数千年後、地球の人類が滅びてその痕跡も地殻大変動にのみこまれ、新たな地表には人類の活動の爪痕を探すのも難しくなった頃、新たな知的生命体が、それは昆虫かもしれないし、蛸かもしれないし、植物かもしれない。現在だって地球上の動植物は、人間が知らない方法で緊密に連絡し合っているのだろうから。
あるとき、地中深くから、かれら生命体がかっての地球上で活動していた人類の痕跡を発見して、研究をはじめるかもしれない。
または、地球外生命体が訪れて、地球上に生き残っているそれらの多種多様なことに驚喜するかもしれない。そして人類がいたこともかれらに発見され、その愚かな結末に溜息をつくことだろう・・・
なんていうことを、ぼんやり、向かいの山の緑を眺めながらウダウダ夢想していたら、1時間以上たっていた。
敬老の日の朝でありました。
0 件のコメント:
コメントを投稿