2018年5月14日月曜日

カシオがデジカメから撤退だって 困った

 2013年5月に購入したのがこれ。



 デジカメを使っていて一番不満だったのが、
起動の遅さと一枚とって次の一枚のシャッターが押せないこと、タイムラグっていうのですか
これらでした。
ところがこの機種はすばらしい。



 この時期に販売していた、予算内で一番この不満を解消してくれるのがこの機種でした。



 購入後この不満は確かになくなったのですが、
使いにくいのが次のようなこと。

○持ちにくい。
 デジカメはどれも持ちにくものですが、これは特に持ちにくい。
シャッターも押しづらい。
さらにシャッターのすぐ脇に録画用の赤いボタンがあり、
そちらを押してしまうことがしょっちゅうあって、これは設計ミス。
こんなの販売前に操作チェックやモニターチェックをすれば最初にわかるはず。やってないんだな。

○機能の設定が複雑
 これは多機能にしたためにほかならにのですが、
ジジイのわたしにはこんなたくさんの機能は不要で、実際ほとんど使ってない。
メーカーのひとも、使いこなしていないと思います。
さらに設計した人たちも、数カ月たてば、使い方を忘れてると思います。


 わたしの写真機歴はニコンの一眼レフを小学校5年生から、今はFです。
写真というものは、現場でその時の状況にあわせてささっと写真機の絞りとシャッタースピードを選びピントをしっかりあわせる、でシャッターボタンを優しく確実に押す。
それらをほぼ同時に行えるように修行する、これにつきます。

 ところがこれをコンパクトデジカメで行おうとすると出来ないのです。
すべてオートでシャッターを押すだけで良いという状況なら大変に便利です。
ところが撮影対象はいつもそうとは限らない。


 マニュアルモードもあるのですが、いちいちsetから入らなければいけない。めんどくさい。
其他、今までの一眼レフカメラの使い方に近づけるような工夫はあるようなのですが、setから入ることがほとんどで、悲しいかな覚えきれないのです。
ファンクションリングにあらかじめ登録することもできるのですが、豈図らんや、その部分の動きは一眼レフの絞りとして手がおぼえているので、なじめない。



 コンパクトデジカメには、一眼レフ的な使い方のものはなく、本格的な一眼デジカメを選択しなくてはイケないのでしょうけど、あれはあれででかくて持ち運びにくい。


 サクサク撮れることに関しては解決したので、次はデジカメで一眼レフ的な単機能のコンパクトデジカメをほしかったのだけれど、カシオが撤退してしまったことはとても残念です。

 しかし、時期が再来すればまた復活すると予感します。
頑張れカシオ。


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