今場所は一人横綱不在で、そのためかどうか初日二日目三日目くらいまでは相撲の最後を締める弓取式まできちんと放映していた。
これでよいのだとおもっていたら、また以前にもどってしまった。
不満だ、不満だ、大不満だぁ〜!
弓取式を取り組みの一つとして扱い、放送時間の中におさめることなど簡単なことではないか。
どうか軽んじないでほしい。
弓取式は勝者の舞といわれる。モンゴル相撲や相撲と似たような取り組みのある国でも鳥のように舞ったりといろいろある。
しかし、もうひとつ、相撲の神様への感謝をわすれてはならぬ。
その日の全取り組みの行われた土俵には力士たちのいろいろな諸念が踏み込められている。
それを弓でなでるようにして祓い清めているのだ。
土俵からすくいとり、弓先をくるくるっとまわして、天に飛ばす。
そして、四股を踏み荒ぶった土俵を鎮めるとともに、相撲の神様に感謝の念を込める。
と、まぁジジイはこんなふうに感じているのですが、心の奥底にあるのは、
「よいしょっ」をおもいっきり叫んで相撲の最後をしめたいのであります。
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