毎年、この日に同じようなことを記しているような気がする。
子どものころ、横浜伊勢佐木町という繁華街に野沢屋という百貨店があった。
そこの催場で「原爆展」が行われていて、母に連れられて行った。
子ども心にも一声もしゃべらなかった。
母にその原爆展で販売している冊子をかってもらった。
今でも持っている。
繰り返し見ていた。
無脳児という写真があって、怖かった。脳がない赤ちゃんが生まれてくるのだ。
成人してから、しばらくして広島の原爆記念館へ行った。
記念館よりも記念ドームの鉄骨の上空のあの辺で爆発したのかと想像するほうが実感があった。
あんな兵器を地球のあちこちで使ったら、人が住めるところがなくなってしまう。
原爆の悲惨さや米国の責任や、そういったことよりも今後地球にすまねばならない人間の生活をどうしてゆくかを考えてゆかねばと考える。
自分だけは大丈夫なんてことは決してないのだよ。
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