2017年11月9日木曜日

SONY ICF-B200ラジオ 電源バンドが壊れた その1

 自家発電機能を持ったこの非常用ラジオ、20年前のものです。
内蔵のニッカド電池がヘタったので、大容量のものに取り替えてあります。
他は全く問題ありませんでした。

 気に入ったのでこの後継機種Sony非常用ラジオICF-B88を買い増ししてます。
けれどの、音質の好みはICF-B200のほうが数段上でした。
こちらのラジオジは木工など作業をしながら聴き、
ICF-B88は、ベッドサイドで就寝するときや、横になっているとき専用になってます。

 ちょっと前に、電源バンドの切り換えができなくなってしまいました。
スイッチは入りっぱなしで、OFFにできなくても使うことはできますが
さすがこれでは電池消耗しっぱなしなのでイカン。

 電源バンドのどこが壊れたのだろうと、中を開けて隙間からのぞくも
どうもはっきりしません。

 めんどくさいなとおもいつつ、
基盤をケースから外します。

 まずは、選曲・電源バンド・音量の3つのつまみを引っこ抜きます。
マイナスドライバーを本体とつまみの隙間に入れ、
そっとこじってゆくとはずれます。
音量のプリント基板はネジが1箇所(画像黄色矢印)ありますのでそこを外しておくこと。



 あとはだましだまし持ち上げるとパコってプリント基板がはずれます。
あっ、上下に基盤おさえのポッチがありますので、広げてください。
ボクは下側のポッチを欠けさせてしまいました。
 
 基板側の電源バンドはスライドスイッチみたいな感じ。
スライドさせるとちゃんと動作するので、問題なし



 電源バンドつまみとしばらくにらめっこ。
やっとわかりました。
画像のように、基板側のスライドスイッチを外側からのツマミで
挟み込んで動かすようになっていました。
そこの挟むところの片方が破損してました(ドライバーの先っちょのところ)。



 これじゃ、スライドさせることはできないな。
これと同じ部品を作れないこともないけど、つくってもまた壊れそう。

 だいたい、コノ部分このラジオの中で一番動かすところだぞ。
なのに、この貧弱な作りは設計ミスだろう。
他の部分はとても良くできているのに、なんでここだけこんななんだ。

 まぁ、20年間使っているということで、うーん、黙ります。
さてどうするか。



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