この歌川広重の「江戸名所之内 新よし原 日本堤 ゑ毛ん坂」に描かれている駕籠が四手駕籠という、庶民の一番簡便な乗り物でした。
駕籠かきのえいほっえいほっえいほっという掛け声が聞こえてきそうです。
左下の部分を拡大すると、
駕籠かきひとりが(もしかしたら、からの駕籠運び専門のひとかも)、次の場所へと駕籠をかついで運んでいます。
駕籠の幅が男の肩幅より狭い。両手で駕籠の屋台骨を支え持っていて、その棒には駕籠の両脇に垂らすゴザをくるくる丸めてあるのもわかります。
浅草などでは人力車が観光客を乗せてますけど、(体重制限をもうけて)四手駕籠もやったら楽しそうです。
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