2018年11月10日土曜日

元と末で木表と木裏が逆になっている その2

 このエンジュ板は同じ丸太からのものを6,7枚購入している。
ふと思い出して、すでに加工してしまったものを確かめると、
ありました。

1つ目




2つ目




3つ目




 木の面は順目逆目が混在してはなく、一つの方向の目になっていて、問題はない。
加工してしまったなかで、まだ他にもありそう。

 樹木は枝分かれするのが当たり前のことだから、枝分かれ付近を板材にすれば
こんな部分もあるだろうということはわかる。
ちょっと考えてみた。

つづく