バターナイフの本数が少なくなってきたので50本ほど補充します。
材は樫・欅・栗です。楓や山桜もとおもったのですが適当な材がみつからずこれが終わったらに制作しましょう。
ところでバターナイフというとほとんどが基本的にバターを塗る部分の長方形部分とそれに取っ手や柄がついたかたちです。ジジイも最初はそんなようなものを作りました。
しかしこれって塗りにくいし持ちにくいし使い勝手がとても悪いことに困りました。そして両手の腱鞘炎がひどくなって細い部分を持つのがますます困難になりました。作っては試すの試行錯誤で一つの形になったのがこの画像のものです。洋裁に使う、あれ名前なんていうのでしょう、生地にこすって跡をつける道具、母がよくつかってました。色は牛の骨のような色。あれにそっくりになりました。
手のひらにくるむようにして使います。バターの表面をなでるようにして使うこともできますが、手のひらにおさめるように持ってバターの塊を上から切り取るように使うことを第一に考えた形であります。
ジジイはちょっと厚みがある方が好みなのですが、お客さんたちは薄めの方が使いやすいということで厚さ約3mmの薄板を挽き割りました。この厚さはこれ以上薄くすると折れる手前の厚さです。
ある程度まとめて型取りします。
端材がいっぱい出ますけどケチなジジイは何かに使えないかと思案中。
つづく
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