オランダ語は左から右への横書き。
日本語訳は縦書きになってる。
見づらくなかったんかね。
和文のときは、紙を右回りに90度いちいち回していたのか。
それともそのまま書いていたのか、気になるな。
この作業を何千回と繰り返しても、和文を左から右へと書こうとはしなかったのか。
さすが辞書を作ろうとするこの御仁の意志強固・初心貫徹な性格の持ち主、
和文は縦書き以外に考えられなかったのかもしれぬな。
和文は、縦書きで一番右上から初めて、順に左へと行を移してゆくのが基本。
よく額に入って墨書で右から左への横書きがあるけど、
あれは一行一文字で、和文の書き方の基本に忠実です。
オランダ語を書いてその右側に、右から左へ和文を書いても、
どこかでオランダ語にぶつかってしまう。
だからきっと、そうはしなかった。
縦書きにすれば、文末は制限されないからいくらでも書けるし書きたせる。
合理的に考えてゆけば、和文を左から右に書くなんて思いつきそうなもんだけど。
何でなんだろうね。
興味が湧く。
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