2018年5月1日火曜日

SketchUp 都道府県別立体グラフ  その3

 おかしなこととは、インポートしたpdfをなぞって白地図を作ったことによるのかと
考えていたのですが、そうではありませんでした。

 SketchUpもともとの仕様でした。
熟練ユーザーはそんなこと今頃気がついたのかと罵倒されるかもしれません。
こういうことです。

 ペイントしてある上下面のPush_Pullで起こることです。

最初に直方体の例。
上面が緑色で底面が桃色の直方体を上下にPull_Pushします。

 上方にPullすると色は緑色のままで通常はこんな感じ。



 下方にPushして、高さがゼロをすぎてマイナスになると
色が緑から桃色につまり底面の色に変わるのです。



 もともとSketchUpがつくる面には裏表があって、
その面を選択し右クリックをすると、「面を反転」があり、
ひっくり返すことができます。



 この直方体の上面でこの操作をすると、上面自体の面が反転するのではなく
直方体の底面が現れます。
面の裏表を反転するのではなく、直方体の上面と底面をひっくり返していることになります。

 これを、平面の長方形で行うと、感覚的には紙の裏表を返すのと同じことになります。
ただ、Push_Pull操作をすると、
上にPullすると表の色に
下にPushしてマイナスになると、裏の色になります。

 長くなりましたが、
日本地図でゼロを基準として
プラスのときは青、マイナスのときは赤などとしておくと、
なんらかの統計図として利用できそうです。

 

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