公益財団法人味の素食の文化センターのホームページに錦絵「大日本物産図会」について『「錦絵」とは江戸時代後期に生まれた多色摺りの浮世絵版画で、明治後期にいたるまで江戸・東京の名産品として長く親しまれました。 「大日本物産図会」は、明治10(1877)年の第1回内国勧業博覧会に合わせて制作された錦絵の揃物です。三代歌川広重(1842-94)の作で、日本橋通一丁目の大倉孫兵衛が版元です。日本各地の名産物の生産にたずさわる人々の働く姿を描き出しており、全118図が知られています』とあります。
ここではそのうちの一枚「東京錦繪製造之図」であります。
団扇を作っているところです。赤い付箋に「団扇張」「ゑを摺」「ドウサ引の紙を掛ル」と説明があります。
御婦人の紫がなんとも落ち着いてきれいです。
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