2017年5月25日木曜日

「怒る!日本文化論」を読んだ

 『みんなの道徳解体新書』パオロ・マッツァリーノを読んで
面白かったので、氏の著作を図書館で検索し、ヒットした分だけ借りてきた。



 264頁の大作である。
全部で8章に分かれる。
そのうち、7章まで208頁を、叱り方・怒りと向き合う・注意する・電車マナー近現代史に費やす。
簡単に言うと、電車で隣り合った人のイアホンの音漏れの注意などに関することを
様々な角度から、わかりやすく論じている。

 よくもあまぁ、これだけのことを100頁をこえて200頁近く、語ることができるものだと
ため息も出たが、ふぅースゴイ。
ネチネチしつけーんだよっていう人か必ずいる。
気長にひとつのことを取り組み、掘り下げての語りに感心する人もいるだろう。
ラジオの深夜放送で、
ひとりで、アーでもないことコーでもないことを
延々と語る番組があるけど、そんな感じ。

 
 ボク?、
読んでて眠くなるとウトウトってして、読み出すと
あっ、まだ同じ話が続いているんだって気づいて、しばらく読み進み
また眠くなって、っていうのを5,6回繰り返して、やっと8章に入ることができた。

 8章犬とこどもと体罰と、はいい。
この本はここだけ読んでもよさそうだ。
同意するところが多かったし、
なるほどと学んだところもあったな。

 この章だけ抜き出して、
ブックレットというか小冊子みたいにして出版すれば売れるぞ。
題名はそのままで「犬とこどもと体罰と」。
値段は100円、百均で売り出す。
ベストセラー間違いないし♪


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