2019年10月6日日曜日

母住まう施設へご機嫌伺い

 数カ月ぶりに出かけた。
とても元気で朗らか、昼食も同席したが食欲旺盛であった。

 部屋の壁に貼られている、七夕のときの短冊だろうか、それとも正月を迎えるにあたってのお願いだろうか。



「今年も元気で過ごせますよう
願っています。欲を云わずありのま々で
靜な毎日が過ごせますよう願っています」

 愚息はジジイになってしまってその上心臓の病をかかえてしまった。
そうそう母のところへも来れぬ。

 母は、お前にまで経済的負担をさせて申し訳ないねと言われるが
そのようなことはどうかご心配されぬな。

 兄にすべて任せっきりになって、ジジイは
心より申し訳ありません母上とおもっているのです。
どうか許されよ母上様。


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