本体を購入するとストレートガイドがほとんどの場合付属してきます。見た目がどことなく精度がでなさそうなので、いっときはまったく使わずじまいでした。
しかし、箱物の底板を入れる溝掘りにはなくてはならないもので、精度も問題ありません。この溝掘りには手軽なトリマーにストレートガイドの組み合わせが必須でもう何十年?も使ってきてます。
でもルーターとストレートガイドの組み合わせは使ったことがありませんでした。何度かつかったことはありましたが、どうも使いづらい。
薄板の相欠き平矧継ぎをするようになって、相欠き部分を削るときは、表と裏を隙間なく矧ぐことはなかなか難しい作業であります。なので裏は1mmなり0.5mmなり隙間を作ってました。ところがふと気がついて、ストレートガイドを使えば、矧ぐ両方の薄板を同じ幅で削ることができるはずと。
薄板の端をガイドにストレートガイドを使うわけですから、2枚とも相欠き部分は同じ幅になるに決まってます。そうすれば表も裏も隙間なくピッタシに矧げることになります。
まずはストレートガイドのガイド部分に端材で加工します。
薄板なので、こんなふうに相欠きする部分を台の端に合わせます。
自作簡易プレス器で圧着。薄板の表と裏にはラップをしてくっつかないようにします。
一部虫食い部分があったので、そこは埋れ木。同じような色合いの部分をしたつもりが・・・
一枚にしたのがこれです。
表
裏
お盆の底板のつもりだったのですが、両側を端嵌(はしばめ)接ぎにしてランチョンマットもよいかなと考えてます。しかし底板の厚さが5mmでは困難か。端嵌は厚さが同じで行う加工方法ですけど、両端を底板よりも厚くするしかなさそう。できるかな?
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