2017年10月22日日曜日

「重力波」再び

 前回は中性子星の質量のとんでもない重さだった。
今回は「重力波」の「波」です。

 遠い未来、地球から飛び立った宇宙船は重力波の波にのり
サーフィンでもするかのように重力波の飛沫を上げ、
さっそうと深遠の宇宙探索に向かうのだろうと、想像していた。

 北斎の「神奈川沖浪裏」で、3艘の船が波にもてあそばれているが、
あの波は重力波で、3艘の船は宇宙船、飛行士もたくさん乗っている。

 ところが、新聞記事(朝日朝刊20171022)によると
「LIGOでは、真空中の中につるされた鏡が、原子の直径のわずか10兆分の1動く様子を測定し、
重力波の波形を決定する。」
とある。

 なんだ、これじゃぁ、サーフィンどこじゃないじゃん。
重力波が宇宙船の動力の節約になったり、船を波に乗せることにより加速させたりと
SFチックに想像していたんだけれど、
これじゃ無理かも、残念。

 でもこの先、相対性理論を凌駕するようなものが出てくるかもしれない。
重力波の波に乗ってサーフィン、してみたいね。


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