アイスランドの首都レイキャビクの警察官エーレンデュルを主人公とするシリーズの第4作目。
『アイスランドは第二次世界大戦中1944年にデンマークから独立し、1949年軍事同盟NATOのオリジナルメンバーの一国となり、アイスランドは当時も今も自国の軍隊を持っていない。当時の冷戦状況下、米軍がアイスランド全土に駐留していた。1991年ソ連崩壊後はアイスランドの軍事的意味合いがなくなり、2006年に米軍はアイスランドから引き上げている。
その後もアイスランドは独自の軍事力は持たず、過去に一度も徴兵制を施行したことはなく、近代的軍事力を持った経験はない。国土の防衛は警察と沿岸警備隊が担当し、国外に平和維持の目的で派遣されるアイスランド危機対応部隊は外務省に属すという。』
本書のあとがきから抜書きしましたが、かって50年前に北周りのジャンボからみた小さな島に、こんな歴史があるとはちっとも知りませんでした。
おもしろいシリーズです。
0 件のコメント:
コメントを投稿