話題になる本なら、新聞の下の方に広告が出たりしていたはずだが
何の印象も残ってないところを見ると、
自費出版の自分史の本と同列視されてしまった書籍になるのか。
「90歳まで生きて何がめでたい」と息巻いている佐藤愛子の書籍広告と
入れ替えてくれないかな。
この本の中で引用された、
「課題図書の存立構造」山中恒、が収穫だった。
「僕ら少国民」で親しんだ作家です。
それにしても「課題図書の」は痛快。
返す刀でバッサバッサなんて言うもんじゃない、なます切りだな。
お見事。
で、「反社会学講座」、
ものごと、多角的にそして科学的に調べて考えてということが
大切なんだなと、自身を振り返った。
「統計でだまされない方法」という名著があるが、
この本も統計のトリックをたくさんの例示で教えてくれる。
本の内容は、反社会学講座Blogにもあるが、
書籍をおすすめします。
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