2017年4月23日日曜日

ハロウイーンはやってもラマダンはやらないのか

 バレンタインはすっかり日本に定着し、ハロウイーンもすっかりなじみつつある。
でもラマダンは「ラ」の字も話題にならんな。
なぜだ。

 ラマダンの習慣を知ったのは、小学校高学年になってからだ。
それから、高校生まで、彼らはなんと厳しい戒律を行っているのだ、
なんで、1ヶ月も絶食をして死人が出ないのだと
ずっと、不思議におもい、また驚嘆していた。

 高校生のとき、友人にそんなことを話したら、
ひどく馬鹿にされ、みんなに大笑いされた。

「1ヶ月も絶食したら死ぬにきまってんだろっ。」
「じゃぁ、なんで死なないんだ。」
「ラマダンはな、昼間は飲み食いしないけど、日没から日の出まではどんちゃん騒ぎなんだよ。」

 知らなかった。
日本でも忙しい人達は昼抜きなんて、たびたびあるじゃないか。
1ヶ月、毎日、昼抜きをやっているようなものか。
なんか、ラマダンに対するイメージが急に色あせた。
高校の友人に感謝した。

 で、ラマダン祭などと称して、デパ地下で現地の人達が食べるような物を
ガンガン売りまくったらどうだろう。
なんせ、1ヶ月も続く、あの手この手で売りまくって、儲かるぞ。

 ナツメヤシやココナツオイルの甘ったるい香りがしたり、
シシカバブもどきの、こげた煙が鼻を刺激して、
デザートは、ひとくち口にしたらのけぞって倒れそうなおもいっきり甘いケーキ、
これまた、砂糖たっぷりの粉っぽいコーヒー・・・

 こんなこと書いていると、不謹慎だって怒られそうなので
このへんでやめよっと。


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