2019年10月31日木曜日

「黒船」を読んだ

黒船
中央公論社 1991.9
吉村 昭 著

 幕末の通詞 堀達之助 の物語。
彼自身の一生は波乱に満ち苦しいものであったが、彼のまわりにあらわれる人たちの生涯もすさまじい。

 入牢されてしまい、そこで牢名主になっていたことにも驚かされる。
隣の牢には吉田松陰もいた。

 また堀達之助がかかわった1853年のペリー艦隊では外輪船は当時最新であったが、それから数十年後、彼が失意のうちに横浜港から長崎へ向かうとき、横浜の港にはたくさんの外輪船があったという。蒸気船が普及するその速さにこれまた驚く。

 彼は退職後燃え尽きたようにふるさと長崎に帰郷する。
しばらくして老後を大阪の裕福になった息子の家の離れで孫たちと過ごす。
どんな心境であったかはわからぬが、はたからみれば幸せな晩年であり一生であったとおもう。


2019年10月30日水曜日

「幕末の外交官森山栄之助」を読んだ

弦書房 2008.6
江越 弘人 著

 とても丁寧に調べ、森山栄之助の人となりなどもよく記述されています。
森山栄之助研究する方は必読の書であります。

 晩年の明治初年から数年、亡くなるまで横浜に暮らしていたこと感慨深いです。
ジジイの故郷であります。
今の官庁街か関内近辺あたりに住んでいたのでしょうか。

 もっともっと着目されスポットライトを当てられてしかるべき仕事をした人です。
よくまああの激動の時代、隣国清のように国土を蹂躙されることもなく、植民地化されることもなく、金銀交換比率、治外法権などたくさんの問題はありましたが、なんとか乗り切ったのです。
下支えした人々の1人が彼であることは間違いのないことであります。

 外務省には陸奥宗光の銅像がありますが、森山栄之助の銅像なり顕彰碑を加えてほしいものです。


 この本の最後に、森山栄之助が長崎の妻おふゆ殿へあてた去状があります。
翻刻がないので、記しておきます。


去状之事
さりじょうのこと

一   其 許 致離縁   候   處  相 違
ひとつ そこもとりえんいたしそうろうところあいちがい 

無之  候   依而 此 後 何 方 江被致
これなくそうろうよってこののちいずかたへ

縁 付     候   共 差 構  無之  候
えんづけいたされそうろうともさしかまえこれなくそうろう

仍而 去 状  如件
よってさりじょうくだんのごとし

天 保 十  三 年 丑 十  一 月
てんぽうじゅうさんねんうしじゅういちがつ

森 山 栄 之助 (花押)
もりやまえいのすけ

おゆふ殿 江
おふゆどのへ








2019年10月29日火曜日

「海の祭礼」吉村 昭 著を読んだ

海の祭礼
文芸春秋 1986.10
吉村 昭 著

 胸が熱くなった。
ラナルド・マクドナルドが偽漂流者として日本で捕まり、長崎へ送られ、オランダ船で出国させられるまでの話。
漂流船とその乗組員の話は興味があってたくさん読んでいたつもりだが、この話は知らんかった。
けっこう有名な話なのだそうだ。

 米国やカナダでは日本以上に詳しくその伝記が知られているらしく本も多数あるという。
どなたか、映画にしてはくれまいか。

 この話に、森山栄之助が詳しく描かれている。
ラナルドから英語(米語)を教わったのだ。かれはこの後、英語米語の通訳として大活躍し大出世する。この話も感動が多い。

 読みながらおもった。
英語の学習が受験とからみ、多数の検定試験云々で非常ににぎやかである。
ジジイの私見は次の如し。
・外国語教育は読み書きを基本とすべし。
・聞き取り話すは現状のALTで十分である。
・大学入試で問うのならば、読み書きに絞り、聞く話すは面接で行えば良い。
以上

 森山栄之助の時代、外国語習得には強烈な現在から想像できないくらいの動機があった。
相手の話していることが理解できねば、生死に関わり国の存亡につながる。
その激烈な動機こそが外国語を学ぼうとするにはなくてはならない。

 金で済まそうとする人は、通訳を雇うだろう。そうでない人は自分で学ぶ。
現在読み書きを怠り、聞く話すに重点を移しつつあるようだが、一体どこで使うというのだ。
必要になろうとする人は自分で学べば良いことではないか、その方法は現状ではいくらでもある。
本人が外国語を学習すること自体に興味があるならばそれはそれで大いに結構なことです。
義務教育と高校で教える外国語教育は従来以上に読み書きに重きを置くのがよろしい。


2019年10月28日月曜日

スマホ置き とりあえず完成

 1✕4材の節のないのを選んだ。
どうやらこの材はSPF材のFirで樅(もみ)だな。





 スマホは持ってないので電子辞典、重さはほぼ同じです。




 欅か栗でも作ってみるつもり。


2019年10月27日日曜日

「日本」の読み方

 にほん or にっぽん。

 ジジイは「にほん」と読む。
小学校の時、担任の宮崎先生がこのことにふれたことがあった。
ボクは「ニホン」です。
先生は「ニッポン」のほうが勢いがあっていいじゃないか、とメガネの枠からはみでるくらい目を吊り上げて激していた。

 10月26日の新聞の記事にこうある。
2004年の国立国語研究所のデータベース「日本語話し言葉コーパス」1400人調査によると「ニホン」が96%である。
次の行にうつって、
1970年7月大阪万博でときの佐藤栄作首相は「やはりニッポン国民万歳でなければ」「自分は意識的にニッポンを使っている」とある。

 佐藤首相は正直な人なのだなとおもう。
「意識的にしなければニホンといってしまう」と言っているに等しいからな。

それに続いて、2009年6月麻生太郎内閣は質問主意書に対し
「いずれも広く通用しており、どちらか一方に統一する必要はないと考えている」との答弁書を閣議決定した。
あの麻生がまともな判断をしていることに驚かされるな。



2019年10月26日土曜日

やっと名前のローマ字表記が「姓→名」に

 本日26日の朝刊で、
「政府は25日、国の公文書では「姓→名」の順にすると決めた」
とあった。

 表記方法は
「SAITAMA Tarou」のようにするとある。
これは現在でも行われている表記法で、妥当な方法だ。

 ジジイがローマ字を習い、英語を学習し、大学生になり海外に遊学したとき、
いつもいやだったのが、このことだった。
別にジジイは国粋主義者ではない。
自分の姓名をどうしてそのまま書かないのか、それがいやだった。
なので、そのまま書いていた。
誰にも苦情を云われたことは一度もなかった。


 明治以来舶来礼賛で海外の様式に合わせた習慣だったのだろう。
次は結婚したときの姓を選択できるようになればよいのだが。


2019年10月25日金曜日

スマホ置きの圧入失敗

 竹棒を打ち込むのだが、なかなか入ってゆかない。
力まかせに打ち込んだら、ヒビが入った。



 どうもおかしいので、太さを改めると5.4mmもある。これは仙台の焼きたんの串だ。
ダイソーの竹箸(5.1mm)と混じってしまったようだ。

 ついでに、「コ」の字型の強度試験もしてみた。



 かなりの力でも割れなかったので、おもいき木槌でたたいたら割れた。



 強度は問題なしだな。
材は栗。



2019年10月24日木曜日

スマホ置き 試作品3号

 こんなふうに、上から見て「エ」の形から「コ」にした。



 一番開いてこのくらいになってしまうが、とくに問題ないだろう。
またスマホを置く切り欠き部分の深さは10mmも必要なく6,7mmくらいがよさそう。



 電源端子を挿したまま使う場合、この高さではぶつかりそう。横にすればOK。



 寝かせて使えば大丈夫でしょう。持ってないので試せません。



 単純な構造で、丈夫で、軽く持ち運びができて、電源端子もさせて、価格も500円程度、
このあたりが落ち着きどころであとはしばらく使って様子をみます。
スマホをのせる切り欠き部分にいくつかの案があるんだけどね・・・

 ところで、このサイズはかまぼこ板の再利用も見込んでいるんです。
蒲鉾板がスマホ置きになるなんて、愉快じゃないですか。




2019年10月23日水曜日

はやくも街路樹剪定

 住宅街の街路並木にニセアカシヤがある。
秋になるといっせいに黄金色になり、小判がたくさん枝にぶら下がっているようで
気持ちが豊かになる。

 しかしこの数年、この風景はない。
黄金になる前に、数葉の枝を残してすべて剪定しまうからだ。

 黄金のあとの落ち葉対策だろう。
ニセアカシヤの街路樹だけでなく、イチョウの箇所もあるのだがそこも同様である。

 住人としては何もきれいに楽しめる前に切ってしまうことはなかろうとおもうのだが
行政側としては事情がありそうだ。

 イチョウなどはかなりの量の落ち葉となる。
苦情もたくさんあるのかもしれぬ。
それに、イチョウの落葉の上を走ると、スリップの恐れが大である。
街路樹は住宅街のメイン道路にあるので、車両の通行量は多い。

 紅葉はこの地区ならいくらでも他のところでも楽しめる。
街路樹脇は通学路でもある。
安全第一で優先されて当然だろう。

 散歩しながら、そんなふうに納得し、残された葉の色づきを楽しむことにした。


2019年10月22日火曜日

10月22日本日休日だと!?

 知ったのは昨日。
もう退職してから何年もたっているから、週末も祝祭日も無頓着になっているのです。
それらの日は働いている方々に迷惑になるとおもうのであまり出歩かないようにしています。

 今日は1日雨模様だな。

2019年10月21日月曜日

スマホ置き 試作品2号

 変更点はふたつ。
脚というか突起を付けた。(スマホを支えるため)
両側の支えの部分が端にあったがやや内側にした。(スマホの下端の電源端子のため)




 フリーストップヒンジもどきの竹串圧入方法は、実用に耐えそうなことがわかった。
耐用試験の何度も同じ動作を繰り返す機械があればよいのだが、暇なジジイは人力で同等のことを行った。結果は問題なし。まぁしかし、しばらく同様のことを繰り返し、試験は必要だろうな。

 回転部分をくるりと回すと、こんなふうにも使える。



 ロボットにもなる。
ちょっと反省させてみた。



 しかし、この設計では、スマホを直立に近い急角度にできない。
それに、支えの突起がでっぱってどうも気になる。

うーん、改良を続ける。



2019年10月20日日曜日

「中世民衆の世界_村の生活と掟」を読んだ

岩波新書 新赤版
岩波書店 2010.5
藤木 久志 著

 大名同士の争いを記した本は多いなか、
この本では題名通り、村人たち同士の争いはどんなものだったか、また村の掟はどのようなものだったのかを実例豊富にわかりやすく記されています。

 以前読んだ「「江戸・明治百姓たちの山争い裁判」草思社 渡辺 尚志 著 」と重なる部分が多々ありますが、中世から何百年とそれらの慣習・掟が引き継がれてきたことを示すものでもあります。

 鎌を神聖なものとして、村境の取り決めの際の手打ちの象徴として用いられたり、村同士の闘いのときには相手の鎌を奪い没収するというのも、殺し合わないためのひとつの解決策だったようです。そのしきたりが中世より何百年も江戸・明治時代まで残っているというのもまた驚きです。

 現代でも土木工事や家屋新築のときにおこなう神事で鍬入れなど行いますがそのあたりのことが流れ入っているのかもしれません。

 秀吉が百姓たちをどのように統治して、子飼いの大名たちに実際にやってみせ、その後彼らは全国に散って行きます。そのあたりの話も興味深い。

 これまで虐げられてきた百姓の印象は大変に大きく、最近のこれらの研究成果からは、主張し戦う百姓像がかってのものに取って代わることになりそうです。



2019年10月19日土曜日

シマフクロウを保護する夫婦

 ポツイチ(ポツンと一軒家)を見ていたら、シマフクロウを保護する夫婦が出演した。
生活は四苦八苦で、ただただシマフクロウ保護のため日々巡回観察研究されているご様子でした。

 進行役の林さんが、このようなことこそ国の支援が必要でしょうとおっしゃっていました。
まったくであります。

 戦闘機一機の何百分の一で、生活不安なくお仕事に従事できるのですから、ここは環境庁のお役人の方々、いざ出番ですぞ。


2019年10月18日金曜日

天ぷらそばを急に食いたくなった

 一月に一度は食いたくなる。
といっても外食はせぬ。

 スーパーで3玉198円の生そば2玉を固めに茹でる。
別の店で野菜天ぷら数種が入っているのを購入、100円である。
今回はししとう、しいたけ、舞茸、かぼちゃ、人参であった。

 冷たい蕎麦と天ぷらのときもあるし、温かい汁そばと天ぷらのときもある。
昨日は温かい方である。

 温かいそばのときも、そばは茹でたら必ず冷たい水でしめなければならない。
それをもう一度温かい汁に入れ温める。
天ぷらをのせて食してもよいし、天ぷらを別皿にしてもよい。
七味は必需である。

 年金生活ジジイのちょっとした贅沢な昼食であった。



2019年10月17日木曜日

神戸の教員いじめ問題と道徳授業

 まったくもってひどい暴行事件である。
計画的意図的であるだけになおさら悪質である。

 いじめ側の犯人たち、小学生たちに道徳の授業をしていたはずだが、
自分たち日常の犯罪とは関係なく、何事もためらうことなく、授業をしていたのだろうか。

 それとも、道徳の授業者は普段の自分の行いなど振り返ることなく、教科書の指導方針にのっとり、授業を淡々と進めること集中すればよいのだろうか。

 小学生たちの心が心配である。


2019年10月16日水曜日

寒くなってきた

 起床後、居間の温度計を見たら19.3℃だった。
今季初20℃以下である。
寒くなった。

 ここからは冬一直線だろうな。
秋の季節が短くなった。

 日本列島は亜熱帯気候になりつつあるから、
春も秋もなくなり、季語として
そんな季節もありましたなぁとなりそうである。


2019年10月15日火曜日

山善お客様相談係の対応の速いこと

 DCモーター扇風機 YLX-RD30-Wのリモコンの電池が1ヶ月ももたなく、
山善HPの相談窓口へ書き込んだのが今月某日13:07。

 その回答のメール返信が13:23。
ジジイは回答の承諾を即メールで返信しました。

そして13:41にリモコンを発送するとのメールを受信。

リモコンは翌日到着したのでした。

なんともすばやく手際の良い、メール文章も誠意のこもったもので、
プロフェッショナルを感じた次第であります。

相談窓口担当者の方、ありがとうございました。


2019年10月14日月曜日

Smartphone Stand or Simple BookStand

 試作品をいろいろ検討中です。
そのひとつがこれで、回転部分の心棒はトルクヒンジとかフリーストップヒンジと呼ばれるものの真似事をしています。といっても竹棒を圧入しているだけです。

 ジジイは木工に、ほぞのところに竹棒を圧入して抜けないようにする、回転部分の心棒にするなど、よく竹棒を用います。安くて丈夫で加工しやすく言うことありません。
よく使うのがこの2種類の竹棒で、百均で手に入れることが可能です。

1つ目。太さ約2.3mmなので2mmのドリルで穴あけして圧入するのに便利。




2つ目。太さ約5.1mmなので5mmのドリルとセットにこれまた便利。
爪楊枝は残念ながら強度不足で使えません。






 試作品はいたって簡単な構造で、これといった工夫はなく、悩みはスマートフォンを支える飛び出している丸棒がみっともないことです。なんとかしたい。





スマートフォンはもってないので、電子辞書224gをのせても支えが下がることはありません。




 簡易書見台としても使えそうです。






2019年10月13日日曜日

台風19号去って

 いやぁ すさまじい豪雨だった。
上陸する前の9時間ぐらいずっとその豪雨続き。

 大風だったが、コースが少しはずれて、風向きもまともじゃなかったのか
樹木が倒れることもなかった。

 千曲川が氾濫して大変だ。
数年前には鬼怒川だったしな。

 それにしても、自然災害は防災と逃げることしかできないな。


2019年10月12日土曜日

檜のお盆制作 その4

 オイル塗料VATONを塗った。
このお盆大きさは長さ37,38,39cm 巾は27,29,30cmくらい。






 しばらく乾燥させます。

 今日は10月12日です。
台風19号が接近中で、すでに雨風がものすごい。
夜9時過ぎに上陸して通過してゆくだろうけど、夜の嵐は不安で怖いな。



2019年10月11日金曜日

ノーベル化学賞 吉野さんおめでとうございます

 昨日夕方の番組を見ていたらニュース速報で流れた。
リチウムイオン電池の開発者の一人なのだそうだ。

 とても明解で納得できる受賞である。
めでたい。

 ノーベル賞は医学・物理・化学の分野だけにすればよいのに、
文学・平和・経済など余計な分野の賞を与えるのは、ノーベル財団が初心を忘れ天狗になっているからではなかろうか。

 何もかもいろいろな分野にしゃしゃり出て、いたずらに賞を与える必要なんてあるまい。
ありがたく頂戴せよとでもいうのだろうか。

 科学ではない文学と平和は即やめて下さい。経済はうーん、難しい。だけどやめて結構。

 オリンピック委員会の二の舞だけは踏んでほしくない。


2019年10月10日木曜日

檜のお盆制作 その3

 お盆の微妙な箇所にあった死に節の穴埋めに取り掛かります。
なんとも面倒な場所であります。

 柄合わせは諦めて、穴の形にせっせと鉋で棒状にして、



 はめては抜くを繰り返します。
棒状の埋木の方の側面上にぐるりと穴の跡がついたらそのあたりでピッタリのはずです。



 短く切って、押し込みます。この画像のは長すぎた、もっと短くてOK。
埋木する前に穴の中には削り粉とボンドで練ったものを埋めてあります。



 乾燥すると将来痩せますので真っ平らにするよりは心持ち出っ張るよう削ります。



 柄が合えば言うことなしだったけど、まぁ完成です。



2019年10月9日水曜日

檜のお盆制作 その2

 2枚目。
耳の曲線に合わせて両側のガイドを固定しました。



 ひたすら掘り続けて出来上がり。
最初はぐるりと左回りに堀をほります。
あとは基本通り左側から台地をならしてゆき、途中からルーターの底面をが支えきれなくなりますから、島を何度か移動しながらならしていけば、最後はこんな状態で完成です。



 これ一枚分でこんなに出ました。
ちゃんとトルネードしているようで、右回りにひねりながら見事な山になりました。



 ペーパーがけしていると、あれっ、ヒビを発見。
この画像の下端中央の右側に茶色い筋があります。



力いっぱいヒビを広げても、紙が一枚入るくらいしか広がりません。
ボンドを押し込んで圧着したけど、乱暴にオモイッキリ割るくらいにしてからタップリ接着したほうがよかったかもしれません。

 刃物を使わないで、引きちぎったように割ったもの接着剤でを元に戻すと、まず割れ口がわかることはありません。




2019年10月8日火曜日

檜のお盆制作 その1

 檜でお盆制作は初めてです。
やはり欅などの広葉樹に比べると加工しやすい。とても。
耳の部分がつるつるしてきれいなので、そのまま残します。

 切削作業はこんなに大袈裟。



 この画像は最後の島を削るところ。
ルーターの底面にお盆の深さ相当の小片を貼ってもよいのだけれど、これをやると後で剥がすのがとても大変なのです。剥がしたあともベタベタが残ってしまったりすることもあり大変。

 栗は欅に比べると加工が楽ちんだなとおもったけれど、ヒノキはさらに楽。
切削面のペーパーがけが簡単で速い。穴掘り作業は完成。



 しかし、ちょうど端のところに木目がきてしまった。生き節かとおもってたけど、死に節で中の空洞も大きい。約直径10㎜もある。



 穴埋めしなくちゃ。



2019年10月7日月曜日

拝島駅 五日市線青梅線八高線

 母の顔を見た帰り、拝島駅の16号線武蔵野橋の真上で信号待ちになった。
何という偶然!
左車線に車はなく3路線がよく見えるところで停車することができた。
すぐにカメラでパシャリ。



 左から順に五日市線、青梅線、八高線である。
3路線が同時に入線するか出てゆくかを見るのも一興だろうな。


2019年10月6日日曜日

母住まう施設へご機嫌伺い

 数カ月ぶりに出かけた。
とても元気で朗らか、昼食も同席したが食欲旺盛であった。

 部屋の壁に貼られている、七夕のときの短冊だろうか、それとも正月を迎えるにあたってのお願いだろうか。



「今年も元気で過ごせますよう
願っています。欲を云わずありのま々で
靜な毎日が過ごせますよう願っています」

 愚息はジジイになってしまってその上心臓の病をかかえてしまった。
そうそう母のところへも来れぬ。

 母は、お前にまで経済的負担をさせて申し訳ないねと言われるが
そのようなことはどうかご心配されぬな。

 兄にすべて任せっきりになって、ジジイは
心より申し訳ありません母上とおもっているのです。
どうか許されよ母上様。


2019年10月5日土曜日

西村園 東京紅茶

 いつもこの道を通るときとても気になっていた。
今日こそはと立ち寄り、紅茶を購入した。



 テトラパックのティーバッグのものは業者に頼んでいるということもありやや割高で
ティーバッグ20ケ総量40gで540円。
リーフティーのものは60gで540円。1.5倍の価格差である。でかい。

さて味の方。淹れ方の説明書をもらった。




ジジイはコヒーより紅茶の方が好きで、子どものころより親しんでいる。紅茶は緑茶同様、良い水で飲まねばならぬ。水が悪いとどんなによいお茶でもその良さは味わえぬ。
能書きが多いのはジジイの特徴である。
許されよ。



 説明書通りに急須で入れてみた。紅茶用のポットで入れていたが急須ははじめてである。
茶葉の香りにはどこかかすかに紫蘇のふりかけ「ゆかり」が感じられる。
3分間待った。色はほうじ茶のよう。
香りはやはりゆかりの趣が少しある。
味わう。
やさいい渋みのあとにかすかな甘味がくる。茶摘みのときの葉の草いきれが漂ってきそうだ。
ここまでは淹れたての熱いものをあじわったとき、ややさめてからは味わいが変化してきた。

 香りや渋みはそのままだが、それらの味わいにぬめり感が出て心地よい。
ゆかりの香りは失せて高級な烏龍茶の味わいに、これは旨いな。

口中にしばらくやさしい渋み感が残る。
鼻腔にも発酵させたものだからか、なんだろうこの香りは、とろりとした香りがある。
そしてこの香り、喫したあともしばらくの時間鼻腔のさらに奥に残りつづける。

 さらにさめてからふくむと、とろり感のある玉を割るとほどよい苦味があらわれる。
うん、うまい。

 ここまでは一煎目だが、さてニ煎目はどうだろうか。
午後の紅茶を楽しんでみよう。


2019年10月4日金曜日

スマートフォンと写真機

 ジジイは昔ながらの携帯を使っている。
通話とメールができれば事足りる。
他の機能は無用だが、ついてしまっているのだからしかたがない。
それらの使わない機能を使ってみようとも思わぬ。

 通話とメールができて、蓄電池のもちがよく小型である、これが使用に際して肝心なことである。

 現在のスマートフォンは数万円〜十万円を超えるものもあるようだ。
たまにカタログデータや使っている人の使用レポートを読んだりするのだが、写真機能に関することが多い。

 新発売のiPhoneはレンズが3つ目である。
これを買う値段で性能の良い写真機を買える。
皆さん、写真機のつもりで購入されているのだろうか。

 スマートフォンを購入させる手口は大手などどこも詐欺まがいのものだ。
国もときたま同じむじなだと見られたくないとみて、ちゃちゃを入れるが白々しい。
公認詐欺といってもいいだろう。

 もうしばらくすると、現在販売しているデジタルカメラのほうに通話・メール機能がついたものが販売されるだろう。メーカーはすでに試作品で実験中なのではなかろうか。

 通話・メール機能付きデジタルカメラが世に広まれば、写真機に向かって話したりメールを打ち込んでいる姿があちこちでみられることになる。
楽しみである。


2019年10月3日木曜日

スマホ置きの画像

 2週間前頃のブログでスマホ置きを作ったことをアップしました。
ひとつ500円で20個作り、ひとつ売れました。

画像がありませんでした。
こんなのです。
すべて栗材。




こんなふうにしても使えます。



 スマホは持ってないので同じ大きさのものをのせてます。
フォトスタンドにもなります。



 ネットで検索すると世界中の方がいろいろ工夫されて作られています。
スマホの浸透ぶりの凄さがわかります。

 しかしながらジジイのような原始的なものはあまりありません。
後ろで支える小片がこのようなものではなくなるかもしれないので似たものがないのでしょう。

 ネットで見るものは角度が変えられないものがほとんどです。
可変のものにすると、すぐに構造が複雑になってしまうからなのですが、それでもいくつかは可変角度のものがあります。

 またスマホの種類によるのでしょうが、充電のためのソケットの位置も考えなければなりませんでした。ジジイのはそれを今の所無視しています。まぁ対処するならばその部分を切り欠きすればすみそうです。

 まだいろいろ考えています。