2018年12月5日水曜日

カルロスはスクルージ

 日産のあちこちの工場や支店を閉鎖し従業員をクビにする。当時の日本人役員にはこれができなかった。お互いに持ちつ持たれつでうらまれるのがイヤ、誰もそんなことやりたくない。ならば、誰でもいいから外国人役員を引っ張ってきて、やってもらおうじゃないか。そんふうに、カルロスさんは招かれました。

 カルロスさんは期待されたとおりのことをして、コスト削減して、それを自分の懐へガッポガッポ、ほんとに音がしたそうです。

 日産の従業員は単独で約23000人とあります。カルロスが懐に入れた50億円を分配すると約217000円とでました。うーん・・・、大金だ。
連結だと約140000人では約35000円。それでもまだこんな金額になる。

 アメリカなど諸外国にならって日本のCEOももっと報酬をあげるべきだなんて、馬鹿なことを言ってますが、糾弾されるべきは諸外国のスクルージCEOです。そんな非人道的な従業員を大切にしない会社の商品など購入したくありません。どうして不買運動が起きないのか不思議でなりません。

 スクルージの笑顔と手招きに応じてはなりません。
利潤は組織全員で分配してこその稼ぎなはずです。


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