2026年4月17日金曜日

LB1000スライド棚板 幅360用LB610をほぼ全開にした4

 可動桟木の押さえ(欅の端材)を作り、これが今回の設計の要です。段欠きにしてあって、可動桟木のレールになってます。これで可動桟木がおさえからはずれてしまうことがなくなりましたので、安定した動きが可能となります。画像はまだ筐体に固定してません。のせてあるだけです。 

 この画像の右側の可動桟木の溝の下側に注目してください。ぴったりにピン穴が見えています。ここにピンをいれて可動桟木が半分出て止まるようにしています。ストッパーです。

 棚板をはめてみます。しかしここでも大きな失敗をしてしまいました。横幅の寸法取りを間違えて、段欠きの内寸でカットしてしまいました。大きめの失敗ならさらに切ればよいのですけど、これじゃもう一枚切らなきゃなりません。

 大きめの端材だったので、再度カット。筐体にはめて動きを確かめます。

 いい感じ。

 さてここからがやっかい。可動桟木と棚板を上からおさえるレールの取り付けです

筐体にあらかじめあるたくさんのピン穴を使えば、必ず水平が保証されるので、この穴にネジ止めしたいのです。いわばこれが基準になります。

 あらかじめあいているネジ穴にあわせて部材を取り付けるのはそこそこ面倒な上に、なめらかに棚板が動かなければなりません。可動桟木は隙間を見積もって加工してあるので大丈夫。

 棚板と押さえのレールは0.5mmの隙間(スペーサーを使います)でネジ穴位置をあけました。抽斗のときもそうでしたが、棚板を上下からしっかりおさえると、けっこう手前まで引き出しても大丈夫でした。 

 このあとは可動レールを取り付けるだけです。

 つづく

 

2026年4月16日木曜日

LB1000スライド棚板 幅360用LB610をほぼ全開にした3

 棚板は固定棚の上にのっているのですけど、可動桟木でも支えなければ、固定棚からはみ出したときに落ちてしまいます。

 なので欅の角材(5✕7mm)を可動桟木に接着します。 

 接着するときのズレ防止と補強のために5箇所にφ2.5mmの竹串を打ち込んであります。

左側の欅は次に加工する可動桟木のおさえになります。 

 このように可動桟木はおさまります。

 約半分可動桟木は手前にでます。

 今回の設計ではこの可動桟木を上から溝でおさえますので、バタつきはなくなります。しかし、この飛び出た部分がいくらかしなるので、ここから先は作ってみなければわかりませんでした。

 つづく

 

2026年4月15日水曜日

LB1000スライド棚板 幅360用LB610をほぼ全開にした2

 細い角材の荷重試験(のつもり)で、ルーター約6kgを欅角材(約10mm)で試しているところ。ツーバイ材から切り出したものや檜などでも行いました。 

 どれも使えそうです。欅はやはりねばりがあって丈夫です。

 わずか12mmの隙間に木製スライドレールを仕込むだけなのですが、その構造を考え出すとあっという間に5つをこえ10以上になってしまいました。

 ようやくこれならときまって、加工開始、 

 溝を一本トリマーで加工しおわったのですが、何か変?

寸法取りの墨が間違ってました。しょっぱなから情けない。気を取り直して間違えたところは切り落として、再度墨付けして加工します。 

 加工しおわって、どの程度の丈夫さかと確かめる。厚さ5.5mmなのでちょっとこころもとない。

こんなんで大丈夫だろうかとチト不安になりますが、試作シサクと励まして続行です。

 つづく

 

2026年4月14日火曜日

LB1000スライド棚板 幅360用LB610をほぼ全開にした1

 まずは完成画像をどうぞ。棚板のみのとき。

 ふだんはこのようにして使います。
 

 やはり、奥のものを取り出すにはとても便利です。

 今回、可動桟木はシナ合板5.5mmを使いました。可動桟木が筐体から手前に出たとき、手で左右に動かすとやはり少々しなりますが、画像のとおり出し入れするときは問題ありません。

 LB1000棚板の実寸は(幅336×奥行き380 厚み20)で、手持ちの端材で試作しましたので、その寸法は(幅336×奥行き400 厚み21)です。

 筐体の内寸は360mmで棚板幅が336mmですから、スライドレールを入れる幅は両端12mmずつとなります。

 今回は固定棚の上に密着するように棚を仕込みました。

もちろん、どの位置にも仕込むのであれば、可動桟木(と場合によっては棚板)を下から支える材を入れればよいだけです。

 次回は制作過程です。

 

2026年4月13日月曜日

「江戸町奉行所 与力・同心の世界」を読んだ3

 時代劇でよくでてくる場面に悪党を拷問攻めするものがあります。

この兄弟の佐久間家は代々、吟味方が家職化されまた世襲されていたようです。なので、吟味の仕方は口伝で代々伝えられていました。長敬は才気溢れ有能で、安政5年(1858)にこの口伝内容を「我が経験と古老よりの口伝とを書綴り、子孫のために遺し置くものなり」としてまとめたのが「吟味の口伝」です。

 これがまた実に興味深いのです。いくつかみてみましょう。

①拷問はみだりに行ってはならず、取り調べを重視すること。また取り調べも私情を挟まず公正に行うこと。

②相手が何者であっても強い語気で取り調べをしないこと。

③取り調べの最初から大声で叱責しないこと。

 どうです。現在の検察や警察に是非とも読んでもらいたい。

 このあと、拷問についての口伝が続くのですけど、割愛します。

⑬囚人に対しては努めて言葉を正しくして、私情を一切挟んではならない。

⑯語気強く、少しも緩みなく責め問いを続ければ愚人は終いに冤罪をかぶってしまう事がある。口頭での取り調べですらこうしたことがあるので、拷問はより一層注意が必要である

 これまた、現代の検察官・刑事たちにこの口伝を読んでほしいところ。現在でも冤罪事件がおこっています。それを強く戒(いまし)めているのです。

 そして最後、これはちと笑えます。

⑰女は男と違い様々な手を使って罪を逃れようとするので、その責め問いは最も注意すべきことである。

 長敬はこれを明治期に南北会を通じて刊行しており、代々町奉行所内で口伝で伝えられてきた内容をこうして活字で公表したことで町奉行所の取り調べの実態を明らかにしたのでした。

 つづく

 

2026年4月12日日曜日

地域商品券がきた

 同封の説明書に「この事業国は物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用しています」とありました。

 市民1人あたり5000円とあるから、5人家族なら25000円!ひえーっ!!

また、その説明書の最後には、市では水道基本料金6ヶ月分を免除するともありました。

 国はどうやら、莫大な国の借金を減らそうとはこれっぽっちもおもっていないようです。ジジイひとりが、どのようにしたら国債を減らす計画のきっかけをつくることができるのかと頭を悩ませたところで、どうなることでもありませんけど、う〜ん🤔・・・とかたまってしまうのでありました。

 

2026年4月11日土曜日

「江戸町奉行所 与力・同心の世界」を読んだ2

 この二人、長敬(おさひろ)と胤昭(たねあき)は大正期になると、日本各地で講演会に招かれました。そして講演原稿も残されたのでした。

 その長敬の講演を聴いた人物に勝峰晋風(かつみねしんぷう1887-1954)がいて、あまりにおもしろかったのでしょうか、自分で『弥太吉捕物物語』を創作してしまいました。晋風はかって報知新聞で記者をしていて、そのときの同僚に野村胡堂(のむらこどう1882-1963)がこれを読んで感動し、創作したのが『銭形平次捕物控』なのでした、といわれていますが。

 なんということでしょう!!銭形平次のあのぴゅっぴゅっと銭をつぶてのようになげるあれ、まぁあれは作り話でしょうけど、あの物語がまったくの嘘ではないことが、少なくとも、元江戸町奉行所与力の講演会の話がもとになっている、それに刺激された創作話ではありますが、直系の江戸の雰囲気を伝えているというのが、古い話にもかかわらず新鮮な感慨を与えてくれます。

 いやいや、おもしろい♫

 つづく