岩波新書 新赤版
岩波書店 2011.12
松浦 玲 著
勝海舟が晩年、西郷隆盛の名誉回復をひたすら願い行動したことがよくわかった。
勝海舟は上野の西郷さんの銅像の除幕式に立会、翌年に亡くなった。
執念を感じるな。
それとも、やりきってホッとしたか。
勝海舟も含めて、その周辺の人達の文書類を精査吟味しているのだが、
わたしみたいなせっかちな人間にとって、それらの部分がまだるっこく冗長だった。
書きたいことの要点をすくえば、半分くらいの量になるだろう。
経緯などより詳しく読み込みたい人は、補足として
巻末などに記してほしい。
が、巻末は巻末でたっぷりと補足がある。
興味がないので一読もしてない。
二人がのこした文書類に興味のある人が読む本なのかな。
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