2018年12月14日金曜日

米国の心電図検査医療事情

 米国製の米国内販売のApple Watchには簡易心電図検査機能が付いている。
これだけでは機能せず、データを見るにはiPhoneが必要みたいだ。

 ある記事を読んでいたら、その心電図検査の米国事情がのっていた。
発作性心房細動のカテアブ手術を2度して、現在も服薬中のジジイとして
興味のある事柄である。
ここ一年と半年くらいは発作も起こらずに、比較的平常の生活に戻ることができている。

 ジジイはオムロンの簡易心電計を使っている。2万円ちょっとくらいだったか。
あとは心電図を印刷するためにアプリが1万円弱。
便利である。不安感も減る。不整脈が出たときのものを主治医に見せて診断してもらう。
不整脈で一番やっかいなのが、発作が起こっているときのデータが取りにくいということがある。
これをもっていると結構な確率でそれらを記録することができて、診断に有効である。

 定期検査の診断でとる心電図検査も目くじらを立てるような金額ではない。
米国の状況を読んで、驚いた。これではますます心臓が縮み上がる。
どおりで米国では心筋梗塞などの死亡率が高いのか。

 米国ではこんな流れだそうだ。
1.かかりつけ医で症状を診察。心臓専門医を紹介される。
2.ここで再診察して、必要に応じて心電図検査となる。
3.後日検査結果をきく。

 箇条書きにすると簡単だが、これらの診察・検査のたびに予約が必要で結果を得るまでに最低1ヶ月はかかる。
月300ドルの保険を支払っている場合でも、毎回約150ドル支払う。つまり合計4回の診察・検査で600ドル程度の自己負担となる。

 ようするに、時間も金もかかりということだ。


 ここまで記して、Apple Watchを買うなら、オムロンの簡易心電計を購入したほうがよいのではないかとおもうのである。
まぁ、それにしてもこんなに手間がかかるなら、診断・検査・治療行為にはいる前にくたばっちまうな。

 「portable Electrocardiograph price」でググるとオムロンより安く良さそうなものが結構あり、評判もそさそうである。
どちらに軍配があがるかは難しいが、両方あればそれにこしたことはなさそうが結論です。


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