2017年11月30日木曜日

日馬富士引退

 先日このBlogで
「酒乱の横綱が・・・」と書きました。

 その後、引退会見の報道と新聞記事を読みました。
酒乱ではなかったようです。
陳謝いたします。
申し訳ありませんでした。

 引退記者会見で
『日馬富士は酒癖について問われると、「お酒を飲んで人を傷つけたり暴れたり、酒癖悪いといわれたことは一度もない」と断言。酒との向き合い方を問われ「酒飲んだからこその事件じゃないので、これは」』
と語気を強めて述べたそうです。

 次のように訂正します。
「礼儀礼節に厳しい横綱がモンゴル人会の飲み会で後輩を殴った。」

 引退する必要などなかったのにと、残念でしかたありません。

2017年11月29日水曜日

晩秋の飯能日高探訪 その1

 近所に武蔵台公民館という、日高市役所の出先があります。
テニスコート2面が公民館と一緒に並んでいるのですが、
その奥に手入れの行き届いてない頭をぶつけそうな東屋があることに
昨日はじめて気がつきました。




 そこからの眺めがまことにきれい。








「ふむ、晩秋だわい」としばしめでたのでした。






2017年11月28日火曜日

日馬富士暴行事件

 もういい加減にしてくださいな。
こんな報道、
「酒乱の横綱がモンゴル人会の飲み会で後輩を殴った。」
ですませれば、いいじゃんか。

 なんで、こんなにほじくりたて騒ぎ立てるの。

 こんなことより、白鳳の負けて土俵に立ち続けていた姿のほうが
何十倍も、問題だったぞ。


2017年11月27日月曜日

「江戸の科学大図鑑」を読む その7

 「目八譜」とある。
何のことだろう。

 「岡目八目」にあやかり、「貝」の字が「目」と「八」でできていることにちなむという。
書名名付け親、富山藩主前田利保、洒落っ気のある殿様だったんだな。



 江戸時代最大最高の貝類図鑑で1169種類も収載している。
実物を目の前に並べ、淡々と描き上げていく様が目に浮かぶ。

 終わったら、焼いたり煮たりして一杯やっていたんだろうな。


2017年11月26日日曜日

「江戸の科学大図鑑」を読む その6

 続けて、魚類。



 たった今、水からあげたようにみずみずしい。
栗本瑞見さんの腕もさることながら、
7巻もある「魚中譜」を大切に保存してきた先人たちに
感服する。


2017年11月25日土曜日

去年の昨日

 去年の昨日11月24日は雪が降った。
見る間に積もった。



 画像は2時半過ぎ、翌日にはすべてとけて雪のかけらもなくなりました。
今日25日は快晴。
洗濯日和だな。


2017年11月24日金曜日

2本印鑑入れ その7

 ひとまず完成はしました。
製作途中で端っこが欠けてしまうことなどはままあるもの。
普段なら、接着剤でくっつけるんだけど、
今回は個数があるので、削って形を変えて楽しみました。
こんなのどうかな。



 塗装はまだしていません。
最近、木象嵌とか螺鈿みたいなのにちょっと色気を出してます。
ちぎりを入れたりするのはやってきたけど、
貝はまだ未経験、貝はすでに数年前に用意してある。
あとは、やる気だけなんだよな。

 画像は1本のものだけど、使う時はこんな風になる。



 上面の端っこにさらっと貝を埋めてキラキラ・・・
惹かれるな。


2017年11月23日木曜日

2本印鑑入れ その6

 木口をツルツルに仕上げるのはとてもやっかい。
仕上げる木口の形や大きさにもよるけど、最近はもっぱらスクレーパーを使用している。
スクレーパーは自作も含めていろいろ使っているけど、
アングルスクレーパーは刃の部分がへたらなし、使いやすくってスグレモノだな。



 このスクレーパーで木口をならし、#80、#120、#240と順にペーパーがけすると
満足のゆく木口に仕上がる。



2017年11月22日水曜日

2本印鑑入れ その5

 2つの部品を一体化します。
本体に2mmの穴、深さ15mmを開けて、竹串をさします。
接着剤はなしで、圧入するだけ。



 組み立てるときに竹串をセットしておいて、側板に穴を見せないようにもできますが、
修理ができなくなってしまうのでしてません。
2mmの穴なのでそれほど目立たないし。
ん?、そんなことないか、やっぱ目立つか。




 クランプでギュウギュウにしめて接着したので、このままではコの字が収まらないはずです。
キツイぐらいの感じで、コの字の側面のぶつかっているところ削りつつ、滑らかに仕上げます。

 ひととおり、形になったところで、
全体がひとまとまりに凸凹がなくなるように、削ってゆきます。



 鋸ヤスリで荒削りして、黄色いサンダーでならし、ヤスリで仕上げます。



 2ヶ所ある木口の仕上げは一番最後に念入りにします。
あと少しで完成です。


2017年11月21日火曜日

2本印鑑入れ その4

 2つに切断した、コの字の方の中を抜き終わったところ。



 コの字の上辺と下辺のところを最初に刃を入れておきます。
あとは、斜めにしながら真ん中を落としていきます。

 コの字の縦棒のところは、慎重に。
この部分に刃跡をつけてしまうと、それをとるのに大変です。
まぁ、この部分は仕上げのノミを入れなければならいのですけど。

 次は面倒くさい作業です。
中を抜いた内面を滑らかに仕上げていきます。
組み立ててしまってからでは、この作業やっかいなので
この時点で仕上げまでもってゆきます。



 スクレーパーで一通り滑らかにして、ヤスリで仕上げます。
このヤスリは#200相当なので、つるつるすべすべに仕上がります。

 コの字の側面はこの時点では何もしません、してはいけません。
最後に組み上げたときに、調整しながら滑らかにします。
両側の側板と隙間ができてしまったら、材を足すしか修正方法がなくなりますので
この箇所はとにかくいじらないこと。

 側板の方も内面を仕上げておきます。
そして、側板2枚をLの字と接着します。
ずれないように慎重にクランプします。



 画像では、コの字の部品が挟んでありませんが、挟んだほうが良いです。
この画像ではたまたましなかっただけ。


2017年11月20日月曜日

2本印鑑入れ その3

 中を抜くので、切る順番を間違えないように、
2つに分けたら、まずは簡単なL字の方を切ります。
12個終了したところ。 
厚さの墨を入れるときは、画像の左上に写っている自作厚さゲージを使います。



 0.5,1,2,3,4,10mmなどを常用しています。
尖った鉛筆でなぞれば、正確に引けます。



 切り出すには、刃が材にとても近いのでそのまま切ったのでは危険!
いつも使っている治具を使います。




 こんな荒っぽい治具でもないよりずっとまし。
一応、まっすぐ切ることができます。


2017年11月19日日曜日

2本印鑑入れ その2

 こんな図面です。



 2本入れは1本入れよりも、肉厚を1mm増しにしています。



 そうしなくても大丈夫なのですが、
一回り大きく作って肉厚が薄いと、なんか頼りなく貧弱に感じてしまって・・・


2017年11月18日土曜日

2本印鑑入れ その1

 先日のフェスティバルで2本印鑑入れが売れた。
手にして見てくれるお客さんもいた。
なので、いくつかまとめて作ることにした。

 まずは適当なケヤキの角材を選んで、刻んでゆく。
作業はほとんどすべておもちゃのような非力なバンドソーです。
作業途中ででる端材もちょっと使いたい目的があるので、
面倒くさいけど、まずは3個分の長さに切断します。



 厚さ約10mmの薄板を切り出します。
これを後で利用したかった。



 切りしろ分を含めて完成形の形にできました。
バンドソーの刃跡ででこぼこだな。
1つ色違いができあがりのもの。



 フラッシュをたくと、オイルを塗り終えて完成したみたいに写るな。



 つづく。

2017年11月17日金曜日

カマキリの卵

 カマキリがローズマリーのこんな低いところに卵を産んでる。




 今年は雪が少ないっていうことかな。

 鉢物のそばの壁にとまったまま同じ格好で数日間ジッとしている。
そばによって、顔の前に草の先などを持ってゆくと、
三角形の顔を動かして草先を追う。



 庭のあちこちにカマキリたくさんいるな。


2017年11月16日木曜日

スイートバジルが今年はまだ元気

 この画像は11月7日のもの、今日は16日だけどまだ元気です。



 11月までこんなに元気なのは初めてだな。
なんかうれしい。

 水やりをこまめに、肥料を定期的にあげたのがよかったようだ。
植物は正直だな。




2017年11月15日水曜日

LibreOfficeをインストールした

 MacにはOffice2011、Windows10にはOffice2007がインストールしてある。
何の不満もないことはないのだけれど、高機能ではなく安定して堅実な表計算ソフトを
もう1つインストールしておくことにした。

 Macにはインストール後、日本語化をあてたが、一部メニューなどが日本語にならない。
他は問題ないみたい。
Windows10はインストールしたら、最初から日本語になっていて問題なし。
普通に動いている。

 それにしても、この無料のLibreOffice、なんでこれが無料なんだろう。
CalcがExcelに相当するのだけれど、グラフ機能はあるしマクロもある。

 ExcelもCalcも不満といえば高機能過ぎることなんだな。
DOS時代は自分で簡易表計算ソフトを作って使っていた。
例えば、関数は合計・平均・最大最小・個数など極めて基本的なもので充分。
起動が瞬速で安定していて、クラウドなどネット機能など不要だ。

 Calc for Senior として作ってくれないかな。
うーん、やっぱ自分で作ったほうが早いか・・・


2017年11月14日火曜日

オートポンチを買った

 オートポンチとかオートセンターポンチというらしい。



 こんな便利なものがあるなんて知らんかった。
片手でできるところがイイね。


2017年11月13日月曜日

昨日は木工フェアーでした

 寒風吹き荒れる中、手はかじかみました。
テント中は陽が届かず寒いのなんのって、
日向を求めて店番してました。

 売れ行きはぼちぼち。
靴べらは売れんかった。
印鑑入れ、まわすと印鑑が一緒に持ち上がってくるタイプのが数本売れた。
他では見かけないからな。



 ケヤキの輪切りの大きいのが売れた。
うれしい。
売れたからうれしいんじゃなくて、
こういったものに関心を持ってくれて、身近に置いておいてくれることがうれしいんです。

 お昼頃、ご婦人とお子さんかお孫さんかなぁ、小学校低学年くらいの女の子が来た。
その女の子、ケヤキの印鑑入れなどをあれこれ手にしてなでながら
「きれい、すてき」って言ってくれた。
ご婦人が「わかるの」ってきくと、
女の子、「・・・」、何度もうんうんってうなずいていた。
ご婦人「お小遣いじゃ買えないね」
展示品をなでながら、女の子「・・・」。

 そのあと、すぐに二人を目でおって探したんだけど
人混みで見つかりませんでした。
女の子に、100円でも200円でもよかったから、好きなのを選んでもらえばよかった。
今でもとても悔やんでいます。
あんなに目を輝かせてくれていたのに、
子どものときにこそ、触れてもらいたいとおもっているのに、
気がききませんでした。
ごめんなさいね。

 一等いいのを作って、とっておくから
もし会えたら、使ってください。
すっごく嬉しかったんだけど、おなじくらいへこんでます。



2017年11月12日日曜日

三島由紀夫「美しい星」を読んだ

 三島由紀夫の小説を初めて完読した。
とても疲れた。
今まで一冊も手にしたことがなかった自分の直感は当たっていたと言うべきか。



 見事な言葉を連ね、整地はされているのだが、
ゴツゴツとして、車を前に進めることができない。
道路が悪いのか車の乗り心地が悪いのか、はたまた両方共悪いのか。
普段読んでいる本の5倍かそれ以上の時を用した。
よく読み取れない部分は数度同じところを繰り返して読む。
話の段落区切りで、それまでのところを咀嚼し、こなされるのを待つ。
この繰り返しで時間がかかる。

 解説で、奥野健男は次のように締めくくる。
「『美しい星』は、日本における画期的なディスカッション小説であり、人類の運命を洞察した思想小説であり、世界の現代文学の最前列に位置する傑作である。」

 傑作なんですか。
それも、世界現代文学最前線に位置するんだって。
ふーん、わからん。

 ディスカッション小説や思想小説というものが何なのであるか知らないが、
そういった分野の小説って、読み進めるのに時間がかかるものなのですか。

 物語の中で、現実の事象をミクロにまたマクロに取り出し描くキラキラした感性が随所にあった。とても新鮮だった。
だけど、それらの表現が物語の主題にどのようにつながり熟成してゆくのかが見えない。
詩であれば、もうそれらだけで一つの世界になるだろう。

 なんか、読後感
パッとしないな。
温泉で湯あたりして、くたばった感じ。
ふぅー。


2017年11月11日土曜日

GEKKOUドリル 追加購入した

 気に入ったので、2.0 2.5 3.0 を購入した。



 一番欲しいのは10mmなんだけど、まだ六角軸のは販売してないみたい。
能書き通り長持ちしてくれれば、値段に見合うかな。


2017年11月10日金曜日

SONY ICF-B200ラジオ 電源バンドが壊れた その2

 電源バンドのつまみのところ、穴を開けることにしました。
ニッパなどで切り欠いて、最後はリーマでガリガリして17mmの穴になりました。



 そこに突っ込むような、こんなつまみを作って、



 差し込みます。
あとは適当な長さに切って整形すれば、できあがりです。



 ところがです、木の棒のつまみを整形するために、差し込んだり抜いたりしていると
音がそのたびに変わることにすぐ気づきました。
つまみのない方が低い音域が抜けて、上等な音質になるではありませんか。
バスレフな感じで抜けの良い、こもらない音です。

 電源バンドの切り換えは、開けた穴から指先でできます。



 即刻、作った木のツマミはボツとなりました。
防滴ではなくなるけど、そういったところではまず使わんから問題なし。

 うん、いい音になり満足じゃ。
めでたしめでたし。




2017年11月9日木曜日

SONY ICF-B200ラジオ 電源バンドが壊れた その1

 自家発電機能を持ったこの非常用ラジオ、20年前のものです。
内蔵のニッカド電池がヘタったので、大容量のものに取り替えてあります。
他は全く問題ありませんでした。

 気に入ったのでこの後継機種Sony非常用ラジオICF-B88を買い増ししてます。
けれどの、音質の好みはICF-B200のほうが数段上でした。
こちらのラジオジは木工など作業をしながら聴き、
ICF-B88は、ベッドサイドで就寝するときや、横になっているとき専用になってます。

 ちょっと前に、電源バンドの切り換えができなくなってしまいました。
スイッチは入りっぱなしで、OFFにできなくても使うことはできますが
さすがこれでは電池消耗しっぱなしなのでイカン。

 電源バンドのどこが壊れたのだろうと、中を開けて隙間からのぞくも
どうもはっきりしません。

 めんどくさいなとおもいつつ、
基盤をケースから外します。

 まずは、選曲・電源バンド・音量の3つのつまみを引っこ抜きます。
マイナスドライバーを本体とつまみの隙間に入れ、
そっとこじってゆくとはずれます。
音量のプリント基板はネジが1箇所(画像黄色矢印)ありますのでそこを外しておくこと。



 あとはだましだまし持ち上げるとパコってプリント基板がはずれます。
あっ、上下に基盤おさえのポッチがありますので、広げてください。
ボクは下側のポッチを欠けさせてしまいました。
 
 基板側の電源バンドはスライドスイッチみたいな感じ。
スライドさせるとちゃんと動作するので、問題なし



 電源バンドつまみとしばらくにらめっこ。
やっとわかりました。
画像のように、基板側のスライドスイッチを外側からのツマミで
挟み込んで動かすようになっていました。
そこの挟むところの片方が破損してました(ドライバーの先っちょのところ)。



 これじゃ、スライドさせることはできないな。
これと同じ部品を作れないこともないけど、つくってもまた壊れそう。

 だいたい、コノ部分このラジオの中で一番動かすところだぞ。
なのに、この貧弱な作りは設計ミスだろう。
他の部分はとても良くできているのに、なんでここだけこんななんだ。

 まぁ、20年間使っているということで、うーん、黙ります。
さてどうするか。



2017年11月8日水曜日

GEKKOU六角軸5mmドリル刃を買った

 以前から気になっていたGEKKOUドリル刃、
ホームセンターに行ったら、六角軸版が販売されていた。





 帰宅して、堅木で試してみる。
イイ感じ。
でも、大抵の刃は最初はみんなイイ感じだからな。
鉄鋼樹脂その他難削材とある。
金属の場合、潤滑油は必須だが、それがなくても大丈夫らしい。
アクリルもOK。

 木工ドリルのやっかいなのは、先端がネジを切って尖っていもの。
深い穴を開けるときにはそれが便利なのだけれど、普段使うには途中で止められない。
深さ設定ができないんだよね。

 で、そのネジを切ってある先端のネジ部分をヤスリで落とすんだけど、
たまに失敗して、全然切れなくなってしまうことがある。
なので、先端が尖ってない金工用の刃を結構使っているのです。