2016年12月8日木曜日

濁音と半濁音のフォントについて

濁点  がぎぐげご ざじずぜぞ だじづでど ばびぶべぼ
半濁点 ぱぴぷぺぽ

 濁点と半濁点の文字は上記だけだ。(カタカナも同様)
両方あるのは、は行のみである。

 数年前より老眼が進み、その日の調子により見えにくいことが多くなった。
特には行の文字で、濁点半濁点が交じると、目をしかめて読んでも、その部分を繰り返して精査する。
新聞は、デジタル版なので拡大がすぐできるので、最終的には読むことができるのだが、
やはり、濁点と半濁点の表し方に工夫が必要だと考えることしきりである。

 10年近く以前、新聞記事を通して、専門家にご意見を乞うたことがあった。
とても丁寧で励ましの助言のメールを下さり、とても感謝したことを思い出している。

 わたしの工夫案の概要は以下のようであった。
濁点(点々)と半濁点(◯)が同じ位置にあるために区別かつかないことを大きな原因とした。
「濁点と半濁点の位置を変えるのです。
ともに右斜め上に位置しますが
半濁点は「まる」なので風船をイメージして時計文字盤でたとえると1時の左上(12と1の中間)あたり
濁点は「点々」なので重しをイメージして2時の右下(2と3の中間)あたりに
位置させます。
このような位置関係にすれば丸か点々かに目を細めずとも
それらの位置で一目瞭然です。」

 メールでアドバイスをして下さった要点は次のようだった。
1 実際の文字の大きさに縮小すると「ぱ」が「ほ」に見えてしまう。
2 ば行を変更すると、が行、ざ行、だ行も変更しなければならなくなり、
 そうすると読み手に違和感を与えてしまう。
3 カタカナではすべて問題なし


 あれからあれこれ試行錯誤しみたが、『「ぱ」が「ほ」に見えてしまう』ことは解決できていない。
ただ、こうするだけでも、これだけを変えてみれば、ずっと見やすくなるだろうということは
ハッキリしてきている。
 は行だけの濁点と半濁点のフォントを変えれば、よいと考える。

 理由は簡単で両方あるのは、は行だけだからだ。
が行、ざ行、だ行との統一感というか違和感の心配はいらないとおもう。
できればそれに越したことはない。

 しかし、今は、「は行」の「ぱぴぷぺぽ」と「ばびぶべぼ」(こうして書いていても、ジットみないと区別しにくくなっている)の区別が先決だと強く考える。
統一感の問題を犠牲にしてフライングと言われるかもしれない。
それでも日々接している書籍・新聞・映像などの媒体で、読みづらさをなくしたい。

 か行、さ行、た行は右上に何か付けば、それは濁点に決まっているのだから
必ずが行、ざ行、だ行と認識できる。
「点々」か「◯」の区別を意識しなくてよい。

 は行だけは右上に何か付くと、「ばびぶべぼ」か「ぱぴぷぺぽ」になってしまう。
「点々」、「◯」の位置を変えてさえくれれば、その位置から「ばびぶべぼ」か「ぱぴぷぺぽ」を判別することができる。
再度繰り返し、くどくなってしまったが
これがわたしの工夫案です。

 普段接しているテレビなどの映像・書籍・新聞などで
パッとみて「は行」の濁点と半濁点の判別ができるようになって欲しいと切に切に願っている。

 他力本願でなく、暇だからこの問題だけを解決するべく起業してみようかな。
うーん。


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