2017年10月31日火曜日

「江戸の科学大図鑑」を読む その1

 図鑑を借りてきた。河出書房2016年5月発行4800円。



 まずは目次です。





 守備範囲広いな。


 宴会風景か。



 今も昔も変わらん。




2017年10月30日月曜日

花王クイックルワイパーのシート もったいない 解決編 おまけ4 

 頑張って、国際特許もちょっとググってみると見つかる。
「Floor Cleaning Sheet」に関するものだけど、本体も同じようにあるんだろうな。



 「Kao Overview 2017」にものせてるから、花王の自信作なんだ。





 だけど、シートの半分しか使えない構造については、発売当初より変化してなく
「もったいない」状況は変わってないぞ。

 ただし、クイックルワイパーハンディについては、ハンディシートを「全面無駄なく使う」工夫について記されている。
うん、こうじゃなくっちゃな。



 ということは、シートを無駄なく使うことや、もったいないなと考えている
開発研究部員さんたちはいるということなんでしょうか。

 さてさて、嘆き偏・解決編と長くなりました。
まとめておきましょう。
           固定   面利用率 ゴミ&塵など付着 取り付け方法
クイックルワイパー   上    50%     ◎       ◎
ボクの試行品             下      100%            ◯       ◯
  
 現在クイックルワイパーはきっと家庭普及率50%を超えているとおもいます。
業務用も入れれば大ヒット商品です。
1994年発売以来改良を重ね、家庭の定番清掃用具として不動の位置を確保しています。

 すばらしい製品だからこそ、「全面無駄なく使う工夫」を花王さんには挑戦してほしい。
これができれば完璧な製品ではないですか。

 花王さん、完璧めざしてクイックルワイパー発展させてください。


2017年10月29日日曜日

花王クイックルワイパーのシート もったいない 解決編 おまけ3

特許第3649688号:パイプの連結構造
・清掃場所(床、壁、天井、ガラス窓など)に応じて長さを変えられる。
・販売するときの梱包が小さな箱に収まる。商品の輸送・保管において貢献度大。



特許第5031449号:清掃具の継ぎ手機構
・シートヘッドと継ぎ手をつなぐ、クルクル自在に動く所。
・この機構のおかげで、シートヘッドが常に床など清掃場所にシッカリ平面を保つことができ、
 シート全面でゴミを付着させることが可能。
・上下左右に制限のある箇所も自在継手により、
 シート面を微妙な角度変化させることができる。



特許第3625045号:清掃具
・シートヘッド内部に弾性スペーサーを付け、シート接地面の平面度を高める。



特開2011-183153号:清掃具
・シート面の凸凹が波紋のように拡がるような形状で、ゴミ・塵等を捉えやすくした。



 と、まぁ国内では特許はとってるんだな。
当然か。

 目を世界に向けてみる。



2017年10月28日土曜日

花王クイックルワイパーのシート もったいない 解決編 おまけ2

 しつこいとはおもいつつ、海外ではどうなっているかググってみた。
あった。











 米国・英国にもあるが、形は花王のとほとんど同じ。
花王のほうが安い。
外国製品も取り付け方が同じなので、シートが半分しか使えないのは同じ。
やはりもったいない。


 花王は国際特許取ってないのか。
それとも、花王が特許料を支払っているのか、どちらなんだろうね。
どちらもそんな訳はなかろうと、ググった。
やはり模倣品に困ったようだ。

 調べてみると当然のこと、特許はとってあった。
次回はそこから。


2017年10月27日金曜日

花王クイックルワイパーのシート もったいない 解決編 おまけ1

 こんなのはどうでしょう。
パンツのゴム紐の両端に適当な洗濯バサミをつけます。
それを255×180の板の対辺でシートの端を引っ張るようにすればできあがりです。
普通のゴム輪だけど、こんな感じ。




 しかし、4ヶ所はさむ手間が、押し込む方法に比べると劣るし、なんか見苦しいぞ。
ゴム輪だけにすれば、もっと簡単だな。




 これでも充分使える。

つづく

2017年10月26日木曜日

花王クイックルワイパーのシート もったいない 解決編 その3

 解決編には違いないのですが、似たものを制作してしまいました。
すべて端材ですので、金額はゼロ円。


 なんか風呂場の湯かき棒みたいだな。
シートの取り付け方などを、あれこれ工夫しているときでした。
クイックルワイパーの柄とシートを固定する取り付け部分が自由自在に動きます。
興味がそちらに浮気してしまって、なんとなく作りたくなってしましました。

 ポイントは2つあって、
1.丸棒2本が直交するところ。
試作品では10mmと、牛タンの串5mmです。



2.丸棒の一方にスペーサーを入れないとずれる。説明しにくいので画像をみてください。




 スペーサーは見苦しいので、直方体の継ぎ手回転子みたいにして、軸に掛かる負担を減らし頑丈にしました。





 これでクルクル回すことができなす。



 たまにつっかかりますがご愛嬌。
こんな簡単にできるとはおもっていませんでした。
めでたしめでたし。

つづく

2017年10月25日水曜日

花王クイックルワイパーのシート もったいない 解決編 その2

 ベストではないかもしれないけど、ベターな案です。
穴6個の板をクイックルワイパーに簡単に装着ができるようにしました。
前回の画像にも写っている4つの突起がそれです。
本体を板に押し込んだ画像です。  



 突起は10mmの丸棒、最初に1辺の2つを固定し、
もう1辺の2つの突起は現物合わせで丸棒を本体に強く押し当て、位置決めをします。
本体を押し入れる4つの突起の内側は、斜めに削ります。

 これで持ち上げても板は落ちなくなりました。

 床に接する面が今は平面なので、どうしてもシートの4辺にゴミが集まります。



 ゆるい曲面になっていれば一番効率よくゴミを集めることができます。
なのでこの板は、反っている木が一番です。
ボクが使った素麺の蓋は、いくらか反っていてグッド。
シートと板の間に、梱包材のプチプチを貼るとか何かマットのようなものを挟めば解決するとおもいます。

 さて、これでシートのムダがなくなりました。
毎日使ってますが、何の問題もありません。
さらに便利になってます。

 花王さん、オプションでこれ、販売しませんか。
100均で売り出しても、人気商品になるとおもうんだけどな。



2017年10月24日火曜日

花王クイックルワイパーのシート もったいない 解決編 その1

 ひらめいた。
こんなの。



 24mmの穴を6個あけ、お店でパックに使っているプラスティックを利用します。



 それに十字の切込みをいれ、両面テープでシッカリ固定します。
切り込みの先端は、落としてください。



 とりあえず、これでもう使えます。
クイックルワイパーをこの上にのせて、床を移動してみてください。
普通に使えるでしょ。
持ち上げられないけど。

 使ってみて気づいたのですが、
クイックルワイパーのあの幅は隙間に入れることができて、便利なのです。
花王の研究開発員さんたちよく働いているな。
素麺蓋で作った180mm幅は細い隙間に対応できません。

 普段は重ねて使っていて、細い隙間の所でカチッと脚でロックを外し、
本体の幅の掃除に戻るときはまた重ねてロックする、
というふうになればベストだな。

 うん、なんかヒラメイてきたぞ。
次回につづきます。



2017年10月23日月曜日

花王クイックルワイパーのシート もったいない 嘆き編

 花王のクイックルワイパー、かれこれ10年以上使ってます。
本体は納得価格で10年以上使ってもびくとも劣化もなし、
何より良心的だなとおもうのが、
必ず使わなければならないシートが高価ではないということです。

 プリンター本体が安くて、インクが高いというバカバカしさに
追従してないのが、よろしい。

 しかしググってみると、本家のは高いということで、
西友や100均から廉価版が販売されてました。

 このクイックルワイパー、使い始めたときよりおもっていたのですが
シートの使ってない部分というか、構造上使えない部分が多くて
もったいないと常々感じていました。
これは廉価版でも同様です。

 正確な寸法ではありませんが、画像からわかる通り
約半分が使えないのです。



 1パック、560円で買ったら280円を捨てていることになる。
いつも、使える部分を表面に折りたたんで、
窓の桟、廊下のすみ、ちょっとしたヘリなどなるべく使ってから
ポイしてました。

 ほぼ前面が使えるような取り付け方はないものか、
考えているのですか、これがなかなかの難題なんです。

 現在のシートを指で押し込むという取り付け方、素晴らしいです。
この取り付け方のために、シートの半分を犠牲にしているといってもおかしくはありません。

 見逃しがちですが、本体の梱包・組み立てもうなるところがあります。
完成した本体そのまま販売したのではかさばってしょうがありません。
それをあれだけコンパクトに箱に収めたことは、グッドデザインであります。

 家具のノキアも梱包を見越した設計・制作をしていて、
保管・運搬に多大な成果をあげていますが
花王のこの製品、ノキア以前に先見性がありました。

 さて現在よりも少しでも無駄の出ない取り付け方、
なんかないかなぁ。

 薄い鉄板にシートをまわして、端っこを磁石で抑えるなんていうのは
即、却下。

つづく


2017年10月22日日曜日

「重力波」再び

 前回は中性子星の質量のとんでもない重さだった。
今回は「重力波」の「波」です。

 遠い未来、地球から飛び立った宇宙船は重力波の波にのり
サーフィンでもするかのように重力波の飛沫を上げ、
さっそうと深遠の宇宙探索に向かうのだろうと、想像していた。

 北斎の「神奈川沖浪裏」で、3艘の船が波にもてあそばれているが、
あの波は重力波で、3艘の船は宇宙船、飛行士もたくさん乗っている。

 ところが、新聞記事(朝日朝刊20171022)によると
「LIGOでは、真空中の中につるされた鏡が、原子の直径のわずか10兆分の1動く様子を測定し、
重力波の波形を決定する。」
とある。

 なんだ、これじゃぁ、サーフィンどこじゃないじゃん。
重力波が宇宙船の動力の節約になったり、船を波に乗せることにより加速させたりと
SFチックに想像していたんだけれど、
これじゃ無理かも、残念。

 でもこの先、相対性理論を凌駕するようなものが出てくるかもしれない。
重力波の波に乗ってサーフィン、してみたいね。


2017年10月21日土曜日

栗材でバターケース制作 その5

 蓋を作らなくっちゃ。
材料をいろいろ物色して、先日作ったパン皿3枚をつぶした。

 加工途中の写真、撮り忘れてしまいました。
6枚とも加工をきつめにしてしまったため、そのままでは蓋が閉まらない。
簡単にヤスリで修正できるかと、せっせと始めたが、大変大変。
これならゆるめに加工するべきでした。

 まぁ暇なので、ひとつづつぶつかっているところを削りました。
調整がすんですんなり入るようになると、
あれ?蓋がずれる、違うところを削ちゃったみたいだ。
このくらいなら、まっ、許容範囲です。

 120番でペーパーがけし、水拭き。
240番でならして、布でゴシゴシ仕上げました。




 オイルはクルミの予定で、台風21号通過したら塗ります。
で、完成だな。
バターケースのつもりだったけど、弁当箱でも使えそう。
何を入れるかは購入した方が決めてもらって小箱でもイイな。
ひとつ2000円です。

2017年10月20日金曜日

栗材でバターケース制作 その4

 木口がザラザラだ。
木口のカンナがけはとても大変です。
こんな風に固定してっと・・・



 ブロック6個、全部で12面、くたびれた。
途中で刃が切れなくなってきたけど、なんとか終わらせて
あとはスクレーパーで仕上げた。


2017年10月19日木曜日

栗材でバターケース制作 その3

 ひとつ掘り下げるのに、40〜50分かかる。
まぁ、そんなものだろうな。



 6個のブロックの木理は均一でないので、
そのままでヤスリ掛けも必要のない仕上がりの物もあれば、
逆目になってしまったのか荒れてしまっているものもある。

 内面は鉋がかけられないから、面倒だぞ。

 側面など外側は、カンナがけで仕上げられる。
ツルッツルに仕上がって、イイね。
栗は鉋がかかりやすくって、好きだな。

つづく

2017年10月18日水曜日

朝刊一面の記事が「重力波」だぞ

 一面トップの記事が「星の合体 重力波で観測」とはなかなかです。



 中性子星の説明が欄外にあって、
「理論的には、茶さじ1杯分の質量が10億トン程度」とある。
この10億トン程度がイメージできない。
うんと重いんだとはおもうが、どのくらい重たいのだろう。

 何でもかんでも「東京ドーム」をたとえるが、あれ大っ嫌い!
何かを例えるたびに東京ドームの宣伝をしている感じがして、ホントに嫌い。

 あれこれ身近な物で、比べるものがないか悩んだぞ。
富士山の体積は1400km3らしい。
富士山を水で満杯にすると、1400×1000m×1000m×1000mで1m3=1kgだから
1,400,000,000,000kg=1,400,000,000トンとなる。
 
 これを1,000,000,000トンで割ると1.4とでた。
ということは、茶さじ一杯と半分弱で富士山に水を満杯にしたのと同じかよ。
ヒェ~、つい先日も富士山をごく間近で見てきたけど
あれが、紅茶のスプーン一杯半かね。
 
 う~ん、う~ん、まっ、そういうことなんだな。


2017年10月17日火曜日

栗材でバターケース制作 その2

 ブロックの体積160×100×42=672000 ・・・(あ)
              削った体積140×80×35=392000 ・・・(い)

                        (あ)−(い)=280000

 う~ん、残ったのは約4割、削ったのが約6割。
ロクロで器や削りだしの加工など、みなそうだけど
う~ん、避けられぬ問題だな。

 6個作るので、削る部分の型をボール紙で作った。
よく、型は作ります。
シッカリ管理しないと、たいていどこかに隠れてしまう。



 彫り込み開始。
ビットはオフコのロングビット60mmある、径は12mm。
長いだけで怖いな。
3mmずつ掘り下げていたが、やけに振動が多いので2mmにしたら幾分収まった。




 4個終了したところで、吸塵のバケツを見たら
おっ、半分近くたまっている。
もうこのくらいになると、吸塵の掃除機の本体にたまってしまっているな。

つづく

2017年10月16日月曜日

栗材でバターケース制作 その1

 以前制作した欅材のバターケースはその後問題がなかったので
同じ作りで今度は栗材で作っています。

 まぁ動機はいつものお店に丁度よい厚さの栗材があったからなので
芸術家魂に火がついたわけではありません。

 厚さ42、160×約100のブロックがちょうど6個とれて1000円(製材加工賃込)、
納得価格です。



 もとの板は60mm位の厚さがあったのですが、への字に反っていました。
ヘの字の頂点で真っ二つにカット。
箱と蓋を木目がつながるようにしたかったのですけど、厚さがあと少し足りませんでした。

つづく


2017年10月15日日曜日

TRUSCO軽量樹脂台車 カルティオMPK720BK ストッパー自作 その5

 Amazonに初めてカスタマーレビューした。
良い製品だったのだけど、台車を固定できないのが危険でした。

 台車は仕事や日常生活などあらゆる場所で使われるものです。
事故が起こってしまう場面はたくさん想定されます。

 簡単格安でロックできる工夫があれば、それに越したことはありません。
これから購入される方、すでに購入して使用されている方が
このレビューを目にして、自作されれば
想定される事故が少なくなるのではとおもいたち、
投稿しました。

 どうか試してみてください。


2017年10月14日土曜日

TRUSCO軽量樹脂台車 カルティオMPK720BK ストッパー自作 その4

 寸法です。



 ついでに、X線。



 ほぞ部分は大入れみたいにしましたが、相欠きでもなんでも頑丈第一で加工します。
いきなりこんな加工するのが難しい方は、その1の棒きれ2本を作って試してみてください。
しっかりロックされるはずです。

 いつかどこだったか、台車で配達されている方が
安全帯というのでしょうか、自分の腰バンドと台車をカラビナで結束して
安全確保しながら押している姿を見て感動したことがありました。

 滑らかに移動できること、
全く同じように、確実に固定できること、両方が必要です。
車両というものはみな同じだな。

 「安全第一」これが一番です。
 


2017年10月13日金曜日

TRUSCO軽量樹脂台車 カルティオMPK720BK ストッパー自作 その3

 その3はなかった予定なのでしたが、
台車を転がしながら、ストッパーをつけたり外したりしていると
ヒラメイてしまいました。

 こんなのです。



 これなら、1回で着脱できます。
こうやって、軽く差し込んで、



 軽く蹴飛ばします。



 しっかり、ロックされます。

 で、解除するときは、ここの隙間から手ではずします。



 使わないときは、このへんにぶら下げるなり、はさむ工夫をすればよいでしょう。



 まだ、ちゃんと作ってないので、画像では乗せているだけです。

 これ、1回でロックできて便利なのですが、
接合部分を頑丈に制作しなければいけないので、その加工がちょっと大変かもしれないな。
ストッパーの棒切れを2本作って、差し込むだけのほうがずっと簡単。

 画像ではRとLが記してありますが、裏表関係なく使えます。
次回は、参考程度の寸法をのせます。