まずは完成品を乾燥させること。
制作前の材はどれも充分に乾燥させてますが、小物とは言え
それでも、薄い板材では反りが出たりします。
都合よく、締め合う向きで反りが出れば良いのですが、
そうならないものも出てしまいます。
たとえばこの名刺入れの場合です。
この出っ張り部分に、切り欠きを作ってカチッと締まるようにすることは可能です。
しかし、何回も開け閉めしているうちにすり減ることは確実です。
さらに、この部分の修理は難しい。
なので、わたしの場合は、両側板で中の可動部分をきつくはさむよう調節してます。
しかし、引き出しの出し入れと同様で、季節の湿度に左右されてしまいます。
そこで、この部分の隙間をなくすようにすることで、締まるようにしています。
(画像で、すでにボンドを盛ってある所)
それでも、何度も開閉テストをしているうちに、この部分に凹みグセが付いてしまうようです。
こんなとき、白ボンドの出番になります。
このボンド余ったのをほおって置くと、こんな具合になります。
カチカチに固まるというのでもなく、ぐにゃぐにゃでもない。
丁度よく、隙間を埋めてくれて、切削できて調節ができる。
さらに、すり減ってきたら、自分で簡単に修理と言うか、
この部分にボンドを盛って調節すればよい。
この画像では、盛りが多すぎます。
薄く少しで大丈夫です。
エポキシ系でもいけるとおもいますが、塗ったところが硬すぎるのではと心配します。
他にもっと良い方法があるかもしれません。
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