2018年12月31日月曜日

2018年大晦日

 今日で2018年が終わる。
なんか気の利いたことを書けば、格好がつくだろうが、特には思い浮かばん。

 でも、2014年に病気になり2015年に2度手術をして、術後の経過は良くなかった。
しかし2017年の7月下旬より突然、あれだけあった発作が収束に向かった。
そして今日で約1年と半年、ようやくいくらか平穏な日々を過ごせるようになった。
ゴミ出しもできる。
庭の草刈りもした。
散歩も1キロ以上できるようになった。

 収束に向かった原因が何なのかわからないところがやや不安であるが、
とりあえず日々なんとか生活できることに感謝している。

QOL(Quolity Of Life)がようやく各方面で叫ばれるようになった。
結構なことである。
痛みをなくして、もしくは少なくして日々の生活を過ごせるようにするという当たり前な事柄が医療や介護の面で上位に上がってきたわけだ。

 痛みを我慢しろだの、不便を耐え忍べなど、
それらがどれだけ辛く、当人の心をむしばむか。
我慢第一日本民族に鉄槌を下すのがQOLである。

 病気になっても介護されるようになっても、なるべく日々の生活をそれなりに過ごせるような医療や介護を望む。

 ジジイはこの程度の健康でよいからと手を合わせ今年に感謝し来年に願う。


2018年12月30日日曜日

飛行機雲

 暇なことがバレてしまうが、別段隠すつもりもない。
仕事が忙しいときだって、空を見上げ飛行機雲や雲の流れをポカンと眺めるのは好きだったな。

 ここに住むようになってもうすぐ10年を迎える。
ほぼこの地点の真上を真東からほぼ真西に飛んでいく飛行機が以前から気になっていた。
このジェット機は高高度を飛んでいるのが特徴だ。

 Flightradar24.com というサイトを知ってからこういった飛行機の素性を知ることが簡単になった。
先日、あっあれだとおもって、即調べた。
わかった!
KOREAN航空の、ハワイからソウルへの便だった。
ハワイ方面からの航路は銚子上空に入る。それから成田のやや南側を通り、我が家の上空あたりでは真西にソウルを目指す。

 そういえば、飛行機にもここしばらく乗ってないな。


2018年12月29日土曜日

椅子の脚裏 床保護

 この商品名にスリッパーキャップというのがあることを知らなかった。
昨日購入したのがこの画像。4つ税込みで466円だから安くはない。



 椅子にはめてみるとピッタシ。



 見た目も悪くない。
これで貼ったものが荷重でずれる心配はなくなったが、あとは耐久性を確かめるだけ。

 商品説明はこうなっている。



 杉田エース会社のHPでこの製品を検索したが見つからない。
どういうことなんだろう。

 ところで、いきつけのHCでこれを購入したのだが、この床保護の商品の棚が充実していた。
見たこともないような製品もあった。いままではA4サイズくらいのフェルト製品を脚の形に切って使っていた。需要が多いということだろうかね。


2018年12月28日金曜日

宗教の勧誘 家庭訪問

 病身の身にはこたえた。
1週間に2度のゴミ出しもままならぬ生活で、こちらの都合にかまわずピンポンされる。
宅配の荷物を受け取るのでさえ、つらいのだ。
もちろん、発作が起きているときなどはでない、でることができない。

 信者を増やすために、個別の勧誘が信仰活動でありあかしであるという。
とんでもない誤ったことだとおもう。
自分たちのことしか考えてない。
お釈迦様の時代から、布教活動は辻説法が定番だったろう。

 かってフランスに遊んだとき、こんな神父(司祭)さんがいた。
その時代、どの宗派の教会も信者の減少が悩みであった。
戸別訪問で信者勧誘獲得を目指す教会が多数であった。

 そんな情勢の中で、その神父さんはそういったやりかたを批判こそしなかったが
ご自身はけっして個別の勧誘はせず、ひたすら教会の門を開き続けた。
その神父さんのもと、信者は増えることはなかったようだが、いなくなることはなかった。

 去者不追来者不拒 であってほしいと願う。


2018年12月27日木曜日

バッテリーレス タブレット型 Windows PC『DG-BTL10IW』

 気になって調べた。
ジジイの頭が未熟なせいか、何度かプレゼン資料を繰り返し読んだが、わからん。
タブレットからバッテリーを排除したわけだから
デスクトップ タブレット っていうことだよな。

 11年前のMacBook Pro は2度バッテリーが膨らんで、サードパーティーのものを使ったがそれも駄目で、結局使用するときはリチウムイオン電池を外している。
軽くなってそれはそれでよし。
こうして使っているものといったい何が違うんだい?

 なんか中途半端な製品だな。

2018年12月26日水曜日

モロッコ旅行 まとめ

 モロッコ旅行が尻切れトンボでした。
まとめです。

『あーそういえばモロッコより戻りました、2週間とちょっと。最初の1週間はモロッコの国内旅行、バスです。アトラス山脈も渡りFEZ, meknes, casablanca, marrakeshe, と周り、そのあと1週間はクラブメドみたいなマラケッシュから車で20分くらいの砂漠の中みたいなところですが、プールは3つ、テニスコート、スパなどすべての施設がありました。
ジョバンニは毎日温泉室内プールで泳いで外で日光浴してました。
旅行費は食費含み一人6万円で収まりました。モロッコ特製の皮の下履き、バーブッシュは8€です。
真っ黒になって帰ってきました。』



 この親類のグループはパリ発着のツアー旅行です。
以前より旅好きの人たちに勧めているのが、パリを拠点とした旅行です。
ただし時間に余裕のある人(と日本語以外に外国語ができる人)にしかできません。

 パリに着いてから、または日本からパリ発着のツアーを予約するのです。
日本では今でこそ、HISやらなんやら安いツアーが目白押しですが、パリの旅行社はもっとすごい。
ジジイが学生時代からです。

 北欧・東欧・アフリカ・中近東など何でもあって、安いときている。
日本のツアーに申し込むより断然安い。

 パリに着いたはいいけど、なにか手持ちぶたさだなと思う方は
是非、試して下さい。


2018年12月25日火曜日

「冒険の森へ」 傑作小説大全

 2015年集英社から刊行された。

 ジジイの小説の著者の範囲は狭い。
ある程度きまった作者のものを読んでしまう。
理由はない。
きっと食わず嫌いならぬ読まず嫌いなのだろう。

 それではとおもい、傑作小説大全「冒険の森へ」を2冊読んだ。
数人の作家の代表作を一冊にしたものだが、面白いではないか。
2冊をあっという間に読破してしまった。

 そうすると今度はその面白かった作者のものを読みたくなる。
これで少しは選択する著者の範囲が広がる。

 このシリーズは全20巻なので、しばらくは楽しめそうだ。


2018年12月24日月曜日

モロッコ旅行 その8

 ヤギの木登りです。



『ヤギが木に登ってこの木の実を食べます。その種を拾ってオイルにします。モロッコの西南部の有名品です。化粧品にもサラダオイルなどにも、高血圧の人にいいそうです。』
とメールにはありました。

 「モロッコ ヤギ 木登り」で検索するとたくさん出てきた。
有名らしいな。

 最近のヤギの活躍は、雑草を食わせて草刈りを代行させることだな。
ジジイの住んでいる近所でも数箇所でこれをやっておる。
夏の炎暑の中、もくもくと草をくっておるが、
草地の隅にでも日除けをつけて休ませてやりたいぞ。

住んでる役所で貸出をしてくれんかの。1日千円。


2018年12月23日日曜日

モロッコ旅行 その7

 昨日の遺跡はvolubilisでした。
ネットで調べると、山盛りで出てくる。

 Atlas,4000m級の山系なのか山脈なのか山なのかわからないけど



 あの向こうはサハラ砂漠。
砂漠と雪山の対比って、なんかメマイがする。




2018年12月22日土曜日

モロッコ旅行 その6

 ローマの遺跡です。
他にもたくさんあるようです。



 少し前に中国で事故を起こした中国版新幹線事故、その車両を土に埋めてしまったことがありました。非難の嵐でしたが、歴史的に見ると遺跡は現代の表土の下にあるものがほとんどです。
だから、処理方法としては正しかったのかもしれない。
ここの遺跡はどうかわからないけど、地面の下を掘り起こして遺跡を発掘してその姿を蘇らせているところなんかたくさんあるわけだしな。

 これは水道橋なのかな。
なんだろう。


2018年12月21日金曜日

モロッコ旅行 その5

翌日 casablanca_Hassasin_II の中に入ったそうだ。



 日本は「日出ずる国」、
モロッコ( المملكة المغربية‎) アラビア語で「マグリブ(日が没する国)」なのだそうだ。
上のカッコ内のアラビア語は(almamlakat almughribiat‎)と発音する。

 知ったかぶりをすると、
アラビア語は右から書くのでアラビア語のワープロは入力するに従ってカーソルが右から左へ移動する。ところが算用数字1,2,3・・・のところにくると、数字は左から右なので、カーソルは今度は左から右へ移動する。

 macOSで書いているのだが、上のアラビア語のところへカーソルをもってゆくと、右カーソルでカーソルは左へ移動する。左カーソルでは右へ。
(残念ながらブログ内ではカーソルの動きはそうなりませんでした。)

ブログ内でアラビア語が表示されるかどうかわからんが、細かいことをしているもんだな。
まぁ、しかし漢字をPCにのせる苦労は並大抵なものではなかったから、同様のことをしているわけだな。

2018年12月20日木曜日

モロッコ旅行 その4

casablanca Hassasin II



 この塔からも、定時にコーランが流れるのでしょうか。


2018年12月19日水曜日

モロッコ旅行 その3

 世界遺産 Ait_Ben_Haddou です。



 初めて聞きました。
そこでの昼食、野菜のtajin 5€。

 ちょっとググった。



気温が8度とある。
寒いんだな。

2018年12月18日火曜日

モロッコ旅行 その2

 宿の朝飯です。



 これって、一皿が一人前だとおもいます。きっと。

 地中海沿岸の地域はどこも紀元前から様々な歴史があるところ、
地中海沿岸文明なんていうの、そんなものなかったか。

 モロッコの空を飛んだサン=テグジュペリが見た風景は今もそれほど変わってはいないのだろうな。



2018年12月17日月曜日

モロッコ旅行 その1

 親類が旅写真を送ってきました。

スークの中のオリーブ専門店。1kg2€弱。



何キロ買ったかは知りませんが、フランスの住居に持ち帰りガンガン食べているそうです。


2018年12月16日日曜日

床保護のための椅子脚底のこと 続き

 どうやらではなく、保護のために貼ったものがずれるのは椅子本体の問題のようです。



 左後脚が顕著なのですが、この画像でも保護材が右にずれてきているのがわかります。
何を貼っても右にずれてきます。
私の座り方の癖ではありません。

 脚の底が斜めになっているのが原因です。
この画像のように後ろから見たとすると脚裏は右上がりに傾いているはずです。
もちろん大きくは傾いていません。もしそうならガタつくはずです。
ほんの少しだけ傾いていればじわじわと粘着テープ面がずれてきます。

 床面が歪んでいても同じことが起こるでしょうが、ここの床面はそんなことはありません。
脚裏を少し削ればよいのですが、これって意外と面倒です。
削りすぎると椅子がガタついてしまいますから。

さてどうしましょ。

2018年12月15日土曜日

床保護のための椅子脚底のこと

 床を保護するために椅子の脚裏にフェルトを貼ったりします。



 または、シリコンの小さな靴下みたいのを履かせるようなのもあります。



 かぶせるものはずれたりはしませんが、フェルトはしばらく使っているとずれてきて
最後には役目を果たさなくなります。

 そこで試しに、障子の桟に貼る滑りやすくするものを貼ってみました。



 縦に筋が入ってますから、その方向にはよく滑ります。
しかし、その直角方向は椅子がズレにくい。床に傷がつくかもしれない。

 フェルトではしばらくするとずれてきましたが、この「スベール」ではどうでしょうか。

2018年12月14日金曜日

米国の心電図検査医療事情

 米国製の米国内販売のApple Watchには簡易心電図検査機能が付いている。
これだけでは機能せず、データを見るにはiPhoneが必要みたいだ。

 ある記事を読んでいたら、その心電図検査の米国事情がのっていた。
発作性心房細動のカテアブ手術を2度して、現在も服薬中のジジイとして
興味のある事柄である。
ここ一年と半年くらいは発作も起こらずに、比較的平常の生活に戻ることができている。

 ジジイはオムロンの簡易心電計を使っている。2万円ちょっとくらいだったか。
あとは心電図を印刷するためにアプリが1万円弱。
便利である。不安感も減る。不整脈が出たときのものを主治医に見せて診断してもらう。
不整脈で一番やっかいなのが、発作が起こっているときのデータが取りにくいということがある。
これをもっていると結構な確率でそれらを記録することができて、診断に有効である。

 定期検査の診断でとる心電図検査も目くじらを立てるような金額ではない。
米国の状況を読んで、驚いた。これではますます心臓が縮み上がる。
どおりで米国では心筋梗塞などの死亡率が高いのか。

 米国ではこんな流れだそうだ。
1.かかりつけ医で症状を診察。心臓専門医を紹介される。
2.ここで再診察して、必要に応じて心電図検査となる。
3.後日検査結果をきく。

 箇条書きにすると簡単だが、これらの診察・検査のたびに予約が必要で結果を得るまでに最低1ヶ月はかかる。
月300ドルの保険を支払っている場合でも、毎回約150ドル支払う。つまり合計4回の診察・検査で600ドル程度の自己負担となる。

 ようするに、時間も金もかかりということだ。


 ここまで記して、Apple Watchを買うなら、オムロンの簡易心電計を購入したほうがよいのではないかとおもうのである。
まぁ、それにしてもこんなに手間がかかるなら、診断・検査・治療行為にはいる前にくたばっちまうな。

 「portable Electrocardiograph price」でググるとオムロンより安く良さそうなものが結構あり、評判もそさそうである。
どちらに軍配があがるかは難しいが、両方あればそれにこしたことはなさそうが結論です。


2018年12月13日木曜日

義歯がとれた

 義歯がポロリと取れた。土台と2本の軸でつながっていたようだ。
即、かかりつけの歯医者へ出かけた。

カルテを見ると6年前に入れた義歯であった。
それから約一ヶ月後、以前のは金属であったが今回はセラミック?のものが入った。

 結論は大変に具合が良い。
今までは、入れた両脇の歯になんとなく圧迫感がしばらくあり、馴れるまで数日かかったような気がする。しかし今回のは入れて高さ調整をした直後から、まったく違和感がない。驚いた。
歯科技工士や型を取る歯科衛生士や歯医者さんたちの腕がよいこともあるだろうが、型を取るための充填剤みたいな素材の進歩もあるはずだ。以前より格段に型をとっている時間が短縮されている。
費用は保険がもちろんきくが、5千円ちょっと、この料金は助かるな。

 明日は、右上親知らずに出来てしまった虫歯治療にゆく。


2018年12月12日水曜日

安けりゃイイってぇもんじゃねぇだろう

 昨日、DAISOに竹串を仕入れに行った。
わたしは木工で竹釘としてよく使う。
焼き鳥などの太さのものが長さ違いで各種販売されていたが、
ほしいのはもっと太い5mm程度のもの。

 うん、牛ぐしやフランクフルトなどに使われている太さぐらいのものかな。
今使っているのは、タン串のものだが、もうあと僅かになってしまった。

 竹ひごみたいに長いものを探すか自分で作ってもよいのだが、
諦めかけて再度陳列棚をこんどは割り箸などの棚を探すと、ありました。




 40膳入っていて100円、会計は108円。
一膳ごとにパックされ、楊枝も入っているではないか。
いくらなんでも安すぎる。
ものには適切な価格ってぇもんがあるんじゃないのか。

 機械の流れ作業で休むことなくバンバン作るのかもしれないけど、
どこかの作業に人がやはりはいるはずだ。
ジジイが心配しても何かが変わるわけでもないことはわかっておる。
しかしだな・・・。
しかし・・・。



2018年12月11日火曜日

NHK家族に乾杯 加山雄三さん出演

 今回は東秩父村の散歩。
地元のお宅にお邪魔して、ややひなびた感じの音色のピアノで
「海その愛」を歌った。

 なんかとても感動したな。

2018年12月10日月曜日

コンドル 泥っぷマット 【玄関マット】 屋外用 #3 45×75cm F-185-3 山崎産業を買った

 大きさを間違えたけど、まぁいいや。
1割引で1980円。ネットで調べずに購入したけど、まぁいいや。



 最悪の条件の中、9年10ヶ月、よく頑張ってくれました。
4箇所のペグが意外としっかり固定されていて、バールを使わないと引っこ抜けなかった。あっ、ペグは自前です。
鉄製のペグだったが、サビはほとんどなくそのまま再び使った。

 きれいになったな。

2018年12月9日日曜日

反った板をそのまま活かす

 枝をそのまま活かして木工品を制作することはたくさん行われています。
木は製材して板にすると、反ります。
この家を立てた地元の工務店経営の大工さんは
「反る木は反る。反らない木は反らない。」名言だとおもいますし、実際そのとおりです。

 枝ぶりを活かしての制作があるように、板の反りをそのまま活用しての制作も楽しいものではないかと考えています。栗板の薄板が反ったのをそのまま利用したこともあります。わざわざアイロンで曲げる必要もありません。

 乱暴な落書きでいくつかの案を見て下さい。
椅子の座面など反り加減によっては、そのままで良いくらいのものがたくさんあります。苦労してほり込むこともありません。



 ベンチの座面もそうですが、脚にしても微妙な曲面がデザインとなります。
小物の箱の蓋などにも使えます。
適材適所、応用がきき反りの美しさを控えめに押し出すのも、楽しいことです。


2018年12月8日土曜日

ゴミ箱 制作 その3

 制作方法です。
わざわざ説明するのも恥ずかしいくらい簡単です。
側板をそれぞれ相欠きにしてはめてあるだけです。

 今回は、お店で雨ざらしになっていた松を使いました。
今年の二月に板にしたもので、まだたっぷり湿っている。
このままでは厚いので半分に挽いてもらって、10mmにしてもらいました。
乾いてくれば反るだろうからと、わざと板に負担がかかるように少しいびつにして
無理やりはめこんであります。

 予想通り、力がかかっているところが反るというか曲がってきたけど、
まっ、それも味です。

 まっすぐのときの相欠きは問題なく加工できたけど
ころばしたときの切り方がすぐにはわかりませんでした。
困ったときは、ダンボールで模型を作るが一番確かです。



 ふぅーん、なるほどね。
こんな風になるんだ。




 理解しても、実際に材に墨付けするときは注意していても間違える。
そのたびに消しゴムでゴシゴシ、ゴシゴシ。

 組み立てようとしてわかったことだけど、最後の一枚をかみ合わせるとき
転ばす角度がきつすぎると、入らないとおもいます。
相欠きの合わせる部分が重ならないのです。
設計図段階では気づかんかった


2018年12月7日金曜日

ゴミ箱 制作 その2

 側板を転ばせました。



 制作難度はあっという間に増してしまいました。
販売計画の中には、キットで販売して「老若男女無関係にご自分でささっと組立てられるもの」ということも念頭にあります。
転ばせると、「ササッと」がやや遠のいてしまいました。最後の一枚をはめるのがちょっと大変になってしまうのです。

 2つ並べて比較しました。



 見た目はまっすぐのままのほうがよさそうです。
勿論、転ばせたほうが良いという方もいるはずですが、
これを作るきっかけとなった初老の御婦人が自分で組み立てられるということを
忘れることができないのです。

 つづく

2018年12月6日木曜日

ゴミ箱 制作 その1

 きっかけは、先日参加した木工フェスでのこと。
お客様の御婦人がいくつかのブースを見てまわり、数軒目のわたしのところで
ゴミ箱はどこにもないんですねと残念そうな様子、お話を伺いました。

 和室に似合う、ちょっとおしゃれなゴミ箱がほしい。
百均やホームセンターにあるようなプラスティックみたいなのは駄目。
かといって、数千円以上する美術品みたいな工芸品はきれいだし素敵なんだけど、
もっと気楽に普段使いでそばに置けるものがないんです。

 なんて自分の購入したいものがはっきりとして聡明な方なんだろうとおもいました。
今までにそのようなゴミ箱を販売しているお店はあったようにおもいますが、確かに今回のフェスにはなさそうでした。

 あれから約2月考えていたものが、完成しました。
あの御婦人の電話番号を聞いておけばよかった。
これならきっと、満足していただけると自負しております。
予定価格は¥1000〜¥1500円です。
価格的にも敷居は高くないはずです。



 いかがでしょうか。
底板はとりあえず入れてみました。
新聞紙で作ったゴミ箱が入るようにと、そのサイズも意識しました。
しかし、現在新聞をとってない方も多く、そのためだけに制作してしまってもよろしくありません。
いくつかの案があってどれにしようか迷ってます。

 このゴミ箱、組んでるだけです。
でもがっしりしてます。
簡単にバラすことができるので、使わなくなったらしまうのもゴミ出しにも簡単です。

 調子に乗ってこんなのも作りました。

つづく


 これを書いた後、テレビでCAINZの新商品を紹介していましたが、
木の固定方法が全く同じ発想でした。
とはいえ、この方法は古来伝統的方法でごく普通に用いられてます。


2018年12月5日水曜日

カルロスはスクルージ

 日産のあちこちの工場や支店を閉鎖し従業員をクビにする。当時の日本人役員にはこれができなかった。お互いに持ちつ持たれつでうらまれるのがイヤ、誰もそんなことやりたくない。ならば、誰でもいいから外国人役員を引っ張ってきて、やってもらおうじゃないか。そんふうに、カルロスさんは招かれました。

 カルロスさんは期待されたとおりのことをして、コスト削減して、それを自分の懐へガッポガッポ、ほんとに音がしたそうです。

 日産の従業員は単独で約23000人とあります。カルロスが懐に入れた50億円を分配すると約217000円とでました。うーん・・・、大金だ。
連結だと約140000人では約35000円。それでもまだこんな金額になる。

 アメリカなど諸外国にならって日本のCEOももっと報酬をあげるべきだなんて、馬鹿なことを言ってますが、糾弾されるべきは諸外国のスクルージCEOです。そんな非人道的な従業員を大切にしない会社の商品など購入したくありません。どうして不買運動が起きないのか不思議でなりません。

 スクルージの笑顔と手招きに応じてはなりません。
利潤は組織全員で分配してこその稼ぎなはずです。


2018年12月4日火曜日

ケヤキ板 掘り出し物

 試作品のために10〜15mmの板を探した。
HCで下地に使う杉の板を探したが在庫0。

 いつものお店に行って物色する。
薄板はありませんかとお願いしたら、ないとの答えだったが
突然、思い出したのか、家の崖っぷちの方へ案内された。その向こうは川である。

 ボロボロの、長さが2m超、巾は40cm超の板があった。
製材ででた端材で、もったいないからとっておいたという。
厚みは10mmから15mmくらいある。
それに、こんなに幅があるのに、反りがほとんどない。
片方の端の方は少々歪んで波打ってはいる。

 これではプレーナーをとおらないので両端を少しカットした。
このときに気づいたのだが、白太の部分が少ない。良材の端材かともおもった。

 試作品のためには長さ1mとれればよかったので、ためらわずに真っ二つにした。
さて、プレーナーにとおすと、あれれれれ・・・
素晴らしいケヤキではありませんか!!!



 うーん、うなったな。
掘り出し物ゲット。

 厚さ10mmで長さ100cm、幅35cmくらいの一枚板に仕上がった。
とても試作品には使えない。

 試しに、両端を椅子で支えて、腰掛けてみると少したわむがなんともない。
ジジイの体重は85kgある。

 10mm厚の天板なんて洒落ているかもしれない。
李朝の文机にもよさそうだ。
テレビ台にもよい。
一枚板を活かしたものに使いたい。
いろいろ可能性のある板にめぐりあったな。

2018年12月3日月曜日

バザー売上好調

 12月になると、ここ数年格安の木工小物を隣町の事業所でバザーのようにして販売してもらっている。売上はすべて盲導犬協会へ寄付にしている。売れ残った廃材同然の広葉樹を格安で仕入れ製材したり、台風で枝折れたものから制作したりと工夫している。

 今年はカッティングボードやピザ皿やパン皿などである。二日間でもう半分近くさばけた。
本業をそっちのけで営業してくれてるみたいだな。

 昨年は枝を半割にしてそれを分割したハンコ差しや鉛筆差し、メモや名刺も挟めるよう切り込みもいれた。これも数日で完売。

 その前の年は、あれっ、うーん・・・、おもいだせないぞ、なんだっけ。


2018年12月2日日曜日

包丁で指を切った

 2日前に研いだ包丁で人差し指の先っちょを切った。
夕飯の支度が終わりかけたところ、ザクッとやってしまった。
血がいっぱい出た。
右手を持ち上げ止血すること30分位。

止血しながら、指先を刃物で怪我したのは何年ぶりだろうと考えた。
ここ10年間はしていない。
さらに思い出すがそのさらに10年前もしてなさそうだ。
他の怪我はしているが、刃物の怪我はどうやら相当に久しぶりみたいだな。

ガーゼをあてテープで巻き、さらにサランラップでおおい再びテープでクルクル巻いた。

 今朝、治療したが、ガーゼは真っ赤か。
うまくくっついているようで、うまないことを願う。
キレッキレの包丁で切ると、切り口もしっかりつくようだな。
傷はやや深く、危ないところだった。

2018年12月1日土曜日

酔っぱらい操縦士

 これと同じ事故をおぼろげに覚えていたので、ネットで調べてみたらあった。
日本航空アンカレッジ墜落事故。1977年1月13日。カーゴ(貨物)便。酔っぱらい機長のせいで副機長・航空機関士と牛の世話係2名と牛56頭が亡くなった。

 当時の新聞の大きな見出しと白黒の写真をよく覚えている。
原因はそれなりに発表されたが、とても納得できるものではなかった。

 あれから41年。
原因究明をきちんとしなかったためか、ほとんど同じような事故が起こる寸前だった。
見かけのサービスの良さやポイント云々などそのような見えるところばかりではなく
見えなくとも肝心かなめの部分をしっかりやっているのかどうか、疑問である。

 40年間、何をしていたのかともおもう。
飛行機を飛ばすことより余程簡単な酔っ払いには操縦桿を握らせない、そんな簡単なことがなぜできぬ。