2024年6月25日火曜日

「ウイリアム・アダムス_家康に愛された男・三浦按針」を読んだ

 さきに「三浦按針の謎に迫る」を読みましたが、こちらのほうが面白い。というのもこちらはノンフィクションだからです。

 限られた資料をはぎあわせてアダムスの日本での行動をよくもまぁこれだけ生き生きと活写したものだとただただ感嘆であります。とても400年ちょっと前のこととはおもえません。

 どんなドラマよりもおもしろい。

 横須賀の浦賀はペリーの黒船で有名で、ペリーは最初浦賀の細長い入江(東浦賀と西浦賀を渡る渡し船が今でもあります)を河と勘違いしたらしい。アダムスもはじめて浦賀を訪れたときに故郷のテムズ川にそっくりで、きっと河にみえたのではとおもいます。およそ400年前に、浦賀はある面では国際都市として船舶が出入りして(そして糞宣教師も)いたとは、驚くばかりです。

 

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