総務省統計局の「年齢(5歳階級)別日本人人口」で調べてみた。ただし2018年でのデータである。
敗戦終戦時10歳程度なら記憶はしっかりしているだろうから、現在85歳以上の人数を調べると
5684000人とある。ちなみに100歳以上は69000人。
全人口に占める割合は
5684000人 ÷ 124218000人 = 0.0457583
4.6%とでた。
えっ〜とおもって、データを調べ直して再度計算してみた。
間違いはない。
自分の体験を経験として戦争を記憶している人たちはわずか5%程度しかいない。
日本は老人大国だからともっと多いかとおもっていたが、多いのは65歳〜69歳で、もっとも多いのは45歳〜49歳だった。この2つの層はほぼ並んでいる。
戦後の日本は経済一辺倒、全滅して廃墟の国土、まずは食わねばならぬから致し方のないところではある。しかし食えるようになったあと、方針転換や手を付けられなかったことに取り組む時期はいくらでもあったのではなかったか。
どうしてあのような馬鹿げた戦争を起こしてしまったのか。
どうしてそうなってしまったのか。
戦争をおこしてはいけないという、政治施策教育施策が行われなかった。
これではまた繰り返してしまいそうだ。
衣食住は足りても、また戦争になってしまってはどうしようもないではないか。
暗いな。
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