昨日の続きです。
スプーンや箸など口にふれる木工品は大変に気を使います。
塗料を丁寧にほどこしても、漆でさえ何年も使い続けると剥げてきて再塗装が必要になります。
画像の一番下のスプーンは無塗装でヨーグルトを食べたり、またジャムをすくい上げたりするときなどによく使ってるます。木口の部分が黒くなってしまいました。
木のまな板も同じように木口が黒くなっているものが多いです。どうしても木口からの水分が切れにくく、このようになってしまいます。
下から2番目と上の3本はナノクリアというガラス塗料(とても高価。1リットル¥16000也)で塗装して、今のところまったく汚れはありません。
茶色のは欅スプーン(他は楓)。無塗装です。これも保管をいい加減にするとうっすらカビがつきます。
木工の什器は金属製に比べると(銀製品は手入れが大変ですけど)、手入れが大切なのであります。
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