2024年4月7日日曜日

肉の島田屋さん新品ロースター入った

 先日3月2日のブログでわたしのかよう肉屋さんのロースターが故障したことをお知らせしましたが、このたび先週の水曜日4月3日にピカピカのロースターが入りました。

 ガス式のロースターで火口が4つの大型です。

ご主人はまだ扱い方を試行錯誤で、一回目のチャーシュは半分くらいは表面が真っ黒に焦げてました。しかしほんの表面だけで中身は絶品でした。

 とにかく、うまい。

 チャーシュウは焼き豚ですが、ほとんどのお店、特にラーメン屋さんは焼かないで煮込む調理をしていて、また肉もバラ肉が多い。

 島田屋さんのは昔ながらの肉の塊、もも肉や肩ロースを炙って焼き上げています。

また、このお店の豚肉は冷凍物ではなく、精肉加工したものを一頭買いしているそうです。

 もも肉の細かいサシが入ったところの焼き豚は、生ハムのような風合いがあって、肩ロースの上をいきます。

 スーパーで豚肉を買うことはもうここ数年なくなってしまいました。

 

2024年4月6日土曜日

御江戸大絵図(作者 高井蘭山)奥付

 時代小説や文献を、この地図や 江戸マップβ版 で確かめながら読むと面白さが倍加します。まぁ暇だからできることでもあります。

 この地図の左下の奥付を読んでみました。

(読み)

原  板 年 越経ること久 し細 少  能図面 悉   く摩滅 せり加之

个゛ん者んとし ふ   ひさ さいせ う づめんこと\/ まめつ  志可のミ奈ら須゛

げ んばんとしをふることひさしさいしょうのずめんことごとくまめつせりしかのみならず


上 公 侯 の第 宅 与り下 市街  尓至 る迄 彼 是 尓転 移春る古登

可ミ可うこう てい多久  しもし可゛い い多 まで可れこれ てんい

かみこうこうのていたくよりしもしが いにいたるまでかれこれにてんいすること


少  可ら須゛今 𦾔  版 尓毛登づき差  へる越正 し錯  連る査  し天

すく奈      きう 者ん     多可゛   多ゞ あやま  ぎんミ

すくなからず いまきゅうはんにもとずきたが えるをただしあやまれるぎんみして


是 を改 刻 し以 て観  覧 尓便 奈らしむ

これ 可いこく    く王んらん べん

これをかいこくしもってか んらんにべんならしむ


(大意)

 原板はもう何年もたってしまっていて、精細な図面はほとんどすべてがかすれてしまった。しかしそれらだけでなく、上は藩や諸侯の邸宅より下は市街にいたるまで、いたるところで転居しているところが少なくない。

 今、旧版に基づいてそれら異なっているところを正し、誤っている箇所を調べた。これらを改めて彫りおこし、もってお手元にお届けしご覧いただきたい。


 この地図の作成の労力たるや、想像するだけでため息しかでません。ふぅ〜。

 

2024年4月5日金曜日

復刻版 御江戸大絵図を原寸大で印刷した

 手順は以下の通り。

1)エクセルに復刻版ファイルを読み込む。

2)このPDF画像を原図の大きさ1220×1350mmに拡大する。

3)拡大した画像を含むように印刷範囲を設定する。

4)印刷する。

 プリンタードライバーでは16分割(4倍の大きさ)が上限でしたが、エクセルや他の画像アプリならば上限無しでいくらでも大きくできます。

 で、原寸大に拡大してA4用紙で分割印刷したら、8✕6の48枚にもなりました。

 余白を上手に調節すれば7✕6でいけそうです。

 横方向のみ接着すると、こんな具合。

 当時の職人たちと同じことをしているなとおもいつつ、切っては貼りを繰り返しました。

大絵図の大きさを確かめると、ちゃんと1220×1350mmでありました。(床のひとマスは30cm)

虫眼鏡がなくても読めるようになりました。

 

2024年4月4日木曜日

復刻版 御江戸大絵図を印刷

 昨日の大絵図の復刻版があって、これを分割印刷してみました。

4✕4の16分割が一番大きく、90cm✕90cmよりも一回り小さく出力されました。

 「切り取り」と「のりしろ」、それに合わせるためのトンボ(マーカー)も印刷されてその精度も満足のいくものであります。

 この復刻版も横方向のみ接着して、縦方向はしません。

 よく見てもわからないとおもいますが、「SAMPLE」と薄水色で文字が散りばめられていますが、実用にはまったく問題ありません。

 原図は122×135cm(折りたたみ28×20cm)なので、この大きさで印刷してみたい。

 

2024年4月3日水曜日

御江戸大絵図(作者 高井蘭山)を印刷してみた

 大きな画像はプリンターの分割印刷を使えば簡単にできるのですが、まずは手作業でやってみました。

 右が北になります。横方向だけ糊ではり、縦方向はこのままにします。しまっておくのにこのほうがよろしい。

 奥付をみると、この版で4回目。

 おそろしく細かく、通りの名前・橋・おもだった住人や屋敷などが記されていて、拡大鏡がないと無理であります。

 髪の鬢をきざむのにくらべれば、こんな細かい字は朝飯前だったかもしれません。

 

2024年4月2日火曜日

はやくも草刈りした

 先週の土曜日、今期第一回目の草刈りをした。居間の前のところだけだったけど。

 30分程度で、スッキリ。

 また、半年近く、玄関に草刈り機が出しっぱなしになる。

いやなんだけど、手早くささっととりかかれるようにしておかないと、重い腰を持ち上げることはできません。

 

2024年4月1日月曜日

大日本物産圖會東京錦繪製造之図4

 これら団扇は大店がお得意さんや特別な販売で配ったりしました。また小間物屋でも販売されました。

 「世渡風俗圖會」全5巻に「団扇賣」を見つけました。

 わたしが子どものころに実際に見聞した物売りは、包丁研ぎ・茣蓙うり・野菜うり・金魚うり・小机うり・紙芝居のお菓子うり、う〜ん、まだまだあったようにおもいますけど、思い出せません。

 包丁研ぎは 〽ほうちょう〜 はさみに〜 とぎやでござ〜い〽 と独特な節回しで来るので、すぐにわかったものです。

 この団扇賣り、どんな口上だったのでしょう。