先日うな重を食べた割烹旅館「二葉」の受付のすぐ脇に、ちょっとした個室がしつらえられていて、鉄舟に関する小さな博物館となっています。
揮毫をたのまれると、決して断ることはなかったという鉄舟、忠七めしの釜と書がありました。
ふっくらとあたたかい字をかく人だなとの印象。
慶喜の命を受けて、西郷隆盛と江戸城明け渡しの算段を整えたのは鉄舟で、そのおいしいところどりをしたのが、悪名高い勝海舟(実際とんでもないやつ)です。
咸臨丸でも、さも自分がすべてを差配したように吹聴してますけど、航海中ずっと部屋に閉じこもりっぱなしで、たまに甲板に姿を見せると、迷惑千万の言動をしていたと沢山の人が記していますから、小説や映画やTVはあくまでもおはなしであります。
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