2022年12月15日木曜日

2023 Calendar April

国立国会図書館蔵


Enjoying the View of 

 Koganei Mound with Cherries

in full blossom.


 広重の「冨士三十六景武蔵小金井」を参考にしたようです。

 もっとも広重のは富士山が主題なので桜の木のうろから富士をのぞかせていますが、Calendarでは桜の木のむこうに農家がにわか花見茶屋になって繁盛している様子が描かれています。鉄道が開通し停車場がつくられ割引きっぷで花見客が押しかけ、一年分の農家収入になるくらいであったといいます。

 右端には緋毛氈の床几に腰掛けるちょん前姿のお年寄りが旅姿で描かれ、手元には煙管一式がみえます。江戸がおわってはや33年、まだまだたくさんの江戸人がいました。

 左の太い幹から突き出した小枝に咲く桜が本物のようで蕾も桜色になって生き生きしています。

 空は桜霞、玉川上水は水色の濃淡が美しい。

 

2022年12月14日水曜日

2023 Calendar March

国立国会図書館蔵


 THE VERNAL EQUINOX - One day pilgrims

among the Buddhist Temples.


 春のお彼岸のお墓参り。お祖母さんと孫娘でしょうか、腰が少し曲がったお祖母さんの髪の毛はすっかり白くなって、でも拡大してみるとオシャレな黄楊のような櫛(くし)と簪(かんざし)をしています。下駄も丁寧に描き込まれています。娘さんの方は下駄が塗下駄のように描かれていてこれまたオシャレであります。お二人のまわりにはセイタカアワダチソウのような花が咲いていますけどなんでしょうか。この季節ならアブラナ?でもはやすぎますし・・・

 絵をながめていたら、目頭があつくなってきました。

 

2022年12月13日火曜日

2023 Calendar February

国立国会図書館蔵


 The Festival of INARI,THE GOD OF RICE

on the Horse-day in February.

 View of Oji Inari.

 奉納稲荷大明神


 ここも広重や北斎が名所絵で描いているところです。

王子稲荷といえば初午の凧市や狐火で有名です。しかしこの絵はいたって簡素。社殿と鳥居と幟(のぼり)だけ。人っ子ひとりいません。

 

2022年12月12日月曜日

2023 Calendar January

 New Year's Day in the Snow.

View of Matsuchi Yama

from the Mimeguri ferry.

国立国会図書館蔵。

カレンダーは雪の積もった正月のお飾りが顔を出している小屋の壁にあります。


 ここの風景を広重は何度も何度も繰り返し描いています。「東都名所 真土山之図」「江戸名勝図会 真乳山」「東都三十六景 今戸橋真乳山」「大日本六十余州名勝図会 六十余州名所図会 武蔵 隅田川雪の朝」「江戸高名会亭尽 今戸橋之図 玉庄」。

北斎も。「画本東都遊 待乳山」「絵本隅田川両岸一覧 待乳山の紅葉」。

豊国も。他にもたくさんの絵師が四季折々の風景画を残しています。

 このカレンダーに近いのは次の小林清親の木版画「東京名所真景之内 如月 待乳山雪の黄昏」(明治29年(1896))です。


 この「長谷川武次郎 著」の冊子はちりめん本といわれているものです。

国立国会図書館の資料「第88回 常設展示 「お伽の国」日本とちりめん本」 平成10年3月24日~4月24日」の冒頭に次のようにあります。

「

「ちりめん」本、ご存知ですか?

「ちりめん」といっても、絹製ではありません。印刷済みの和紙をちりめん仕立て(ちりめん紙)に加工した後、和綴じ製本したものです。手触りの柔らかいちりめん紙に、鮮やか な色刷りを施したちりめん本は、外国人に日本文化を紹介するものとして出版されたよう で、明治中頃から昭和の初めにかけて長谷川武次郎が出版した『日本昔噺』シリーズが有 名です。

」

 画像を少し拡大してみると、なるほど今でいうエンボス加工のような不規則な凹凸があって、なんとも言えぬ感触肌触り感がただよっています。写真やコピーでは本物のちりめん紙の雰囲気をかもしだすことすら無理でしょう。

 こちらに来る渡船に傘を指し御高祖頭巾のご婦人がのっています。みなさん立ったままで心配ですがわずかの川幅をみめぐりするからかもしれません。待乳山の麓には2階建てのお店があって正月祝日を日の丸で祝っています。また今戸橋を渡っている人も描かれ、その橋の先にはやはりお店が何軒も描きこまれています。

 寒寒とした中にも正月のはれやかであたたかい賑わいがしんしんとつたわってきます。

つづく

 

2022年12月11日日曜日

2023 Calendar Part 0

「 Monthly Changes

of

Japanese Street - Scenes

長谷川版 Calendar FOR 2023

T.Hasegawa, Publisher, Tokyo. 」

表紙にはこのようにかかれています。

国立国会図書館蔵 長谷川武次郎 著です。

タイトルは「Monthly changes of Japanese street-scenes : calendar for 1901.」デジタルアーカイブですので簡単にダウンロードできます。

 元データはもちろん「2023」ではなく、出版された年の「1901」です。

つまり新世紀である20世紀を祝しての明治33年の西洋式カレンダーです。外国人向けの日本土産も意識しているかもしれません。まだまだ旧来の日本式歴の暦が全盛期のときに現在とまったく同じ形式のカレンダーが出版されていたのでした。

 月々のカレンダーの絵が素晴らしい。どの月も情緒豊かで目頭があつくなるような月もあります。

現在のカレンダーとなんら遜色はありませんので、日付を並び替えればそのまま使うことができます。

 ここ数日、macOSのプレビューのみで画像加工に取り組み、なんとか原画を損ねることなく加工処理が終了しましたので、ひと月ごとにBlogでアップしていく予定です。

 原画は冊子になってます。大きさは195mm × 140mm で冊子を実際に原寸通り復元してみました。和綴じにしたのですが、素晴らしくって感激しました。

 なお、この表紙の画像は、ダウンロードしたままの元画像は全体に暗かったのでそれを印字したときのものに近づけて画像処理しています。ちょっと赤味が強すぎました。

つづく

2022年12月10日土曜日

オスプレイが日常

 オスプレイが散歩をしているときなど、よく上空を飛ぶようになってます。

10kmほど離れたところに、入間基地と横田基地があるので、そこに配属されたのかもしれません。

 低空で飛ぶときもあって、そのときは家全体がバリバリと振動します。窓ガラスが割れるのではと心配にもあります。飛んでくるときは普通のヘリコプターより激しい音なのですぐにわかりますが、翼の前についているプロペラが異様に大きいのでかたちからもすぐに似たような機種とは区別ができます。

 落ちないことを祈ることしかできないことが、とてももどかしいです。


 

2022年12月9日金曜日

「W630W [抗菌SLIM トイレブラシ ホワイト]」を買った

 現在のトイレブラシはもう十年以上使っていて、汚れたところを掃除しようかともおもったけど、ここは糞発してじゃないや奮発して、ヨドバシで購入した。

トイレに置いてみる。

片方にとびらがないので、これを壁側にするとしまうときに壁にブラシがあたって汚れるのではとチトきになります。横向きにおいたら少しはましになるか。

今までのとくらべるとずっと小さい。もっとも今までのは上に汚物入れがついてました。

 裏側が開放になっていて、ちょっと気になったけど、

まぁ問題なさそう(かな、心配)。

台所のブラシやスポンジやふきんなどの清掃道具も、衛生面からも汚れがひどくなってきたら、どんどん新しくしたほうがよさそうです。