椅子では調整分の切り代を足して完成したあとにトースカンの要領で座面の高さを決定し、切りそろえます。
しかしテーブルや座卓などでは、同様な方法をとることもありますが、基本的には脚の長さはすべて同じ長さで切断してしまいます。今回の欅の文机では天板が最初から少し反っていたこともあってガタつくのはわかっていました。三本脚は必ず平面を作りますから残り一本でその平面に合うように調節すればよいことになります。
何種類かの薄板をスペーサー代わりにして、その一本の脚に差し込んで調べるとだいたい1.5〜2mmの薄板でガタツキはなくなりました。
両面テープで固定します。接着はしません。天板がまた変な反り方をしたり、文机を違うところで使うとまたガタついたりしますので、調整できるようにしておきます。牛乳パックやダンボールやハガキなどの紙でもかまわないのですけど。
アジャスターも何種類か用意してありますが、薄板を両面テープで固定するというのがいまのところ最良な方法であります。
なお、薄板は広葉樹の硬い材より、いくらかクッションになる針葉樹、わたしはツーバイフォーを使っています。
床に傷がつかないようなフェルトを貼ってもよいとおもいます。
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