2016年11月30日水曜日

原始的アリ加工

 靴べらの凹部分を削るための治具を改良し続けて使いまわしている。
画像のように、長方形の向かい合った短辺側にもガイドを追加した。



 アリ組の片方もなんとか加工できている。
ノコやのみで加工するのをルーターのストレートビットで行っているだけで、
墨線のどのあたりを切るかというのは、ノコやのみと変わらない。
材がケヤキなので、墨線ピッタシくらいがちょうどいい感じになる。
のみで微調整する必要がないのが良いと言えば良いのだが、
どっちもどっちという感じだな。

 まっ、しばらく続けてみよう。

2016年11月29日火曜日

井上陽水さんの旅行

 陽水さんと一緒に旅行をしたわけではありません。
こんな旅行をしていると、昔々ラジオで聴いて
深く印象に残っているお話です。

 「あーッ、最近旅行もしてなかったなぁ〜、どこに行こうかなぁ」
どこかのデパートの紙袋を下げて空港に向かった。
普段は手ぶらだが、今回は本が数冊かさばるからだったらしい。

 空港に到着し、出発ロビーのパネルを見上げる。
「どれにしようかなぁ〜、東南アジアかぁ
うん、イイね。これに一票だ」

 航空会社のカウンターに行く。
「香港経由でビエンチャンに行きたいんだけど、席ありますかぁ〜?」
さほど待つまでもなく、そのまま出発。
機上の人となったのであります。

 空港のパネルをみて、乗る飛行機を決め
駅で切符を買うみたいにして、航空券を購入しすぐに出発。
イイなぁ。

2016年11月28日月曜日

井上陽水さんとスキー

 一緒にスキーをしたわけではありません。
若い頃、よくスキーにいった。
どこのゲレンデだったかは忘れた。

 スキー場には陽水のBGMが流れていた。
何度も何度もずっと同じ曲が繰り返される。
「都会では自殺する 若者が・・・」
この曲のこの部分は滑降するときの曲としては、リズムがあわない。
リフトで上っていくときに、しんみりハァハァしながら縮こまって聴いていた。
晴天で白銀に映える青空のときは、この曲がさめざめと胸に染み込んだ。
曇天で食肉牛のように吊るされたまま天然の冷蔵室のなかを上るときは、
「これから、バラされるんだ。
ステーキや薄切りのしゃぶしゃぶなんかの肉にされるのならイイけど、小間切れはイヤだな」
うつむき雪面をじっとみ続けた。

 次の日にも同じ曲が繰り返えし流れ続けていた。
「行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の町に行かなくちゃ・・・
・・・君に家に行かなくちゃ・・・」
 
 リフトで頂上につき、いよいよ滑り出す。
大きな高速パラレルで斜面を一気に2,3回転で滑るつもりが、
ちょうどこの部分のフレーズになってしまうと、
リズムがひどくズレる。

 後ろからせかされるように、
慌てる理由などまったくないのに、
気づくと、こまかなせっかちそのもののウェーデルンを刻んでいる。
滑り降りて、今しがたの滑りの軌跡を眺める。
こんなはずじゃなかったのにと落ち込む。

 再びリフトにのる。
また食肉牛になって頂上まで行く。
今度こそと固く決心して高速パラレルを始める。
「イイぞこの感じだ。頬を切る冷たい風が快感だ。」
と、滑りが急にウェーデルンになりつつある。
ハッと気づくと、
「行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ・・・」
陽水が叫んでいる。
滑り終わりは、小さなウェーデルンを刻んでいた。
この曲の魔力はスゴイ。

 スキーはやめて、ゲレンデ脇のロッジで
この曲を肴に、ビールをあおった。


2016年11月27日日曜日

井上陽水✕ロバート・キャンベル 『言の葉の海に漕ぎ出して』TOKYO FM を聴いた

 2時間とながかったが、楽しめた。
ずっと以前から、30年前くらいか、少年時代の歌詞で、職場で議論し合ったことがあった。
この番組の中では、期待通り一番初めに話題となった。

 ロバートさんが言う。
「アザミなんだけど・・・」
陽水さんがいつもの調子で
「鬼アザミがあるんだから、風アザミがあってもいいんじゃないかなぁ」
なんとなく、確信のないぼかした独り言のようだった。

 アザミの葉っぱはとげがあって、気軽に触れない。
うっかりさわると、おもわず手を引いてしまうくらい痛い。
なのでアザミというと花より葉っぱの痛さが、最初に浮かぶ。
少年時代を振り返ると、心にチクチクするような痛みなんていっぱいある。

 少年時代の歌詞の意味や解釈なんて、する必要がないとおもっている。


 千昌夫の曲に「北国の春」がある。
1,2,3番の出だしの歌詞はこんな具合だ。
1 白樺 青空 南風
2 雪どけ せせらぎ 丸木橋
3 山吹 朝霧 水車小屋

 舞台で言えば、幕ごとの背景にそれぞれの言葉の絵が大きく描かれている。
単語を並べて、情景をかもしだしている。

 言葉や単語は色や音でもある。
カンディンスキーの絵に色を散りばめ、全体を構成しひとつの世界を描いている作品がある。
武満徹の作品にも同じように音を散りばめて、曲全体を蒔絵のように語らせている。

 演歌には単語を連想ゲームのように並べていって、
様々な感情を表現している歌詞がたくさんある。
主語も述語もない。

 少年時代は名曲だ。
弦楽四重奏で聴いても感動する。
陽水の伸びのある歌声、こちらは本家本元だがやはり感動する。
文法や季語云々などナンセンスだろう。

 この曲を聴いていると
子どもの頃を思い出してしまうことだけは確かだな。


2016年11月26日土曜日

ケヒキ改良 その2

 前回オルファの円形刃18mmを使ってケヒキを改良しました。
それを更に改良したものです。

 前回のはかなり正確にケガくことができるのですが、
ケヒキの宿命である精密な微調整ができないという点の改良です。
コンコン、コツコツとたたいたりしての調整はなくなります。

 画像を見れば、わかるとおもいます。



M4の蝶ナット30mmにオルファの円形刃18mm(刃厚0.3mm)をとおし、くさびナットで締めます。



ロックナットというナットのネジ部分にプラスティックをはめ込んだのもありますが
それでも大丈夫かもしれません。
くさびナットは使うのが初めてです。




 それを竿先端部分にねじ込む(ネジ穴はM3)だけで、できあがりとなります。
ピッチをノギスで調べました。
竿の先端と丸刃の間隔を測定します。
何度か繰り返した結果は、1回転0.7mmとでました。
ネットで調べるとM4のネジのピッチは数種類ありましたが、0.7がありました。
でも0.75かもしれません。
自信がないな。

 蝶ナットは約25mmねじ込んであるので、グラつくことはありません。
蝶ナットの羽根部分が、円形刃の外にでてしまうので、折り合いの付く位置で
ケガかなければなりませんが、それほどの問題でもないでしょう。
羽根を持って回すときに、刃先で指をケガすることのほうが問題です。

 これで、0.1mmの精度を簡単に調節することが可能となりました。
単純で工作も簡単な構造を、このケヒキを作ったとき(10年以上前)から、
ずっと考えてきましたが、ローテクの勝利を味わうことができて幸せだな。
めでたしめでたし。



2016年11月25日金曜日

車のナビ 2016年度秋版地図データ 更新した

 富士通テンのナビ、購入して2年半とちょっと、地図データを更新した。
以前の車についていたナビでは、地図の更新は高価で、
海の上を走ろうが、山中を飛び越えようが、諦めていた。
今回ダウンロード版15120円で高かったが、えいやぁと気合で決断した。
OSX Yosemite版だが、指示通りにすすめてすんなり終了した。
ダウンロードなどHPがよく整理されていて、わかりやすかった。



 この1,2年で圏央道との接続が整備され、それらが地図データに反映されている。



まぁ、地元周辺なので、古いdataでもよかったのだが、
東北道・関越・中央高速・東名などとの接続をすっきりさせたかった。
今後は、更新することはないとおもう。
とりあえずはこれで十分だ。

 初回の更新は14000円、次は7000円、その次は3500円てな具合に 
更新するたびに、価格が下るサービスが提供されれば考えてしまうかもしれない。


2016年11月24日木曜日

11月にこんなに雪が積もるなんて

 ニュースによると、ボクが小学生の時に11月に雪が降った(積もった?)らしいが
記憶にないな。
明け方から降り出したようで、家の周りの積雪は15cm弱ぐらいだろうか。



道路に積もらなくてよかった。
現在14時半、日が射してきた。



 昨日冷凍したおはぎは、美味しく食べることができるかどうか朝ごはん代わりにひとつ食べた。
300Wで2分30秒、おいしく解凍できた。
中心はやや冷たく、他はほんのりあたたかい感じ。
この雪じゃ、宅配に出すのは無理、明日にしよう。



2016年11月23日水曜日

近所のこんにゃく屋さん その2

 昨日の煮物はこんにゃく・ごぼう以外にも
さつま揚げ・ちくわ・大根が入ってました。
今日の夕飯で完食予定。

 注文したおはぎはコレです。
これで1500円なんです。
早速、冷凍しました。



薄茶色のおまんじゅうはサービスでした。食べごたえのあるまんじゅうです。
明日、母へ宅配します。


2016年11月22日火曜日

近所のこんにゃく屋さん

 近所の有名なこんにゃく屋さんで買いました。
残り物だったのでこの量で300円也。


 
 今回はこんにゃくとごぼうしか入っていないけど
いつもは、こんにゃく・人参・さつま揚げ・ちくわ・ごぼう・じゃがいもなど
だいたい3種類くらいの煮物にむいている根菜類が入って500円。

 明日のおはぎを注文しにいったついででした。
餅は臼でつくし、手間ひまかけて量もたっぷりでお買い得です。
草餅なんかもよく注文するけど、旨い。
冷凍にして数ヶ月は大丈夫で、解凍してもできたての感じがするくらいおいしい。

 こんにゃくだって、畑でこんにゃく芋を作っている。
そこからの手作り。
旨いわけだ。



2016年11月21日月曜日

「三訂 木工工作法」を買った

 教科書的な本だが、工作についてよくまとまっている。
あっちをかじり、こっちをかじりという風にして工作を学んできたので、
バラバラな知識をまとめてくれそうな気がする。



 やはり、基本と安全が一番だなと最近改めて考え、身につまされているので、
このような本はありがたい。

 あれはどうやったらいいんだろうと、目的をもって調べることもできるし、
パラパラと好きなところを読むこともできる。
これから先、お世話になる本になること間違いないな。


2016年11月20日日曜日

(丸棒)・八角柱作り治具のこと

 丸棒をまとまった量、作らなくてはならなくなったので、治具を作った。
今までは、必要になたら鉋でコツコツ、4→8→◯と削っていた。
それほど大変ではなく、正確にできていたので、今回も最初はそうしようとおもったけど
面倒くさいので、治具で一気にとおもったのだけど・・・

 のほほんさんのサイトをのぞくと、こんな治具があり早速試した。



のほほんさんはトリマーで10mmのビットでしてたが、
わたしはルーターで12mmのストレートビットでおこなった。
輪ゴムで留めているところが不安だったが、まずは切削開始。

 0.2mmぐらいづつ切削しても音がビビっている。
強く輪ゴムを張っても、やはり無理そうなので止めようとした瞬間、バキッと材があばれた。
自分で言うのも変だが、金属加工のフライス盤や旋盤から切削経験を始めているので
安全第一が身にしみている。

結論。
この方法はあまりに危険なので、してはいけません。

 材はケヤキだったせいか、マキタの12ミリストレートビットの刃の両側が欠けた。
こんな風に刃を欠けさせてしまったのは初めてだった。



 金属でも木工でも、切削は材の固定が90%、少しずつ削るのが9%、残りの1%は機械がやってくれる。
ゴムで固定したのは、材を簡単にクルッと回せるようにしたのだろうが、安直でした。

 二つ治具を作ったうちの一つがこれ。


今回作ったのは、材を挟む切れっ端だけで、両側から挟み込む治具は以前からの流用品です。
固定が大変そうに見えるかもしれないが、それほどでもない。

 ここまでくれば、あとは鉋で削っても丸棒にできるし、
材をクルクル回るような治具を作ればできる。

 トイレットペーパーホルダーの芯にするので、八角柱のままでもいいんだよなぁ。




2016年11月19日土曜日

MacBookPro_2.4_2.2GHz__Late_2007のバッテリーがまた切腹した その2

 ネットであらためて調べたら、やはりけっこうあるようだ。
どうやら、保証期間やバッテリーがへたると、太ってくるらしい。
なので、そのことも考慮して筐体が設計されているらしい。

 なんか、わかったようなわわからないような、なんとも不消化な説明だな。
もしそのような問題をバッテリーがかかえているのなら、
購入時にバッテリー付かどうかを選択できるようにしてもらいたい。

 バッテーリーをつけている状態で最大能力を発揮できるように設計されている機種もあるらしいが
それは変だな。
だって、バッテリーを付けてヘタってくると膨らんじゃうんでしょ。
外すしかないじゃん。
そしたら、能力が落ちるんでしょ。
アップルは何やってるんだかねぇ。

 持ち運ばないノートブックだって、充分に魅力的なんだから
バッテリー付きかどうかを選択できる機種をラインナップしてほしいな。

 バッテリーのリチウムイオンバッテリーを外して、ケースだけを付けているんだけど
軽くていいな。
でも、すぐに電源コード引っ掛けて、電源が落ちた。
こんなときは困るな。


2016年11月18日金曜日

MacBookPro_2.4_2.2GHz__Late_2007のバッテリーがまた切腹した

 これで2回目だ。
両方共に正規品だ。
最初のは、見事にパンクしてくれたので中身を取り出し、ケースだけ記念にとってある。
このケースはそのまま装着して、ゴミの侵入を防いでもらっている。



今回のは、1ヶ月前はなんともなかったのにこんな具合だ。





この機種のバッテリーだけなのだろうか。
ぐぐってみると、結構あるようだ。
アップルはこのような場合でも、交換には応じないとしているくらいだから
実際は相当数あるに違いない。
明らかな不良品なのにな。
まぁ、バッテリー無しで使うしかないか。

 それにしても、こんなに膨らんでしまって、
本体の動作不良か故障をまねいてしまったら、アップルは保証してくれるのだろうか。
バッテリー格納の真上は、トラックパッドだが、心配。

 そういえば、ロワジャパンのも2個ともダメだった。
こちらは返金してもらったから、まぁイイんだけど。
うーん、なんだかなぁ

 アップルに電話してみるか。



2016年11月17日木曜日

マキタ 電気ドリル M609を買った

 マキタ 43型ドリルスタンド A-36712を買ったので、
これにつけられる手頃なドリルを探して購入にいたりました。
間違えてM611を購入してしまい、これは返品です。
ドリルスタンドのドリルをくわえるところの口径が43ミリのものでなければならないのです。
熱心に探したわけでなく、もっといいものがあるかもしれません。

 ドリルを握るところがスイッチで、力のくわえ方で回転数を調節する、よくあるタイプです。
ロックボタンは、最大回転数のところでしか固定ができず、こんな回転数は危険だし必要なし。
スピードコントローラーは持っているのですが、最近の工具ではうまく作動しないのです。

 なのでこんな工夫をしました。
ホースバンドです。68円。
少し口径が大きかったので、ラップを握りの部分側に巻きました。
バンドの口径をネジで調節できるところがミソです。
いつも握った状態になるので、
手元スイッチとセットにして使うことが必要です。



 もっと簡単には、針金を巻きつけたり、
テープやラップをグルグル巻きにするなどして、握った状態にすることは可能ですが、
回転数をコントロールするためには、それらは不便な方法です。

 ネジの部分に回転ノブをはめれば、なおさら便利そう。
これで、簡便ボール盤のできあがり、
めでたしめでたし。



2016年11月16日水曜日

けひきを改良した

 最近、老眼のためか、今までの鉛筆のケヒキでは、ミスが目立つようになってきた。
刃を抜いて、鉛筆をつけられるようにしてあったのを、元通りに戻そうと刃を探したが
見つからない。

 新しく作ることもないので、今使っているうちの一つを改良した。
オルファの円形刃18ミリ替刃を使用した。



それを棹の先端にネジで固定しただけ。



改良という程のことはなく、刃の出加減を調節するために棹をひっくり返したら
ネジ穴もそのままで丁度よく、結局何も加工せずただ円形刃をつけただけですんでしまった。



 早速試してみる。
木目に平行にケヒキすると、木目に負けて線が流れてしまうことがある。
最初は弱くそっと引き、次はその線にのせる感じで引くと木目に負けない。
円形の刃で引くのはどんな感じだろうとおもったが、ローラーを転がしている感触だった。
ブレもなくきれいに引けている。



何度やっても大丈夫だ。
これなら使える。

ノミをのせても、線のところでストンと落ちるというかハマる感触が伝わってくる。
この感じがケヒキの良いところなんだよな。




2016年11月15日火曜日

エジプト クフ王のピラミッドの秘密はこうしてあばく

 大学生の時、フランスに遊学した。
夏の暑い時分、他の観光地には目もくれず、一日中ルーブル美術館は地下にあった
エジプトコーナーとでも言うのだろうか、そこにこもった。
タイムマシンにのった気分だった。
展示物を見ては、そばにある長椅子に腰掛け当時の生活を空想した。
歯ブラシや櫛、「この時代にもあったんだ」、日常生活品が新鮮だった。
ながめ疲れると、また長椅子に腰掛け、うとうとした。
夢うつつですぐに何千年も前にいざなってくれる。

 先日、テレビで宇宙線を利用しピラミッドを透視する番組を見た。
興味深い。
ピラミッドはどうやって造られたか、というテーマは子どもの頃より大好きだった。
映画・テレビ・科学雑誌記事などでそれに関する事柄なら何でも調べた。

 先日のテレビを見ていたとき、子どもじみた着想を得た。

ピラミッドのすべてを知りたいのなら、バラせばよいのではないか。

 現代の建築技術ならば、
クフ王のピラミッドは余裕を持ってすべてを頑丈な鉄骨で覆うこと可能だ。
覆った建屋と同じものをすぐ隣にもう幾つか建てる。
後はクレーンゲームよろしく上から一つ一つブロックを取り除いてゆく。
ブロックの隙間には砂などが多量にあるから、そのつどそれらは吸い上げる。
十年もその作業を繰り返せば、だいたいバラせそうな気がする。
全て調べ終わったら、逆の作業をしてもとに戻す。
気の遠くなる作業で、金額も何兆円かかるかわからないが、
急がば回れで確実だ。

 日本の神社仏閣・五重塔なども、それらの建築物は基本、組んであるだけなのでバラして、
修復し元に戻している。

 何カ国も協力しあって、平和事業としてやってくれないかなぁ。
ガリバーがピラミッドの前の砂漠にあぐらをかき、小さな岩ブロックを指先でつまんでは
隣の空き地におき、一つ一つ丁寧に、ときたまフッと口をとがらし、砂を吹き飛ばしたりして
ピラミッドの積み木をはがしてゆく。
考えただけワクワクする。
プロジェクト名はガリバー。
秘密を知りたい。


2016年11月14日月曜日

NHK受信料の不愉快さ

 受信料そのものも、その徴収方法も納得していない。
が、今は支払っている。

 結婚して、家庭を持ち、子どもを育て、ずっと支払ってきた。
しかし、あるとき国会中継を打ち切り、高校野球を放映したことに腹を立て解約した。
それからは、払っていなかった。

 今年、オリンピック終了後にテレビセットを買った。
そして、受信料を年間契約した。
拒否するつもりだったのだが、病気中で
たまにくる、督促おじさんとの対応が半病人にはつらい。

 督促おじさんの来訪はこれまた、失礼千万だ。
どだいなぜ、いきなり他所の家に来て、家電製品について持っているか持っていないかを
聞かれなきゃいけないんだ。
冷蔵庫があるか、エアコンがあるか、電子レンジはあるか、ウオシュレットあるか、
そんなこと、聞かないでしょ。
テレビはあるかなんて聞かれたって、他の家電と同じで、そんなこと答えたくないよ。
答えなくちゃいけない義務って、放送法で決まっているんですか。

 納得しないで支払うというのは、
気に入らない商品を、強引に売りつけられて買ってしまったのと同じか
それ以上の、情けなさがいつもただよう。
こうして書いているときも。

 NHKはラジオからは受信料はとっていない。
ラジオは国民にあまねく広まっており、いついかなる緊急時にも対応できるようということらしい。
変な理屈だ。
テレビを受信できる機械を所有したら支払い義務があるなら、
ラジオだって、電波を飛ばす仕組みは単純とは言え(そうとも言えない部分はあるが)、
受信料をとればよろしい。
1円だって10円だってよい。全国でラジオ受信機分の受信料は莫大なものになる。

 ずっと昔に調べたことを思い出せば、米国かどこの国か忘れたが、
チューナーに受信料に相当するお金を上乗せするという方法を、
とっていた国があったようななかったような、不確かで申し訳ない。
 しかし、受信料を本気でとるならば、ラジオでもテレビでもこの方法が一番だ。
テレビ・ラジオ電器製造業からの猛反発が怖いのだろうが、
一律に徴収するならこの方法しかない。

 ネットでNHKを見る人たちからも、徴収しようとしているらしい。
盗っ人猛々しいとは、このことだ。
充分に国民に行き渡ったこの道具に対して、
その後を追うように、法律を整備し、お金を取ろうとしている。
そんなことするなら、最初から携帯やPCのテレビチューナーに上乗せをしておけばよかったではないか。

 現行の受信料徴収は、
「NHKの放送を受信できる受信機を設置した者は、
NHKと受信契約を結ばなければならない」
となっている。
見る見ないに関係ない。
これでは、強制加入ではないか。
契約という言葉は、当事者同士が双方納得して締結するものだ。

 こんな乱暴な一文が放送法という法律の中に入っているのだから、
いかに現在の徴収方法がいい加減であるかしれたものだ。
現行のNHKのやっていることは、
普通自動車免許取得者から、車を実際に運転するかどうか、所有しているかどうか問わずに
免許取得料を徴収するようなものだ。
「日本国の道路を走行できる車両運転免許を取得したものは、
日本国と車両運転契約を結ばなければならない」


 (準)国営放送ならスッキリ、税金でまかなってください。
それが無理なら、徴収方法を理路整然とさせ、気持ちよく支払わせてください。


 この文章を書いた後に、新聞にちょうどこれに関係する記事が載っていた。
ちなみに、料金の概要の欄に、
ドイツでは、すべての家庭や事業所から「公共放送負担金」を、
英国ではテレビやパソコンなどを持つ世帯から「受信許可料」を徴収するようだ。
さすがに「契約」という言葉は使ってないようだ。

 どのみち、NHKのやっていることは、中途半端なものが基盤になっているから
何をやっても、どこからでもほころびが出てしまう。
ペタペタとツギハギだらけでダメだな、こりゃぁ。
面白い番組もたくさんやっているのになぁ。


2016年11月13日日曜日

本日の西川材フェスティバルの結果です

 お天気に恵まれ、風もなく気温もほどほどに上がって過ごしやすい一日でした。
販売成果は靴べら1本。1000円の収入でした。
人出は非常に多く、野菜が高騰しているおり、野菜類を販売していたテントは
黒山の人だかりでした。

 お昼に食べた、ハラミステーキうまかったなぁ。
ボクの手のひらくらいの大きさで700円の炭焼き。
普段食べてないものをとおもっての選択だったけど、正解でした。
不整脈が出なくてよかった。
よい日曜日でした。

2016年11月12日土曜日

トイレットペーパーホルダーのロール紙保持方法2通り

ロール紙を支えるには、何通りかある。
トイレットペーパーでなくても、キッチンペーパーでも同じようなものだ。
キッチンペーパーは意外と立てて使っても不便はない。

 昔フランスを遊学したときに、見たトイレットペーパーは笑えた。
巻紙の直径が1m近くあるのだ。
ロール紙は当然、壁掛け時計のように設置されている。
いくら取り替える手間を省くといったて、これでは横着と紙一重だ。
どっちみちトイレ掃除は毎日するのだから、
そのときにロール紙を補給すればよいことと考えるのは、
几帳面な国の人間のせいか。

 しかし、その後諸外国を遊学した。
この手のロール紙が当然のように設置されているのを見て、
これが家庭以外では普通なのかもしれないと感じ始めてしまった。
今でもきっとそうなのだろう。

 書こうとおもったこととドンドンそれてしまうが、
タイなどでは、尻を拭いた紙は便器に落とさない。
便器脇にあるゴミ箱に捨てる。
なので、匂いが漂うわ、蝿がブンブン旋回してるわで大変だ。
下水が詰まってしまうのを防ぐためだが、なんとも中途半端だな。

 小さな島々では、海水に落とすなりして魚の餌にしているところもある。
この方がイイな。

 やっと本題。
トイレットペーパーホルダーのロール紙保持方法は
大きくは2通りに分けられる。
ロール紙の中心を棒状のものを通して支えるか、
両脇が跳ね上がる形状になっているものだ。

 現在ははね上げ式が主流のようだが、それぞれ一長一短がある。
1.はね上げ式
◎ロール紙を下から上への動きで簡単に交換できる
✕そのときに、蓋が上に充分開かなければならない
✕下から交換しなければならないので、ロール紙一個分の空間が下側に必要
✕ロール紙を繰り出すときにカラカラカラと音が軽く、安定感と重量感がない
△それが静かでロール紙を使っているという音がもれないのでよいという人がいるかも
✕自作するとなると、はね上げ部分の造作が大変

2.棒式
◯蓋は上に開く必要はなく(棒の位置によっては少し持ち上がるかもしれない)、
 固定してしまって、上に何かを乗せられるように小皿みたいに作ることも可能
✕ロール紙を交換するときには、棒を外さないと交換できない
◯交換は 正面からできるので、ホルダーの上下空間に制約はない
◯ロール紙を繰り出すときに安定感がある
△自作するのは簡単だが、棒を取り出すためのバネ部分が大変かも

 今まで、両方の方式を使用してきたわけだが、
個人的な好みから、棒形式がよい。
なので制作はしばらくは、棒形式にすることに決定。


2016年11月11日金曜日

トイレットペーパーホルダーをつくった2

 前回はホルダーの軸が棒だったが、今回ははね上げ式で作った。
はね上げ部分は特段何の工夫もしていない。
直立しないようにストッパーをはめ込んであるだけだ。



 それから、壁側の板を、画像のように耳付きにしてみた。
端材を探したらちょうどよいのが見つかり、それを使ったまでだ。
両側は割れが入っているが、強度には問題なさそう。





 蓋は、栗の薄板の端材利用。
蓋の軸部分を削り出してみた。



蓋の軸から壁側板までの距離を縮めることができ、
隙間を目立たなくでき、強度的にも問題なさそうなので、製品版はこの方式にする。
残材をあさったら、松・桂も見つかった。
これらで8個位できそう。



2016年11月10日木曜日

アイロン曲げ木の失敗

 栗板5mm〜9mm厚の曲げ木に失敗した。
緩いカーブのところは良いのだが、rがややきついところはパキッという音とともに割れた。
2回失敗して、原因を調べた。
布を湿らせる水分不足が一番の原因のようだ。
十分蒸らした後も、布は湿っているくらいでないとうまくいかない。

 蒸らしの目安は、
アルミホイルの隙間から、熱をかけている間は、
ずっと湯気が立ち上がってないといけない。
これが一番のポイントです。
これさえ、確認していればたいていうまく曲がってくれる。

 湯気が出なくなったら、ためらわず水分補給をしないといけない。
加熱後、アルミホイルをはがして布が乾いていたら曲げてはいけない。
布をたっぷり濡らして再度ホイルでくるんで加熱すること。

 以上のことを守っても割れるのは、
無理なrで曲げているか、蒸らし時間が不足しているか、
これはあまりないとおもうけど木のせい。

 失敗して割れた栗板は、もったいないので、平らに伸ばした。
もとにもどるものだなぁ。

2016年11月9日水曜日

第15回西川材フェアー in 飯能

 2016年11月13日 日曜日 第15回西川材フェアー が
飯能市役所駐車場で開催されます。
散歩がてらお立ち寄りください。






2016年11月8日火曜日

長時間労働

 ワタミに引き続き、DENTSUがブラック企業に殿堂入りした。

 「お客様は神様だ」を守札にして、商店に食って掛かる客がいる。
ホントに神様だと思っているからたちが悪い。
金を支払っているのだから何をしてもいいとおもっている。
金を払って神様になれるなら、そんな神様は嘘っぱちだ。

 「お客様は神様だ」と唱和させ、部下にハッパをかける。
社員に給金を払っているからといって、牛馬のようにこき使う。
高い給料を払っているのだから、何をしてもいいとおもっている。
そして死ぬまで働かせる。

 店で威張る散らす客も、会社で部下を怒鳴り散らす管理職も同じだ。

 牛馬ほど大切にされた家畜はあるまい。
農地を耕すには、なくてはならない家畜だったからだ。
一日田畑で汗水たらして働いた牛馬は、藁で汗を拭き、飼葉を食わせ、休ませた。
その世話をした、農民は風呂など入らず、食うものも食わず寝た。
江戸時代、人間以上の扱いをうけていたといっても過言ではない。
それが文明開化から150年以上たっているというのに、このざまだ。

 始業時間を守らせることには厳格だ。
朝礼・朝会・体操など企業ごとに工夫を様々にしている。
一斉始業し、昔の工場ではお昼のサイレンが鳴り響き、昼食休憩となった。

 ところが終業となると、途端に手のひらを返したようになる。
働かせる戦略はあの手この手で実行し続けるが、
就業時間を守らせる手立てはしない。
しっかり休ませて、次の労働にそなえさせるということをしない。
牛馬以下だ。
代りはいくらでもいる、というのが根本にある。

 いくら労働法で制約をかけようとも、
人間を人扱いしないのだから、なんの解決にもならない。
国は会社の責任を追求するが、そんな見せかけには騙されたくない。
沖縄を差別する国の姿が端的にそのことをあらわしている。

 過労で人が死んでいくなんて・・・


2016年11月7日月曜日

訪日客が2000万人をこえた

 結構なことだ。
国別順位は中国・台湾・韓国・香港とつづき、米国がくる。
何が一番喜ばしいことかというと、爆買いしようがしまいが、
実際の日本を見てもらえることだ。

 近隣諸国と仲良くやっていくのには、お互いの民間交流が他のどんな外交にもまして
大切なことは言うまでもない。
そして、あちらから、島国日本へ脚を運んでくれるのだから、こんなに良いことはない。

 観光客が地元にお金を落としてくれなくたって、嘆いてはいけない。
国として平和外交を維持し続けるには、莫大な税金がかかるが、
民間外交の費用対効果は、国のそれとは比べ物にならないくらいのはずだ。

 平和な友好関係を隣国と維持し続け、コツコツ地道な観光収入を得るのが一番だ。
特にアジアの近隣諸国の人たちには、来日し楽しんでいってほしいとおもう。
平和学という学問があるが、その研究対象には
交換留学生制度・民間交流・他国への観光などは入っているのだろうか。


2016年11月5日土曜日

大相撲 力士の国籍云々は言わないで下さい

 日本出身力士という言葉を聞くたびに、相撲がつまらなくなる。
もとを正せば、先々代くらいの親方衆が国内でスカウトしていたのを、
外国まで手を広げなければならなくなったことにある。
国内スカウトが昔のように集まらなくなってしまったのだ。
相撲の将来の危機感からだろう。
ハワイ、モンゴル、欧州と順に親方たちは出かけていった。

 スカウトにあたっては、白い飯が腹いっぱい食えるし、汽車や飛行機にも乗れる、
とは戦後しばらく親方衆の決め台詞だったことは有名な話だ
そうやって発掘したハワイやモンゴルの力士たちの活躍を見て、
モンゴルなどでは近畿大学などへの相撲留学がさかんになった。
さらに、自国の外国人力士の活躍を見て、自ら力士部屋の門をたたく者も増えた。

 相撲協会も親方衆も全面的にスカウトしてきた外国人力士の卵たちを責任をもって育てた。
日本独特の文化しきたりを教え、日本語の会話・読み書きも教えた。
卵たちは、相撲協会が期待した以上にこたえ、賜杯を高々と持ち上げる力士もあらわれた。
彼らの猛烈な努力を讃え、勝ち取った地位を賞賛されこそすれ、
日本出身力士でないことをことさらに言われ続けることに、彼らはどんな気持ちだろうか。

 もともとはこちらからお願いして日本に来てもらい相撲取りになってもらった。
お願いしてきてもらった力士たちにむけて、マスコミは当たり前のように本人たちの真ん前で、
更には千秋楽で、NHKアナウンサーが久しぶりの日本人力士の優勝ですと繰り返し言う。
礼を失するとは、このようなことを言う。
モンゴル人力士の懸賞を受け取るときの手刀の切り方がなってないと言う前に、正すべきはこちらの方だ。


 白鳳と琴奨菊の取り組みで琴奨菊が勝つと、必ず日本人力士云々がテレビや新聞で叫ばれる。
モンゴルと日本の対戦ではなかろう。
オリンピックではどの国も自国の金メダル数を誇るが、あれはオリンピック精神にもとる。
国別の競技になっているから、どこそこの国が勝った負けたをいうことはそのとおりだ。
その結果であるメダル数を競うなど、競技以外のことではないか。
自国の優秀さを誇るのではなく、自分の国にはこんなに素晴らしい力のある人間がいることを
国として自慢すれば良い。
それでおしまいにすればよいのに、余計なことで有頂天になってしまう。

 白鳳と琴奨菊の取り組みは国別対抗試合ではない。
大相撲の関取同士、一対一の争いだ。
国籍・出身地・出身校・学歴など無関係な、横綱と大関のまわし一丁の一番勝負を、
どうしてつまらなくする。
白鵬が優勝すると、琴奨菊が勝ったときと同じように、
モンゴルです、モンゴル出身力士の優勝です、と連呼するのだろうか。

 相撲は裸の勝負だ。
脱ぎ捨てた他のことなどどうでもよい。
力士たちのぶつかり合いをこれからも見つづけたい。



2016年11月4日金曜日

トイレットペーパーホルダーをつくった

 以前、TOTOのトイレットペーパーホルダーについてふれたことがあった。
今回も再び、分解して採寸し、制作にあたって大いに参考にさせてもらった。



 それにしても、このTOTOの製品の完成度は半端ではない。
部品数を最小にし、手作業で組み立てる手順と熟練技の不要さの追求は
これ以上にないくらいに達している。
その数点の部品の制作にあたっても、複雑な金型は不要で、
唯一複雑なところは、ペーパーを支え上下に動くホルダー部分両脇のバネ部分だけだ。
設計製造エンジニアたちの渾身の製品だろう。
MoMA(The museum of modern art:ニューヨーク近代美術館)に展示されるべき製品だ。

 ケヤキ15.5mm厚、柾目で挽いた材で作った。
蓋は、アイロン曲げ木の練習で作った栗の薄材。




芯はケヤキの八角柱、普段はペーパーに隠れて見えないが、
トイレットペーパーを変えるときに手にする、その手触り感と重さがイイなとおもう。
あられの部分は、接着せずに裏からネジ2本で固定した。



 トイレに設置すると、今までのプラスティックの感じとは異なり、やはり雰囲気が変わる。
蓋もケヤキにしようかとおもっているのだが、この栗のツートンも捨てがたい。
ホルダー部分が跳ね上がる形のも、現在製作中。
SketchUp8の図面はこちら



2016年11月3日木曜日

トイレットペーパーホルダーの芯

 材はケヤキ。
丸棒にしようとおもって鉋で削りはじめたが、八角形にしたところで
これもいいなとおもい、八角柱に決定。
片側は丸棒を固定し、もう一方はバネを使い丸棒が出入りできるようにした。





 何も固定していないので、バネも丸棒もケヤキの芯から簡単に抜け落ちてしまう。
これでは、トイレットペーパーを交換するときに便器に落ちてしまうのは時間の問題だ。
試行錯誤して結局こんな形になった。
丸棒をバネの内径の太さで削り、穴をあけて鋼線を挿入して固定した。



 バネも抜け出ないように固定しなければならない。
こんな簡単な方法で、しっかりと固定できた。
バネの直径より鋼線を少しはみ出して切れば、それが穴の壁にぶつかり、これで抜く出なくなった。



あれこれ悩んだが、ローテクの勝利だったな。
めでたしめでたし



2016年11月2日水曜日

バネを作った つづき2

 ジャンク箱に入っていたM6ネジを使ってこんな工夫をした。
画像を見れば特に説明は不要でしょう。



 丸棒に穴を開けての方法だと、その穴から鋼線を抜くのに手間取ったのを改良した。
巻きつけ終わったら、穴を開けた材ごとネジから抜けばよいだけでいたって簡単だ。
M6ネジのピッチがガイドになっていくらか巻きやすいのもグッド。





 別にM6ネジでなくてふつうの丸棒でも巻けるので、この方法は有効です。
この程度のつる巻バネならば、簡単につくれるようになったのが
うれれしいね。

 ついでに、ダブルトーションバネというらしいが、それをつくった。
それなりにかたちになり、実際に機能する。









2016年11月1日火曜日

バネを作った つづき

 ピアノ線の太さは0.7mmと変えずに、巻きつける丸棒の太さを6mm,8mmと変えて作ってみた。
丸棒6mmのとき、バネの直径が7.5mmで仕上がり、これがこれから作るものにちょうどよかった。

 バイスプライヤーはずっと以前より重宝しているが、鋼線を巻きつけるための道具にピッタシだ。
また、丸棒に穴を開けてここに鋼線を通してから巻き出すと、きれいに巻き上げていくことができる。



巻き上がったあと、この穴から鋼線をはずすのに手間取った。
簡単に外すなら、穴のところで丸棒を切ってしまうのが良さそうだ。
だが、丸棒の長さ分しかバネをつくることができないので却下だな。

 これで、この手のバネなら必要な太さ・長さのものを作ることができる。
めでたしめでたし、だ。