ベトナム戦争前の第二次大戦前から戦中のインドシナ(ラオス・カンボジア・ベトナム)を舞台にしたはなし。
ハナイがおもにはなしの中心として展開してゆくのだが、フランスの植民地となっている街の空気感があふれて、現在の日本のまだまだ暑い気候に溶け込んでくるようだ。
戦後80年というのに、19世紀の植民地をあさりまくった宗主国は現在でも基本的には何もかえずに、のほほんとしていて、ロシアなんかはさらに国土を広げようとしているのだから、どこか別の星に行ってほしい。
小説読了後、まとはずれかもしれないけど、貧しさを忘れてはいけないとおもった。
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