2018年5月31日木曜日

シンデモラッパヲクチカラハナシマセンデシタ

だったのは、木口小平。



 こんなこと知っている人はもう少数派だな、きっと。


 コケテモスマホヲハナシマセンデシタ。

 これなら、日本中どこでも、お目にかかれそうな気がするぞ。




2018年5月30日水曜日

2リットル空きペットボトルの使いみち

 2014年2月が賞味?期限3箱(2リットル×6本×3箱)を交換した。



 5年や10年くらい何ともないはずなのでそのままにしてあったのだが、
予期せぬ出来事でこの水を使う羽目になったときに、
10年物を飲んで腹を壊したのでは笑えぬし、
他所様にあげても、もらった方も困るだろうと
急におもいたって同量分を買い替えた。

 そのまますててはバチが当たる。
ふろ水・トイレ・・・と悩んだが、植木の水やりに使うことにした。

 空きペットボトルが増えてゆく。
そのまま捨ててはバチが当たる。
これはすぐに思いついた。
米を入れて冷蔵庫に貯蔵すれば、米の劣化がすすまなぬと考えた。



 漏斗をつかって入れれば大した手間はかからぬ。
一本で12合入った。
ということは、5kgの米なら2本と3本目が半分強で収まりそうだ。
冷蔵庫の場所はそんなにとらない。

 しばらくはこれで使い心地を試してみることにする。


 今日はご飯を炊く日だった。
5合をペットボトルから出す。
おっ、やりやすい。
よさそうだな。


2018年5月29日火曜日

風呂桶掃除モップを買った

 10%引きで1146円也。




 帰宅後すぐに水だけで落ちるとあるから試してみた。
う~ん、落ちてるような落ちてないような・・・

 ツルツルできゅっきゅっと音はしないけど、
ザラザラ感はなくなったような気がする。


 風呂に入った。
あれ、ちゃんと汚れが落ちている。
風呂洗いをいい加減にしたときのような、ザラザラ感がないな。

 まぁ、しばらく使ってみないことには、わからんな。


2018年5月28日月曜日

TOTO ロータンク手洗い金具

 使い始めて9年3ヶ月。
丹念に手入れをしてきたはずなのですが、こんなふうになってしまいました。



 ねもとのところは、こんな感じ。



 昨日もせっせと水ペーパーなどで手入れをしたのですが、これ以上は無理です。

 水回りはピカピカ光るメッキ処理の器具がほとんどです。
水道水のカルキ成分でちょっと手入れをしないと必ずこうなります。


 ピカピカの器具はすぐに汚れますから、
なんかあのピカピカが脅迫的におもわれて、あまり好きではありません。

 だから新築する時、この家の水回り器具は、梨地処理してあるようなのを探したのですが
普及品ではありませんでした。
金属では普通に梨地処理してあるのがあるんですけどね。

 付け替えるのが一番というか、それしか方法はない。
でも、また同じくらいの年月が経てばこうなる。

 TOTOさん。
なんとかしてください。

2018年5月27日日曜日

「泉光院江戸旅日記山伏が見た江戸期庶民のくらし」 を読んだ

講談社 1994.5
石川 英輔 著

 石川氏がこの本を執筆された経緯をあとがきで述べられている。
「歴史の中の江戸時代」速水融 著 の中で、宮本常一氏の泉光院日記の話が発端となり、
8年以上を費やし出版された。

 わたしもこの本を手にしたのは、おなじである。
まぁ、わたしの場合は原本にあたらずに、石川氏の執筆によるものとなったのだが。

 200年も前に、すごい人がいたもんだとおもう。
60歳近いというのに超人的な体力脚力、立山・鳥海山・富士山など難なく登頂を果たす。
6年と2ヶ月、ほとんど農家や庵に泊めてもらい、托鉢をして生きてゆく。
その間、一度も野宿しなかった。
 泊めてもらったところでは、夜になると旅の話や、
ときには四書五経を講じたり、土地の修験者に様々な秘宝を伝授したりしている。
また連歌や茶道華道弓道など守備範囲は広い。
俳句が日本の津々浦々に浸透している様子も改めて驚いた。

 スーパーマンに四書五経を講ずることはできまい。
200年前を生きた泉光院は、スーパーマンを超えていたな。


 許可なく泉光院の足跡地図を載せてしまうが、お許しください。



 この足跡、五街道などのいくらか整った街道を歩いたのではない。
街道筋では托鉢の結果がよくないので街道からそれたところや、
泉光院自身が悪路難儀したと記した高低差のある山道であるとか、
いずれも歩きづらいような道の連続の足跡である。

 足跡だが托鉢経路跡といってもよかろう。
そしてそれら街道では、お遍路や札所めぐりなど諸国行脚している様々な人達と会う。
途中の関所や番所の様子も愉快だ。

 司馬江漢が西遊日記で歩いた街道を数年後に歩いたようなところも部分的にある。
江漢も百姓農民にいつも温かく優しくよりそい、文章にもそれらがにじみ出ている。
しかし、泉光院とは立ち位置というか、仰角俯角の角度が異なり、二人の日記で目線が重なるところがない。

 200年前の貧富にかかわらず百姓農民たちのやさしさあふれるふれあい、
泉光院の人柄ももちろんあったのだろうが、それらがたっぷりつまった日記、
200年後の現代でも伝わってくるな。


2018年5月26日土曜日

アマリリス こんなに咲いた

 花が咲く茎が今年は3本も出た。
1本目は茎を取り巻くように満開をすぎてしおれてるものもある。



 2本目は2つ咲いて、あと2つがこれからか。



 3本目の茎がうまくとれなかった。
咲いたら撮ってみよう。



2018年5月25日金曜日

SketchUpを無料で使用する

 SketchUpをFreeで使う方法が今ひとつはっきりしません。
結論から記しておきます。

 SketchUp MAKE 2017 Pro評価版 をインストール後
30日間使用後は LayOut と Style Builder は使えなくなりますが
他の機能はそのまま無料で使えます。

 なので、SketchUpを無料で使用したい方は、
以前のSketchUp8をインストールしなくても、最新版の評価版をインストールして
そのまま使い続ければよいだけのことになります。

 なんでこんな簡単なことが、発売元から発表されないのか不思議です。
またネットでググっても、このことに関する記事がとても少ないのです。

 一連の流れはこんな感じです。
まずインストール後。





 30日間使用後。






 普通に使えます。



 でも、この両側の二つの機能は使えなくなります。



 今までSketchUp8を無理やりインストールしてきたけど、
最初からフリーで使えるのがこのバージョンだけになってしまったこともあったのでしょう。
最初から最新バージョンでもフリーで使えることがわかっていたら、
これにこだわる必要はまったくなかった。

 もっと価格がお手頃ならば、年金生活者でも買えるんだけどな。


2018年5月24日木曜日

勝海舟と西郷隆盛 を読んだ

岩波新書 新赤版
岩波書店 2011.12
松浦 玲 著

 勝海舟が晩年、西郷隆盛の名誉回復をひたすら願い行動したことがよくわかった。
勝海舟は上野の西郷さんの銅像の除幕式に立会、翌年に亡くなった。
執念を感じるな。
それとも、やりきってホッとしたか。

 勝海舟も含めて、その周辺の人達の文書類を精査吟味しているのだが、
わたしみたいなせっかちな人間にとって、それらの部分がまだるっこく冗長だった。
書きたいことの要点をすくえば、半分くらいの量になるだろう。
経緯などより詳しく読み込みたい人は、補足として
巻末などに記してほしい。

 が、巻末は巻末でたっぷりと補足がある。
興味がないので一読もしてない。

 二人がのこした文書類に興味のある人が読む本なのかな。


2018年5月23日水曜日

「犬の日本史」を読んだ

人間とともに歩んだ一万年の物語 吉川弘文館 2012.7
谷口 研語 著

 犬については断片的な雑学があるつもりです。
その隙間を埋める、日本書紀・古事記・徒然草など古代・中世の書物にあらわれる
犬そのものや犬があらわれる神話のたぐいは参考になりました。

 本書の構成が時代順に記載されているのが、とても気になりました。
日本史というとすぐに当たり前のように縄文弥生古墳古代中世・・・と時代順に並べる。
わたしはあれ大っ嫌いなのです。

 文章の組み立てが散漫に感じました。
故事にあらわれる犬を引用するのはよいのですが、
それが今この時代のどこにあらわれまた隠れているか、つながっているかまでを記述しないと
引用文を読んで、ふーん、で終わってしまいます。

 鷹狩と犬の関係・犬を食い、犬に食われていた・外国人の見た犬など興味深いはなしはたくさんあるのですから、章立ての順番をかえるとか、古い文献を最後の補足にまとめるとか工夫があるはずです。

 もっとおもしろくできる本なのに、もったいない残念な本になってしまいました。

2018年5月22日火曜日

日本史再発見 板倉聖宣 著 を読んだ

 板倉氏の著作には、若かりし頃より、長いこと親しんでいます。
「模倣の時代」「歴史の見方考え方」その他小冊子たくさん、どれもグイグイ読み進むことができる本たちです。

 この本も同様で、江戸時代は1720年頃が前後半の分かれ目になり、それはなぜか。
説得力があり、肯いた次第であります。
と同時に、疑問点もたくさん。


 ひとつぼやっとなんでだろうなと、感じたことがあります。
この本が出版されたのが1993年で、この本は科学朝日に連載されたものに手を加えて出版したものです。なので、内容的には90年前半頃又は90年前後に執筆されたものでしょう。

 本書は江戸時代の人口統計調査を用いて、それを基礎に様々な論考と実証を重ねていきます。
ですから、同様の方法でやはり江戸時代の人口の増減等より社会経済等を見てゆく、歴史人口学という新しい歴史学の分野と重なるところ大であります。

 ところが、本書で「歴史人口学者」という単語がでてくるのは、p.169の一箇所のみで、
歴史人口学者の研究成果や資料に触れることは一切ないのです。
歴史人口学は1970年頃過ぎより出版され始めているので、本書出版年より約20年前のことです。

 本書を執筆するまでに、少なくとも20年弱あったわけで、 
板倉氏ほどの資料を渉猟される方が、速水融氏の歴史人口学について知らなかった訳がない。
また板倉氏は資料の出版元を必ず提示します。
それを頼りに、勉強に励み役立ったこと数知れません。

 お二人の研究姿勢は多分に重なるところがあります。
ある地域や地方または国全体など動向を探るのに、歴史資料の数量的なものを基本にしているところです。
実際、本文は随所で速水氏の「歴史の中の江戸時代」と重なるところがあるのです。
板倉氏がそのことを知らなかったとはどうしてもおもえない。
編集部の方にしても同様です。
なにか吹っ切れないものを感じるのであります。


2018年5月21日月曜日

アマリリス つづき

 こんなに咲いた。



 これがよくあるアマリリスの咲き方なのかもしれないな。



 ユリもこんな風に咲くのを思い出した。



2018年5月20日日曜日

「歴史の中の江戸時代」速水 融 著 を読んだ

 この本を読み終わって、鎖国についての自分の考えがまとまったような気がする。

 それは、
『海外から来るすべての事柄をひっくるめて、それらを閉ざすのではなく
受け入れるひとつの形態であった』と、まぁこんな考えである。
もう一つ、言葉を変えていえば、
『外圧に対する苦し紛れの施策』とみても
いいかもしれない。

 「第11章 大衆化社会の原理」、木村尚三郎・山崎正和・速水融 各氏の対談が愉快だ。
キリスト教布教や宗教、鎖国のこと、その他もろもろの江戸期だけでなく幅広い話題を仕込んだ手毬をくるくる投げ回しているよう。

 この本の対談は2つを除いて1977年に行われている。
ずいぶん前のことになるな。
これら対談の成果は少しは今に反映されているのかどうか、気になる。

 一つだけ自身を持って言えることがある。
江戸時代の印象が変わっては困る、または食っていけなく業界があることだけは確かだろうな。
時代劇がお代官様シリーズや今までの士農工商を前提にした脚本など、みな使えなくなってしまう。刀を振り回し乱暴狼藉をする侍や地面に頭をこすりつけペコペコする百姓たちも、どうなってしまうのか。

 40年以上たってもさほど江戸時代の印象が変わらぬのは、こういった業界の力はとてもでかい。
ジジイは子どもの頃から最初は映画、後にテレビで時代劇に親しんできた。
時代劇の漫画もずいぶん読んだな。
紫頭巾・丹下左膳・鞍馬天狗・白馬童子・伊賀の影丸・銭形平次・・・いくらでもででくるぞ、
最近では鬼平犯科帳・水戸黄門・・・あれ、最近のはあまりおもいつかんな。

 まぁ、ジジイにとって江戸時代とは、とても単純で
つい最近のこと、っていうのが肌で感じることです。


2018年5月19日土曜日

「歴史の中の江戸時代」速水 融 著 を読んでいる  その4

 わたしが子どもの頃、母方の祖父が、埼玉県と群馬県の境近辺から電車に揺られながら
玉子を持ってきてくれたことがあった。
玉子たちは籾殻に大事に包まれてかなりな個数、
モナカでも入っていたような紙箱に入れられていた。それが二箱あったような気がする。

 かさばるそれらの箱を風呂敷に包み、手にぶら下げながら持ってきてくれたわけだが、
横浜駅で下車すべきところを乗り過ごしてしまい、大変なおもいをして育ち盛りのわれわれ孫達に運んできてくれた。

 玉子はそれくらい貴重品であった。


 「第10章 庶民の生活文化」で速水氏の「江戸時代は卵焼きが案外食べられていた」という話題から宮本常一氏が、その鶏や玉子のことにふれている。

○ニワトリは時間を知るためにみんな飼った。
○小型の日本系のチャボみたいのは、必ず一番鳥・二番鳥と啼いてくれた。
○ところが啼くのは1、2年で3年ぐらい経つと時を告げなくなった。
◎そうするとそれを大抵、お宮の森へ捨てに行ったものだった。
○それは食べなかった。
○なので明治の中頃までは、少し大きい森をもったお宮さんはすごいほどニワトリがおった。

 興味深い話はさらに続き、
これ以上詳しくは本を読んで下さいとしてきたところだが、
今回は特別にもう少しつづける。

 速水氏が「卵は生食や否や」とつっこむ。
宮本氏求められた以上にサービス精神を発揮し答えている。
○卵焼きにしている。
○卵を生産するためにニワトリ飼育したのは九州西方で、これは江戸時代かなり早くからあった。
◎それが実は長崎カステラの原料になった。

○もう一つ、伊予が大きな中心地でカステラに似た、中にあんこの入ったタルトがある。
○瀬戸内海の西からずっと九州の西までの北側にかけて、その間に早くから卵を菓子にして食べるという食文化があった。
○その地帯では、卵を売るためにニワトリを飼っている。


 このあと、サツマイモと塩の話になり、
衣食住と対談してきて、最後の住のはなし「小さくても家」へと続いてゆく。

 宮本氏のニワトリは食べなかったという点については、
ジジイの意見は、そんなことねぇだろうだ。
だってみんな食わずにお宮の森へ持っていっていたら、
お宮というお宮がニワトリだらけになっちまうじゃねぇかだよな。

 祭りは頻繁にあったわけだげ、ニワトリだらけだったらお祭りどころではあるまい。
お宮で喧嘩をしようが、逢引をしようが、
ニワトリがしょっちゅうコッコッってないてうじゃうじゃいたら、それどころじゃあるまいよ。

 わたしは幼稚園に入れなかった。
そのかわりよく母の実家であるじいちゃん家にあずけられていた。
思い出しみると、そういえば近所のお宮さんにニワトリが必ずいたな。
あれって、その名残だったかもしれない。


2018年5月18日金曜日

アマリリス咲いた

 これは昨日の画像。
今年は花芽が見えてから咲くのがとても早かった。
そして花芽が沢山ついている。




 家の壁に向いて咲いているのもある。
へそ曲がりか。



 昨年は咲き終えてから、すぐに花の茎部分ごとカット。
適当な肥料をあげた。
そして、春先にまた肥料をあげた。
そんなことが良かったかどうかはわからぬが
ともかく今年のアマリリスは元気そうだな。


2018年5月17日木曜日

「歴史の中の江戸時代」速水 融 著 を読んでいる  その3

 『第6章「鎖国」を見直す』。
 速水氏の研究で、鎖国期の一世帯あたりの世帯規模が4〜5人になったという。
川勝氏が続けて、
○なぜかというと、その規模こそ最も合理的にものが生産できる生産単位であった。
○タコ壺的に日本社会の中で単婚小家族化が進行したのではなく、
○外からのチャレンジがあり、国産化だけでなく、それと関係する世帯の小規模安定化も、
○国際関係の中での日本の対応の現れであった。

トビ氏がこの章のまとめ的なことをバッサリと切り込む。
○明治維新が起こるまでの日本の家族制度も、日本のタコ壺ではなく、国際環境の中で作られた。
○家族制度にまで国際環境が入り込んできている。
○「鎖国」時代と称され続けてきた日本の主流のナレーティブ(語り口)を大幅に書き換える必要がある。
○新しい日本史 ーーーいわゆる「鎖国」時代を通じてさえ、日本は国際環境によって作り上げられてきた ーーー を主流とするナレーティブを作らなければならない。

 この議論の前段は勿論あり、上記の議論と密接に関係する。
○17世紀日本の人口は3倍になる=>都市化が急に進む=>商業化が進む=>貨幣経済が進む=>
今まで海外に輸出していた貨幣需要が国内で急速に高まった。
○17世紀日本は貿易赤字大国=>従来の輸入品をどうしても国産化せざるをえない局面になった
○貨幣不足と国産化

 詳しくはやはり本書を読んで下さい。

 「風が吹けば桶屋がもうかる」とは荒唐無稽な笑い話だが、
江戸期260年間に海外との出入りを著しく制限した時期でさえ、
日本の基幹に関わる諸方面に国際環境が大きく影響しているという結論、
研究者たちの深く説得性のある論理の組み立てに、ジジイはまたしても昼寝を逃した。


2018年5月16日水曜日

「歴史の中の江戸時代」速水 融 著 を読んでいる  その2

 第2章 歴史の物差し 次の速水氏の部分も興味深い。
○戦国武将の多くは城下町をつくらなかった。
○つくったのは信長・秀吉・家康。
○今川・織田で信長勝利のわけは、信長は城下町をつくり、専門的軍隊をもち、集団戦闘訓練をし、烏合の衆の今川を少数でうちやぶった。

○城下町をつくらない=>武士は普段は農村に居住=>集団戦闘訓練はできない=>いざ鎌倉のときだけ集まって闘う。
○片やいざ鎌倉軍隊、一方専門軍隊の大規模な野戦だと、勝つのは専門軍隊。
○それをしたのが信長、引き継いだのが秀吉・家康、それが三人が天下取りになった理由。

○兵農分離をおこなえた事実があったことが要点。
○上杉・武田・今川・毛利・島津はそういった事実のない地域の領主なので兵農分離をやろうにもできない。
○兵農分離ができるかできないかが城下町をつくれるかつくれないかにかかってくる。

○城下町ができる=>非常に多彩な消費物資が要求される、しかも年貢は米と貨幣で納められるので他のものは買わなくてはならない

 そして増田氏の質問に
○兵農分業が起こる以前農民は自己防衛能力があるやいなや。

 速水氏の答えが、核心にせまってくる。
○なぜ、美濃・尾張・三河あたりを基盤にして信長・秀吉・家康が出たか

 とその後の対談もジジイの好奇心は全開となり、昼寝を忘れる。
詳しくは本書を読んで下さい。


2018年5月15日火曜日

AI vs.教科書が読めない子どもたち を読んだ

 新井紀子 著  東洋経済新報社。

 読後すぐにしたことは、
ようやく歩きはじめた子どもを持つ息子へこの本をAmazonでポチッとした。

 図書館で借りて読んでいたのですが、あとがきを読んだらジジイのわたしにできることは少しでも売上に貢献すること。

 わたしがこの本を評価するのは、
現在、世にはびこるAI幻想を吹き飛ばしてくれること、それを科学的論理的に示してくれている。

 コンピューターをすこしでも真面目に学んだことのある人なら、AIが人間を支配するとか
シンギュラリティがやってくるだの、様々なデマに巻き込まれないとおもうのだけれど、
やはりよくわからないこと、理解できないことに人は怯えてしまうんだな。

 この本のテーマである読解力がないとどうなるかということとピッタンコだぶる。


 最近テレビ番組でもどこかの研究所の有名なシンギュラリティ元祖が、さかんに持論を主張していたけど、ありゃ科学者じゃなくて宗教家だとおもった。はなしのいちいちに飛躍がありすぎ
実に論理的でない。

 「第4章最悪のシナリオ」は題名は暗いが明るい。
ひとつだけネタバレをさしてもらう。ゴメンナサイ。
明るい一筋の光とは、
AIとぶつからない分野で、人間は働く。

 わたしも同感で、当面はこれしかないとおもう。
もっと遠いとおい将来はわからんけど。

 機械学習にしろ、ディープラーニングにしろ、ビッグデータ活用にしろ、
AIには「教師データ」が必要なこと、そしてその危険性がもっと指摘されてもよいはずなのに
ちっともなのは、マスコミやコンピュータ業界の策略と怠慢がごちゃまぜになっているんだろうか。

 さきの囲碁や将棋のときにそのことを説明する絶好の機会だったはずなのにな。


 ジジイの真空管4ビットの頭でよくわからんかったのが、
P.198であらわれる「能力値」という単語の意味がはっきりとつかみきれなかった。
読解力のなさを笑われる覚悟で告白しているので、
教会で牧師さんに懺悔告解する以上に真剣なのであります。

 何となく読みとれるのは、
P.198『それから改めて、「どの受検者はどの難易度の問題にどれくらい正解できたか」を分析すると、各受検者の6つの問題タイプごとの能力値がわかるのです。』

 これが能力値の説明ならば、説明文の中に説明すべき単語が含まれているの説明ではなくなってしまいます。
能力値という言葉は、このRTSテストのなかで核心になるものです。
是非、能力値とは何か?という設問にして、その考え方を明らかにしてほしいのです。

 ジジイの将来はあと少しばかりだが
これからのコンピュータ未来を生き抜いていかなければならない労働者諸君は、
コンピュータ操作ができることは必要だろうが、そのコンピュータとダブらない分野で生きてゆかなければならないとは、なんとも皮肉でその困難さにご苦労さん頑張れよと声掛けしたいが・・・
イカンイカン、なんとなく暗くなってしまった。

 もうちょっと、書きたいことがあるんだけど
とりあえずはここまで。

 とにかく、購入して、ここがとても大切なのです、購入して
読みましょう。


2018年5月14日月曜日

カシオがデジカメから撤退だって 困った

 2013年5月に購入したのがこれ。



 デジカメを使っていて一番不満だったのが、
起動の遅さと一枚とって次の一枚のシャッターが押せないこと、タイムラグっていうのですか
これらでした。
ところがこの機種はすばらしい。



 この時期に販売していた、予算内で一番この不満を解消してくれるのがこの機種でした。



 購入後この不満は確かになくなったのですが、
使いにくいのが次のようなこと。

○持ちにくい。
 デジカメはどれも持ちにくものですが、これは特に持ちにくい。
シャッターも押しづらい。
さらにシャッターのすぐ脇に録画用の赤いボタンがあり、
そちらを押してしまうことがしょっちゅうあって、これは設計ミス。
こんなの販売前に操作チェックやモニターチェックをすれば最初にわかるはず。やってないんだな。

○機能の設定が複雑
 これは多機能にしたためにほかならにのですが、
ジジイのわたしにはこんなたくさんの機能は不要で、実際ほとんど使ってない。
メーカーのひとも、使いこなしていないと思います。
さらに設計した人たちも、数カ月たてば、使い方を忘れてると思います。


 わたしの写真機歴はニコンの一眼レフを小学校5年生から、今はFです。
写真というものは、現場でその時の状況にあわせてささっと写真機の絞りとシャッタースピードを選びピントをしっかりあわせる、でシャッターボタンを優しく確実に押す。
それらをほぼ同時に行えるように修行する、これにつきます。

 ところがこれをコンパクトデジカメで行おうとすると出来ないのです。
すべてオートでシャッターを押すだけで良いという状況なら大変に便利です。
ところが撮影対象はいつもそうとは限らない。


 マニュアルモードもあるのですが、いちいちsetから入らなければいけない。めんどくさい。
其他、今までの一眼レフカメラの使い方に近づけるような工夫はあるようなのですが、setから入ることがほとんどで、悲しいかな覚えきれないのです。
ファンクションリングにあらかじめ登録することもできるのですが、豈図らんや、その部分の動きは一眼レフの絞りとして手がおぼえているので、なじめない。



 コンパクトデジカメには、一眼レフ的な使い方のものはなく、本格的な一眼デジカメを選択しなくてはイケないのでしょうけど、あれはあれででかくて持ち運びにくい。


 サクサク撮れることに関しては解決したので、次はデジカメで一眼レフ的な単機能のコンパクトデジカメをほしかったのだけれど、カシオが撤退してしまったことはとても残念です。

 しかし、時期が再来すればまた復活すると予感します。
頑張れカシオ。


2018年5月13日日曜日

2018年5月13日 日曜日の庭

 これから雨になる予報ですぐにでも降ってきそう。
エニシダが満開です。



 今年はやはり寒かったとみえ、去年より10日ほど遅い。
昨年咲き終わってから6,7割大胆に剪定し、さらに雪で枝が半分以上折れてしまうという状態だったけど、丈夫なもんだ。

 アマリリスも蕾がいくつもでてきた。



 紫蘭やその白いのや、ルッコラの黄色い花も咲いている。



 シロツメクサも満開、これも満開っていうのかなぁ



 道路側にもアマリリスのカーニバルっていうのがあって、
それは、葉っぱは何枚も出てるんだけど蕾がないんだな。
一年おきに咲いているんだけど・・・



2018年5月12日土曜日

100均メガネが壊れた

 セリアだったろうか、便利に使っていたメガネが壊れた。
4,5年は使ったような気がする。

 外出中や運転中でなくてよかった。
オートで写真を撮ると、布にピントがあってしまう。



 こんな風に壊れるなんて初めてのこと。
今度はマニュアルでピントをあわせた。



 細くなっているところに力がかかり、プラスティックの蓄積疲労かもしれぬ。
それに加えて、顔の巾が広いのかなぁ。


2018年5月11日金曜日

古文書学習をもっと

 こんなジジイになってしまってからおもうのだが、
読み書き算盤という教育の中、
読みのところで「古文書解読」をやってほしかった。
中学校からでも、高校からでもよい。

 古文の時間はあったが、古文書も入れてほしかった。
古文書学習というと、中年すぎまたは退職年配者が、公民館で学ぶというのが
昨今の形みたいになってる。

 それはそれで行えば良いことだが、
教育の中に取り入れ、若者にこそ古文書が読めるよう学べる形がほしい。
古文書といったって、いろいろな種類がある。
とりあえずは、自分たちの生活圏の古文書を見つけ読むだけでも
様々な細々とした地域のことや、社会経済状況が学べるではないか。

 なにより日本全国多数存在する古文書が読めないなんて
宝の持ち腐れだ。
古文書の書き手に申し訳がたたぬ。


 古文書の保存にはそれなりに力を入れ、図書館や大学や関係諸機関で保存されているが
気軽に図書館で本を借りるようにはなっていない。
複写冊子で十分なのだからやろうとすればすぐにでもできるはずである。
そして、気に食わぬのが複写物でも無断転載禁止とある。

 どんどんネットで読めるようにどうしてしてくれないのだろう。
いろいろなところの図書館蔵書をかたっぱしから調べてみると、
こういった古文書を持っているという一覧があるだけで、なぜか読めるようにはしていない。
100年以上前のものに著作権云々なんて考慮しなくて結構。


 グダグダ言うのはジジイの悪い癖。
箇条書きにしておこう。

○古文書学習を教育の中で、遅くとも高校で学べるように。
○古文書がもっと簡単に手に入るように、学芸員はより一層努力を。
○古文書の保存保管だけでは社会経済にとって大きな損失。過去に学ぼう。


2018年5月10日木曜日

古文書学習

 ネットで、ジジイのわたしにも古文書学習をへこたれることなく
継続できるHPやブログを探しました。

 よささまが教えてくれるネットの古文書学習講座にこんな物言いは大変に失礼なのですが、
小さな不満があると、他にもっとしっくりくる講座がないか探してしまいます。
しかし、なかなかないものです。

 ところが先月4月見つけました。
ここで古文書を何編かすでに学習してきましたが、わたしにピッタリです。

 gooのブログで
「古文書に親しむ 古文書の初歩の学習」です。
https://blog.goo.ne.jp/danryuhakuun3000ri/d/20110516

 2018年3月で更新がとまってしまっていますが、
ブログ開始早々でアクセス数が数万、現在ではきっと100万を軽く超えているとおもいます。
なので、このブログで古文書学習をしている方は、多数いらっしゃるはずです。


 自分の学習のために、章立ての目次を作成しました。
また、章ごとに冊子のようにファイルを作成してます。

 とりあえずは、章立ての目次ファイル
「古文書に親しむ.html」
をアップしたいのですが、残念、できませんでした。

 ファイルそのものをアップできれば、章名をクリックするだけでその章へとべるのですが、htmlファイルのアップの仕方がわからないので、画像をアップします。





 ブログ作成者の了解はとっていませんが、
ご迷惑等おかけすることがありましたら、ただちに削除いたします。


2018年5月9日水曜日

「歴史の中の江戸時代」速水 融 著 を読んでいる その1

 1977年に著者といろいろな専門分野の方々との対談、テーマは本の題名どおりを10数章に分けてまとめた本。題名どおりでなく題名とその周辺といったほうが正確か。
二つの対談は2000年以降。

 どこから読んでも大丈夫そうなので、デタラメに読んでいる。
序章 勤勉革命と産業革命、終章 江戸時代と現代、第6章 「鎖国」を見直す、
第1章 歴史の中の江戸時代 と読み進んだ。
ここまででも、すこぶるおもしろい。

 それぞれの章の興味深かったところを書き出したいところだが、
それはあとにして、第2章 歴史の物差し、で対談している増田四郎氏が、
正鵠を射た指摘をしている。
「・・・今の日本の学会をみると、歴史学者ばっかりで歴史家がいない、つまり歴史の理論的な分析だけが繊細に議論されていて、全体の絵を一般市民が読んで面白くわかるような歴史叙述のできる歴史家が少ない。・・・そういう問題も反省すべきでしょうね。」

 この部分を読んだとき、ジジイのわたしはおもわず誰もいない庭に向かって「そうだっ」と
大声で叫んでしまった。
図書館で読んでいるとこれができない。
できるような図書館があったらおしえて頂きたい。

 この「歴史叙述」というところがとても大切なのです。
いつかこのブログでも言ったことがあるけど、まさにhistoryが歴史叙述なのです。
historyは途中の経過は省くけどstoryなんです。
それがhistoryだけになってしまって、storyは片隅に追いやられてしまったんだな。

 最近読んだ本で、質も量もたっぷりとこの歴史叙述をしてくれている人が、
渡辺京二氏の「バテレンの世紀」や「逝きし世の面影」シリーズの本たち。

 歴史叙述をしている人たちを、storyを片隅に追いやってしまった人たちは
講談師と蔑むらしい。
そんな人たちはほったらかしにしておいて、歴史の先生方は歴史叙述講談師に磨きをかけてほしい。


2018年5月8日火曜日

宇宙ゴミはライフル銃の弾

 JAXAによると「2010年現在、10cm以上のものが約20,000個、10cm未満1cm以上のものは約50万個あ」るらしい。
そしてJAXAのホームページにはこんな画像がある。



 宇宙ゴミが宇宙船に衝突したり、回避行動はあたりまえのようにしているみたい。
宇宙ゴミのことをスペースデブリというのだが、
小さいデブリの速さは約25000km/h以上になる。

 鉄砲の弾の速さを調べてみた。
おおざっぱに、
拳銃は1300km/h前後。
ライフルは3000km/h前後。

 それなりの対策はしてるとのことだが、
地球の周りには鉄砲の弾丸の10倍以上速いゴミがたくさん飛び回っていることは確かなようだな。
弾幕の隙間をねらって宇宙船は飛んでることになる。
どこから飛んでくるかもわからないだろうから、
怖いな。


2018年5月7日月曜日

この花なんだろう

 場所は日高市横手台グランドの山林のへりです。
写真は昨日、20180506午後。
グランドではサッカーの大会をやってました。

 ツルか蔦か、なんか木にからみついているような植物です。
遠目はこんな感じ、なんかぼけてるな。



 やや望遠にして撮ったのがこれ。



 これを拡大すると、けっこう大きく咲いている。
なんか蘭みたいな咲き方だな。



 この花なんだろう。
画像検索したんだけれど、うまくヒットしなかった。



2018年5月6日日曜日

栗の木仕入れ

 といっても、画像程度のもの。




 昨日は子どもの日。
孫におもちゃを作ろうと急におもいたって、いつものお店に行った。
栗の板は手持ちが何枚かあるのだが、厚さがない。
なのでめざすは、厚みがある栗の木。
量はそんなにいらない。

 店主に聞いてもないという。
勝手知ったるお店なので、あちこち探しまわり、
トタン板の押さえになっていた短い栗の端材を見つけた。

 両側と両端の割れをおとして、おもちゃを作るには十分な材がとれる。
支払ったのは千円。

 なんのおもちゃかというと、今回はお風呂やビニールの簡易プールで遊べる船。
昨年は飛行機を作った。

 さて、完成はいつになることやら。




2018年5月5日土曜日

今年のエニシダ

 昨年咲き終わってから、三分の二以上刈り込んだ。
さらに、2月の雪で枝が中ほどでひび割れ、半分折れた感じになってしまった。

 なので今年は元気に咲かないかと心配したが、
取り越し苦労のようだったな。



 紫蘭も咲いた。



 アマリリスも咲く準備を初めた。



 電信柱の脇でなんとか命をつないでいるラベンダー。



 今日は子どもの日、快晴で気持ちのよい朝だ。
鯉のぼりがすがすがしいな。



2018年5月4日金曜日

入門古文書小字典 柏書房 を買った

 手のひらに収まる大きさ、ハンディ版と帯に書いてある通りでした。
説明文は文字が小さくて老眼鏡がないと読めないが、
くずし字の方はハンディ版ながら読みやすい大きさで、問題はない。



 入門と謳っているが、これ一冊でこの先大丈夫そうだ。
これで定価2800円、安いな。

 それにしても、これだけの字典一冊を作る労力をおもうと
どうしてこの価格で販売できるのかと、
辞書類を購入するたびに考え込んでしまうな。


2018年5月3日木曜日

今日は憲法記念日

 2018年5月3日木曜日。
憲法記念日が雨、の記憶は少ない。
紫蘭が咲き、エニシダも黄色い花を咲かせた。

 昨日の夕刊、「終わりと始まり」で池澤夏樹氏が、
敗戦国仲間で米軍基地を抱えているドイツとイタリアの例を示しながら、
『米国への「異様なる隷属」』の現状を憤嘆している。

 今日の朝刊、「ザ・コラム」で駒野剛氏が、
沖縄・横浜の米軍機墜落の例をあげ、
「米軍機が脅かす 武力で幸せ守れるのか」、
それは「うそくさく思える」と結んでいる。

 1977年9月27日の昼過ぎの米軍機墜落の音は、まだ耳に残っている。
このブログでも以前にとりあげた。

 あれから41年、もう少しましな世の中になるとおもった。
ジジイはさしたる努力もせず傍観者であったひけめもあるが、
しかし、ここまで胸をはった堂々たる奴隷をめざすとは、
これっぽっちもおもわなんだ。

 確かに衣食は満ちたりあふれるぐらいになった。
それらがある程度足りたら、次は国固めだろう。
なぜ舵を自らとらぬ、そして舵をきらぬ。

 沖縄返還のとき、時の首相佐藤栄作は引き上げるつもりだった米軍に
もみてをしながら駐留し続けるよう要請したというはなしがあり、
始末が悪い。
舵は米国にまかせ、せっせせっせと奴隷船よろしく漕ぐのは日本。
なんてこった。

 憲法よりも日米地位協定のほうが上位にあるというのだから、
憲法改正なんかより、こっちが先じゃん。

 国会でなんでこんな簡単なことを、議論しないのか。
与党は右寄りの人たちこそ、なぜ日本の真の独立を叫ばぬのだ。
野党はなぜ憲法より上位ににあるこの協定を追求しないのか。
国会とはそういうところだろう。


2018年5月2日水曜日

macOS マウスカーソルなども含めて画面コピーする最強の方法

 SketchUpでそれぞれのコマンドを実行すると、マウスカーソルがそれらに応じて変化します。
画面上でそれらも含めて画面コピーをしたいのですが、うまくいきません。

 オーソドックスな方法やグラブのアプリでもダメでした。
特別なアプリをダウンロードする前に、
macOSの中にあるものを使ってなんとかできないかと考えていると、
ありました。

 QuickTime Playerです。
これで新規画面収録で録画すれば、すべてをそのまま録画してくれます。
普段から使っているのに何で最初から気が付かなかったんだろう。
おのれのアホさにクラっと気を失いかけます。

 で、その保存した録画をほしいところの画面で止めて、その画面を画面コピーすれば完了です。
この方法なら、プルダウンする画面や右クリックででてくる様々なオプション画面だって
なんだって、画面コピーできます。
これ以上の方法はなさそうな気がするな。

 まぁ、SketchUpのアイコンだけほしいなら、
ここからコピーしたり、



こんな風にしてコピーすれば出来るんだけど、



マウスカーソルとして動くアイコンのコピーはやはり一工夫が必要みたい。

 QuickTime Playerのこの方法はまったくもってめでたいことであります。
めでたしめでたしじゃ。




2018年5月1日火曜日

SketchUp 都道府県別立体グラフ  その3

 おかしなこととは、インポートしたpdfをなぞって白地図を作ったことによるのかと
考えていたのですが、そうではありませんでした。

 SketchUpもともとの仕様でした。
熟練ユーザーはそんなこと今頃気がついたのかと罵倒されるかもしれません。
こういうことです。

 ペイントしてある上下面のPush_Pullで起こることです。

最初に直方体の例。
上面が緑色で底面が桃色の直方体を上下にPull_Pushします。

 上方にPullすると色は緑色のままで通常はこんな感じ。



 下方にPushして、高さがゼロをすぎてマイナスになると
色が緑から桃色につまり底面の色に変わるのです。



 もともとSketchUpがつくる面には裏表があって、
その面を選択し右クリックをすると、「面を反転」があり、
ひっくり返すことができます。



 この直方体の上面でこの操作をすると、上面自体の面が反転するのではなく
直方体の底面が現れます。
面の裏表を反転するのではなく、直方体の上面と底面をひっくり返していることになります。

 これを、平面の長方形で行うと、感覚的には紙の裏表を返すのと同じことになります。
ただ、Push_Pull操作をすると、
上にPullすると表の色に
下にPushしてマイナスになると、裏の色になります。

 長くなりましたが、
日本地図でゼロを基準として
プラスのときは青、マイナスのときは赤などとしておくと、
なんらかの統計図として利用できそうです。