深さが3,4mmの小盆です。でも長辺は44cm。板はチーク板を仕入れに行ったときに端材で見つけたものでしたが、すなおな材で削り具合もとても良好でした。
固定方法はなんとも大げさ。新しく開発した簡易エアージャッキで押さえつけています。
仕上げには配合したばかりのキャンデリラワックスを使用。
配合は荏油3:キャンデリラ1ですが(以前は4:1)、脂ぎらなくてこちらのほうが良さそうです。ちゃんと伸びます。
深さが3,4mmの小盆です。でも長辺は44cm。板はチーク板を仕入れに行ったときに端材で見つけたものでしたが、すなおな材で削り具合もとても良好でした。
固定方法はなんとも大げさ。新しく開発した簡易エアージャッキで押さえつけています。
仕上げには配合したばかりのキャンデリラワックスを使用。
配合は荏油3:キャンデリラ1ですが(以前は4:1)、脂ぎらなくてこちらのほうが良さそうです。ちゃんと伸びます。
ジジイの身長より大きくなり見上げるほどになった。気になって高さを測ってみたら2.4mもあった。ひと夏で60cmほど伸びたことになる。
この画像は今年の3月のもの。
それから半年後9月28日。
まんなか部分の葉がなくてなんか変な格好だけど、大きくはなっている。
お盆制作の板をこんなふうに固定しました。簡易プレス器として投稿したものと同じエアージャッキを今度は横方向で使います。
やや斜め下に押すように膨らまします。ガッチリと固定できました。時間が経っても空気が抜けることはありません。
不定形のものを固定するのにこの簡易エアージャッキは使えるとおもいます。
また幅があるものを挟み込むときは長いパイプを使って固定しますが、これも台が必要ではありますが片側から圧力をかけることができます。
一分と三分鑿は持っていたが二分はなかった。必要にせまられて購入。
桂の調整をしますが、左側の3mmのときは入れすぎてしまいました。
鑿の裏書きのとおりにやっても桂は抜けないので、こんなふうにしています。
抜けました。
木殺しは角を玄能で叩いてもよいのですが、ジジイは柄が割れないように少しずつ絞め殺してゆきます。
ちょっと深く入りすぎたかな。
あとは、まくれるように角をたたいて、調整完了です。
ずれないように固定してゆくので最近開発した簡易プレス器は使いませんでした。ムニューってずれてしまうようなきがして。
約5mm厚、幅15mmのチーク薄板を同じく幅25mmでサンドイッチしてます。それをふたつ作るのでこれだけで約140mm幅のチーク薄板を使います。
ランチョンマット風にします。ランチョンマットは普通、底板全面が机やテーブルに密着しますけど、これは4mm程度隙間ができます。薄板が5mmなので端嵌(はしばめ)接ぎが困難というかできないのでこんなデザインとしたわけであります。もちろんお盆としても使用可です。
「ジジイは転んでもただでは起きぬ」といきこんだものの、冷めたキャンデリラワックスはカチンコチンで塗れるような状態ではありませんでした。超固くなってしまったのは荏油:キャンデリラ = 4:1(重量比)を逆に間違えてしまったためでありました。キャンデリラを40g、荏油を10gに配合してしまったのでした。湯煎しながら何か変だな、間違えたかもとおもいつつ、棒でかき回し続けていました。
再度湯煎にして、今度は荏油を足してゆきます。60gたしたところで荏油が空っぽとなり、また湯煎している瓶も口までいっぱいになってしまいました。
つまり現在のところ配合比率は荏油:キャンデリラ = 70g:40gとなりました。
固まったのがこれ。
ホワイトチョコレートだなこりゃ。
こぼれ落ちたかけらを塗ってみましたが、石鹸をこすりつけているような感じであります。
もっと薄めます。
前回は荏油:キャンデリラ = 4:1(重量比)だったのを今回はキャンデリラロウを少し増やして4:1.5 にします。
よくのびて乾いてからは、やや硬質感があってサラッとすべすべしてましたが、もう少し硬質感があってもよいかとキャンデリラを少し多めにして試してみます。
秤ではかって湯煎で溶かします。溶けてよ〜くかき混ぜて終了。
あれっ、ちょっと硬すぎる感じがするし色も濃い。しばらくして割合を逆にしたのに気づきました。
最近失敗の投稿ばっかりだな。
再度湯煎して荏油を目的の割合まで増やせばいいだけだけど、間違いついでにこの割合がどんな感じになるか試してみることにする。転んでもただでは起きぬのだ。
最初に穴あけの失敗。チークを扱うのは初めてで、材の感じがつかめていません。
短い辺は9mmで三分鑿できれいにいくはずと景気よく叩いたら、パシッとはでに割れました。
画像に黒い筋の木目が見えますが、その上の方の筋に沿って割れました。しかしきれいに割れて裂けたのでそのまま接着すればほとんどわからなくなります。
実は、この割れや裂けさせてあとでもう接着するという方法は、ひとつの技術です。のこぎりなどで切るとアサリ部分がなくなってしまいますが、斧などで割ったり裂けさせたりすると材の消失部分がないので、接着すれば元通りになるのです。
次の失敗は、ホゾです。画像の左側はホゾの側板部分の隙間修正。右側はホゾの厚み不足修正。
材がきちんと製材されてないので、全部現物合わせで作っているのでミスも多くてアセアセ汗・・・
まぁ、なんとかお盆はできそうです。
2枚刃の4.5mmと5.5mmをつかっている。軸径が8mmなのでシャンクに入れてルターに装着する。
ジジイのルーターは可変速でも回転数は1万が下限だが、ほんとうはもっとおとしたい。
切れ味は木工ビットと比べると、明らかによいし、何よりも切り粉が削った溝にたまらない。
値段は木工用に比べると割高だけどキレは持続する。
チーク板の厚さは5.2mmくらいなのでこれを端嵌(はしばめ)接ぎでやろうというのは、無理というもの。だけど試しにやってみた。ただし両側の反り止め部分の厚さは底板の厚さより厚くて8mm弱。
これに幅5.5mmの溝をほると残りはわずか2.5mmで、2で割ると1.25mmとなり、反り止めを抑える力はないでしょう。まぁそれでもやってみた。
見た目はいい感じ。
だけどやはり厚さが1mmくらいしかない端の部分はまくれて割れてしまいました。失敗。
大丈夫なところもあるけど。
でも諦めてなくて、両端を厚さ10mmくらいでやってみよう。これなら反り止めの力はありそう。底板部分が少し持ち上がってしまうけど、実用上は問題ないとおもう。
勝手口にヤモリが張り付いていることが多い。なので開け閉めするときに(死亡)事故も多い。
今朝も、勝手口ドアの上下に開閉する窓の一番下に挟まれて、のしイカ状態に潰されたまだ子どものヤモリを発見した。ジジイが締めるときにしたに決まっているのだが、申し訳ないことをしてしまった。この子どもヤモリは数日前から上下する窓と網戸の間に入ってしまって、ガラスごしにその姿をずっと見ていた。箸でつまんで弔ったが、心沈む。
あるときは、大人のヤモリを挟んでしまったときもある。そのときはすぐに気づいて慌ててドアを開けて事なきをえたが、ヤモリは目をまん丸くして焦っていた。
またあるときは、ドアに挟まれたまま死んでいた大人のヤモリがいたが、これはジジイが気づかなったからにほかならない。
ドアを開けたそのすきにあわてて、お勝手に入ってきてしまうヤモリもいる。これは無理に捕まえようとはせずに、勝手口を網戸だけで開けておくと、しばらくすると出口を求めて自分で出てくるので、そのまま外に逃がしてやればよい。
なんとか生かして長生きさせてあげたい。その気持が伝わらぬのがもどかしい。
本体を購入するとストレートガイドがほとんどの場合付属してきます。見た目がどことなく精度がでなさそうなので、いっときはまったく使わずじまいでした。
しかし、箱物の底板を入れる溝掘りにはなくてはならないもので、精度も問題ありません。この溝掘りには手軽なトリマーにストレートガイドの組み合わせが必須でもう何十年?も使ってきてます。
でもルーターとストレートガイドの組み合わせは使ったことがありませんでした。何度かつかったことはありましたが、どうも使いづらい。
薄板の相欠き平矧継ぎをするようになって、相欠き部分を削るときは、表と裏を隙間なく矧ぐことはなかなか難しい作業であります。なので裏は1mmなり0.5mmなり隙間を作ってました。ところがふと気がついて、ストレートガイドを使えば、矧ぐ両方の薄板を同じ幅で削ることができるはずと。
薄板の端をガイドにストレートガイドを使うわけですから、2枚とも相欠き部分は同じ幅になるに決まってます。そうすれば表も裏も隙間なくピッタシに矧げることになります。
まずはストレートガイドのガイド部分に端材で加工します。
薄板なので、こんなふうに相欠きする部分を台の端に合わせます。
自作簡易プレス器で圧着。薄板の表と裏にはラップをしてくっつかないようにします。
一部虫食い部分があったので、そこは埋れ木。同じような色合いの部分をしたつもりが・・・
一枚にしたのがこれです。
表
裏
お盆の底板のつもりだったのですが、両側を端嵌(はしばめ)接ぎにしてランチョンマットもよいかなと考えてます。しかし底板の厚さが5mmでは困難か。端嵌は厚さが同じで行う加工方法ですけど、両端を底板よりも厚くするしかなさそう。できるかな?
夕方散歩帰りに家までたどりつくと、数ヶ月前に伐採された斜面に子鹿が一頭だけでいました。
たいていは母鹿が一緒なのですが、近くにいたのかもしれません。
じっとこちらを見つめてました。
画像は、写真機の最大倍率に近い望遠です。
よく目にするプレス機はネジで締め上げていくものが多いです。エアジャッキも使われていますが製本機や手軽なものはほとんどがネジ式のものであります。
以前の大雪で垂れ下がってしまった雨樋を修理しようとおもって、試しに買ってあった
ものを使って簡易プレス機をセットしました。
こんな具合に圧着したい中央を押し付けることができます。木工のクランプでは無理。
薄板を矧ぐために、相欠き平矧接ぎという方法で接着するので、上から押さなければなりません。
空気を溜める小袋を二つ折りにして使ってますが、折らないで使うのが正しい使い方のようです。
空気を入れていくと上の押さえの材がしなってきました。固定されている方はびくともしません。
このコンパクトエアジャッキは、約100kgまでは実験してラクラク持ち上げていることは確認済みです。
接着乾燥のために一日置いておきましたが、空気はまったく抜けていません。しっかり押し付けていました。
コンパクトエアジャッキの簡易プレス器、われながら三塁打くらいの出来栄え、よし!
前回よりもやや大きく、定番の大きさである400mm✕300mmくらいのものを2枚作る。
今回はチーク板はプレーナー掛けをお願いしたので均一にどの板も約5mm厚に仕上がっている。厚さが5mmしかないのでイモ矧はキレる恐れがあるので、相欠き平接ぎ矧で底板をつくる。
相欠き部分の接着部分はひとつは10mmくらいあり、もうひとつは25mmくらいある。
欠点部分を切り落とすならその部分を削って接着部分にしたほうが丈夫だろうという考え(どおりにいけばよいけど)。
接着部分は画像のようにクランプしているけど、中央部分にクランプできないのが気に入らない。なので目下簡易プレス器を考案中、近々にブログにアップします。
したのはこれです。アプリ名は「水準器」とあります。
一日中座っているこのテーブルはどうやら北東南西方向にわずか傾いているようです。
数値で出るとなんかそんな気もするし、しない気もするし、わかんないな・・・
角度や傾きを測るのって難しいんです。木工やってるんでそれが気になるときって意外と多い。
このくらいの精度でいいからあればそれなりに便利だとおもってインストールした。
さて役に立つか。
before は撮り忘れて after のみ。荒っぽく剪定しました。これだけでもスッキリ。
手前には剪定した枝葉がそのまま、枯れるのを待ちます。
中央の枯れ木はオリーブ。病気か虫害にやられてしまったようで残念。
尊皇攘夷_水戸学の四百年 新潮選書
新潮社 2021.5
片山 杜秀 著
図書館で借りたので、その貸出期間2週間で読み切るのは難しかった。まるまる2週間でからくも読み終わった。半年くらいかけてじっくり読みたいところ。尊皇攘夷水戸学を全方位的に論じ語る。すこぶるおもしろい。読みながらあれこれ考えてしまうので、なかなか読み進まずはかどらない。読むほどに頁が増えているのではないかと、何度か指で残り部分をなでたりする。
ジジイなりに尊皇攘夷あたりの文献は読んでいるつもりであったが、あとがきのかなりな量の参考文献はどれとして読んだことのないものばかりであった。う~ん・・・
なおこのブログで以前にアップした、
「歴史を記録する」吉村 昭 河出書房新社 2007.12 対談集の中の
『徳川幕府は偉かった』 半藤一利v.s.吉村昭
と話が重なる部分があり、こちらも愉快です。
パワースーツというのがある。腰の負担を少なくしたり、少ない力で大きな重いものを運べたりするために、体に装着して使用する。動力としてモーターや圧縮空気を使うようだ。
こちらのPowerGloveは手に装着するだけ。
手袋表面が滑りにくいように加工されているので大きな力でつかむ必要がなくなる。なるほどダンボールなどを持ち上げてみると楽ちん。
ジジイは鉋掛けするのに愛用している。大抵は右手だけはめて、両手にするときはガンガン削るときだけです。右手にかかる負担が確かに減ります。左側の現在使っているもの、同じ箇所がすれるので穴があきそうです。これを使いだしてからは、庭仕事などの作業全般で軍手は使わなくなりました。
ホームセンターにいくと何十種類も販売されていて迷う。価格はそれほどでもないし、消耗品なのでいろいろ試して気に入ったものを買えばよろしいかと。
全体の収まりはこんな感じ。
既存の白い方の抽斗を下に移設するのに手こずりました。腰が痛い。
1✕4_6Fの両端をおとしてもらって幅を80mmにする。HCでサービスでカットしてくれるのでこの縦引きのこのカットは助かる。厚さが19mmでちょっと厚めだけど丈夫といえば丈夫。組み立ては接着せずにネジ止めです。底板は3mm合板だけどこれは手持ちにたくさんあったというだけで4mmくらいが妥当。
取手はコ型の凹のような形のものを作っておいて必要に応じて金太郎飴みたいに切断してます。今回で使い切った。また用意しておかねば。欅です。
ネジの底板は入れ替えたので頑丈になりました。
ちなみにこちらの箱は、
そうそう、1✕4_6F材がかなり値上がりしてました。幅90mm厚さ15mm長さ4000mmの檜が700円弱で販売していたので、こちらの檜のほうがお買い得かもしれません。
抽斗を増設しようとおもったのは、これでした。
鑿は抽斗に入れてあるのですが、入れ物が小さくて刃がぶつかり加減になり、
ずっと気になってしょうがありませんでした。
しかし、これで安心。
彫刻刀も入れました。
つづく
LB1000というのだったか組み立て式の本棚みたいなのをかれこれ30数年使っている。
数年前に引き出しをひとつ増設したのだが、もうふたつ作っている。
こんなふうに収まる。
色違いなのは以前のが経年変化している。
もうひとつは下の方に入る予定。
ネジをいれていたら底板が少したわんできたので、9mmの構造用合板を入れた。
意外と時間がかかる。
つづく
2日間で24枚削った。
治具にはめてガイドを微調整すればよいし、
深さは3mmなのでワンパスですむ、なので1枚に10分もかからない。
トントン拍子にはかどりました。
集塵機は一杯で、
削った栗材は150✕170✕3が24枚だから、150✕170✕72mmの栗の塊すべてを粉砕したことになる。これってもう一度MDFみたいに固めて使えるとおもうんだけど、適当な接着剤を混ぜて高圧圧縮すれば塊になるのかしら。
ねぇ、どうなんだろう。