掛けふとんカバーを買った。
布団カバーはふたつを交互に使い、すでに10年程たった。
ひとつのほうが、生地が薄くなり破ける寸前までになってしまっていた。
一部が破けたままで使っていると、なかの羽毛のふとんの生地が傷つく。
羽毛布団生地が破れたら大変である。買い替えても高い。
朝一番、ニトリへ行った。
掛けふとんカバーのコーナーへ行く。
たくさんの種類があって、驚いた。
このふたつを購入、左側は¥1847円で半額、お買い得だな。
和柄の方から使ってみる。いい感じではないか。
裏はこんな感じ、リバーシブルで使える。
ふとんはほぼ正方形なので、クルクルまわせば一箇所だけ傷つくことも少なくなる。
其の夜、ベッドにもぐりこみ、掛けふとんカバーの生地の触感を味わう。
いい肌触りではないか。
お値段以上ニトリ♪は本当であった。
ところで、掛けふとんカバーの最新式は、中身の羽毛ヌードをとめるために
今まで紐式であった所に、マジックテープのような生地がずれないような工夫をして
かけカバーを取り替える手間を軽減しているという。
使ったことがないので、その効果は確かめられないが、
ジジイは従来の6箇所を紐でとめる方式にこだわった。
理由である。
1.指摘されるほど面倒ではないこと。
2.取り替えるときに、羽毛ヌードやかけカバーの状態を紐式のほうが全体をよく確かめられること。
3.4隅のズレ防止工夫では寝相のあまり良くないジジイにとっては、やや不安であったこと。紐式の確実さの安心感はズレ防止方式では得られない。
4.新式の方法による価格上昇分は、従来の紐式の価格と比較して、見合わないこと。
ニトリHPでは、新式ズレ防止の宣伝をアンケートを踏まえての開発であったことを述べている。
交換時に手軽で時短になり、交換方法を動画で紹介している。
それはそれで結構であるが、同様に6箇所紐式の交換を要領よく行う手順を動画で並べるべきであった。
ジジイは、進取の気風を失いたくはないと常日頃考えておるが、
6箇所紐式に優るものはないと冷静公平に判断しておる。
久しぶりに朝一番ニトリへでかけ、楽しい買い物ができ、気分も舞い上がった。
ステンレス製物干しざおなどお値段以上のものを数点手にしたが、年金生活者の分際で余分なものは購入すまいと冷静さを取り戻し、すべて元に戻した。
「お値段以上ニトリ♪」は真実である一方、誘惑される殺し文句でもある。