なのだそうだ。ちなみに傘の日は6月11日。
ラジオを聞きながら(NACK5)これをかいているのだけど、今しがたそのようにいっていたので、即ググるとはたして、そうなのでありました。
「摂津名所図会二」にこんな画があります。大阪の話です。
『名呉町(奈ごなち)の今の長い町
名物として價(あ多ひ)の
賤(いや)し起傘(可ら可さ)を多く
張(者りて諸国(しよこく)へ商(あ起奈)ふ
晴天(せいてん)尓あま多奈らべ
干(本)し个る時魔(ま)風
吹来り傘空(そら)へ
舞(まい)上るをとらんとして
柄(え)を強(つよ)く持个れハ
其人も遂(つひ)尓吹()飛(と)
され柄を放(者奈)さバ地へ
落んと天放さゞ里
个れ者゛何國(いづく)とも志らぬ
國へ落尓个り其國の
王府(和うふ)より舩尓て
日本へ送(おく)り帰(可へ)され
ことある人の
か多り起』
オズの魔法使いは家ごと飛ばされてしまったけど、こっちは傘にぶら下がってのはなし。
日本洋傘振興協議会HPから借用すると
『折りたたみ傘ブーム到来
洋傘の製造は戦中に中断を余儀なくされたが、戦後は程なく復興。目覚しい発展を遂げることになる。
まず各社が目を付けたのが折りたたみ傘だ。戦前にも欧州からの輸入品が市場に出回ったことがあったが、本格的な普及には至らなかった。そこで、1949年 (昭和24年)頃から一部の業者が開発に着手。ドイツ製の折りたたみ骨をモデルに、真鍮製の大小の異形パイプがスライドして短くなる中棒を開発し、商品化 した。
1951年(昭和26年)頃には親骨に溝地金を採用したホック式の改良タイプが開発され、現在の折りたたみ骨の原型が形成された。
そして、1954年(昭和29年)、スプリング式の折りたたみ骨が発明される。これは骨の一本一本に伸縮自在のスプリングを組み込み、簡単に開閉できるよ うしたもの。その後改良を重ね、さらに防水性が高く、低価格な新素材・ナイロン生地を使用し、画期的な折りたたみ傘を世に送り出した。
その人気はうなぎのぼり。使いやすさから飛ぶように売れ、空前の折りたたみ傘ブームが到来する。後に国産化に成功したポリエステル生地の採用モデルも発売し、普及が加速。世はまさに洋傘全盛時代に入る。』
ということで、今日は雪に変わるりそうな冷たい雨が降っています。
雨の一日のお話でありました。
0 件のコメント:
コメントを投稿