フランスに住む親類からの便りを紹介します。
『フランスは幼稚園も、小学校も1630まで授業。
その後1845〜1900まで同じ場所で面倒見てくれます。
この時間は少々払いますが、幼稚園は3歳から無料‼️
社会制度がきちんとしてます。』
『託児所=crèche(クレシュ)も同様。
収入に応じて7段回違う。
小学校の給食も両親の収入額に応じて違います。
我が家は最高額でした。
でも国から16歳まで子供手当を
もらって、6か月から16歳までその子供手当でチャラ!
これは子供2人からもらえます!
3人からはもっとです♪』
などと、フランスの社会保障制度を自慢していますが(たしかに自慢する制度ではありますけど)、フランスのこのような社会全般にわたって様々な制度がととのったのは戦後のことです。労働者の一ヶ月のバカンスなんて戦前にはなかったのです。
日本の旧国鉄に相当するSNCFには家族割や子ども赤ちゃん割や様々な割引がありますが、これも戦後のこと。そして日本の旧国鉄はそのほとんどをまねて導入していて現在のも残っているものもあります。
フランスのよいところは、先々うまくいかなくなるかもしれないけど、改革しながら良くしていこうとするところです(試行錯誤。フランスの人口は日本のおよそ半分でやりやすいかも)。日本は見通す先が少しあやしいと見立てると、まず踏み切らない。何かを改革するという発想がないんだね(石橋をたたいて渡らない)。
人口が減りだし、ある程度減ってしまってからではどんな手をうっても右肩上がりにはならないのだそうだ。ネアンデルタール人はそれが原因でいなくなってしまったらしい。
日本の人口減も早々に対策をたてることは重要だけど、とにかく良いと思われることはどんどん実施してゆかなくちゃ。政治家の役目だよ。選挙に行こう。
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