テント中は陽が届かず寒いのなんのって、
日向を求めて店番してました。
売れ行きはぼちぼち。
靴べらは売れんかった。
印鑑入れ、まわすと印鑑が一緒に持ち上がってくるタイプのが数本売れた。
他では見かけないからな。
ケヤキの輪切りの大きいのが売れた。
うれしい。
売れたからうれしいんじゃなくて、
こういったものに関心を持ってくれて、身近に置いておいてくれることがうれしいんです。
お昼頃、ご婦人とお子さんかお孫さんかなぁ、小学校低学年くらいの女の子が来た。
その女の子、ケヤキの印鑑入れなどをあれこれ手にしてなでながら
「きれい、すてき」って言ってくれた。
ご婦人が「わかるの」ってきくと、
女の子、「・・・」、何度もうんうんってうなずいていた。
ご婦人「お小遣いじゃ買えないね」
展示品をなでながら、女の子「・・・」。
そのあと、すぐに二人を目でおって探したんだけど
人混みで見つかりませんでした。
女の子に、100円でも200円でもよかったから、好きなのを選んでもらえばよかった。
今でもとても悔やんでいます。
あんなに目を輝かせてくれていたのに、
子どものときにこそ、触れてもらいたいとおもっているのに、
気がききませんでした。
ごめんなさいね。
一等いいのを作って、とっておくから
もし会えたら、使ってください。
すっごく嬉しかったんだけど、おなじくらいへこんでます。
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