ずっと前から、板の反りを活かして創ることを考えてきた。
ひとつはお皿など。
このお皿、もう何年も朝のトーストをのせて使用しているが
まことに具合が良い。
自分でもカッティングボード・ピザ皿・パン皿など皿状のものを作ってはいるが
この自然に反った薄い板材のものが、最良である。
制作側としては、あまりに簡単・単純で利幅がない。購入側としては「ただの板」。
とても双方、受け入れられぬものなのだろうな。
もう一つは、椅子の座面。
これ彫るのは大変です。
反っている板にお尻をのせるとほとんどの板が
なんともケツに優しい。
反りそうな欅の板で簡単な椅子を作り使用しているが
豈図らんや、期待通りに反りがすすんでくれない。
まぁこんなこともあるか。
良いカーブで反った楠の板がある。
これを座面にして椅子をとおもっておる。
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