デンマーク人のユダヤ人救出

　ある本を読んでいたら、その中に表題の話が出てきた。
全く知らんかった。

　第二次大戦のとき、デンマークはドイツ軍に占領され、ナチはユダヤ人狩りを行った。
そのとき、デンマーク人たちは国内のユダヤ人たちを隣国の中立国であったスウェーデンへ漁船などを使って逃した。

　知らなかったなぁ。


　ジジイのはじめての海外旅行は19歳の夏、アンカレッジ経由でデンマークはコペンハーゲンに1週間ホームステイした。
　それから南に下り、ローマから南回りで羽田へ帰国したときは二十歳になっていた。

　ホームステイ先はそのときは知らなかったのだが、数年後再びとめてもらったときにユダヤ人夫婦であることを知った。お世話になったご夫婦のお歳から換算すればちょうどこのときのユダヤ人救出に重なる。
　このご夫婦、退職後はホームステイ活動に熱心で、たくさんの国から受け入れ、壁には世界地図と受け入れた人の国にピンがさしてあった。

　ユダヤ人救出と何か関係があって始めた活動だったのだろうか。
聞いてみたかった。