本日の作業は、板バネの入る部分の穴掘りと
板バネのネジ穴あけ。
横着してポンチしなかったら、やはりドリルがながれてしまった。
ステンレス板バネでトングを作ることにしました。もちろんステンレス鋼のものの制作をやめたわけではありません。
持ち手部分が滑らないように、また少しはデザイン的にと丸穴を3つ開けたのがこだわりです。
これでほぼ完成なのですけど、バネ周りをもうひと工夫と削ったり貼り付けたりとまだこだわっています。
販売するときの材は画像の右端のブナにするつもり、これで約12個できるはず。
こんなかたちにしました。
ごくありふれた形状です。
先端は細かいものもつかめるようにしています。
材は地元産のブナの端材です。φ2mmのステンレス鋼線のバネはおもいのほか力があって、フライパンなど調理器具でつかんだままだと手がくたびれてしまうかもと心配になるくらいです。
それと、木がすべすべしているので軽く閉じて握ると前方へ滑り出てしまうこともあることがわかりました。これもなんとかしなければなりません。
厚さ0.5mmのステンレス板バネで同じものをもう一つ作って比べてみました。
こちらのほうがほどよい力でずっとつかんでいてもくたびれることはなさそうです。
なので、とびだしてしまう部分の改良をして、こちらのものを量産することにしました。
ステンレス鋼バネのほうは、調理しながら握力を鍛えたい方むけに生産します。
凡庸なジジイが試作しながらの方法なので、すでにどなたかがずっと以前より用いている方法かもしれません。
全体図はこんな感じ。
①半インチのアリビットで深さ4.5mmで長さ35mmできっています。
②φ2ステンレス鋼線はφ8mmの真鍮棒で曲げてますのでちょうど幅が12mmになりアリの溝にはまります。
③M5ボルト(長さ14mm)にばね座金付きのナットがこれまた幅が12mmで画像のように上から押さえつけることができます。
④ステンレス鋼線の端はちょうどアリミゾの端の丸いところに食い込むように収まりますので、ボルトは一箇所止めるだけで十分な強度がありました。
⑤アリ部分は35mm、丸く「く」の字に曲げる部分は60mm。35-60-35が長さの割合になりますので、
ステンレス鋼線は加工前は300mmに切って加工するとだいたいうまくおさまります。
つづく
洗濯物干しに使っているステンレスのピンチがφ1.7でこれでは少々弱いかなとφ2.0を選んだのだけど、僅か0.3mmの差でこれほど強度が上がるのかと曲げるのにも汗をかきます。
専用のワイヤーカッターも買わなくなくては切るのも大変なので、これを購入。
φ2mmはなんとか片手で切れますが、ジジイになって握力がおちているのがよくわかり、無理をせずに両手で切っています。もっと楽に切るために握りの部分に棒を付け加えようかと思案中・・・
スプーンの端材がちょうどトングによさそうだったので、試作しました。トング制作は数年前から考えていたことでどうも案がまとまらないままなのでしたが、この端材を見て試作に挑戦です。なぜ案がまとまらなかったのかが、ひとつにはトングの長さにあったことがわかりました。以前の案は長すぎたのです。今回この端材は22〜24cmくらいの長さで、これくらいがほどよい使いやすい長さに感じました。
金属部分はネットで販売しているトング用のステンレス板です。0.5mm厚で幅は9.6mmで35mmの長さで挟み込んでいます。ちょうどよい硬さのバネです。木なのでフライパンの表面を痛めませんし、サラダなどを取るのに使っても容器にやさしいはずです。M4.8で穴あけして5mmの竹串で圧入してます。完成品はM5ビスで固定の予定。
もうひとつは2mmのステンレス鋼線バージョン。差し込んであるだけで抜けてしまうので使えません。
このようにできたらというモデルです。現在どのように取り付けたらよいかあれこれ試しているところです。
栗か楓か、どちらで作るか迷っています。
ようやく仕上げの段階になりました。水ぶきがおわって乾燥中。
鉋掛けや木工ヤスリがけしたところはほとんど毛羽立ちしませんがペーパーがけしたところはやはり毛羽立ちします。
400番でササッとペーパーがけして、また水ぶきして乾燥後、布ぶきして生地は完成です。
つぎは初めて使うガラス塗料です。
耳かきのようなスプーンになってしまいました。
といっても先端の幅は約20mmあります。
どんな感じかとヨーグルトを食べるのに使ってみました。
うん、よさそうです。
アイスクリームや甘味を少しずつ食べるのに使えそうです。
無塗装でも問題なく使えるのですけど、現在数年使っている無塗装の楓のスプーンはどうしても水がしみたところから黒ずんできてしまって、楓の白さが引き立たなくなってきてしまっています。
それよりも長く欅のスプーンをカレーなどのときに使っているのですけど、こちらは水に強いのか黒ずみもまったくでません。
そのためにガラス塗料を買ってみたのですけど、とんでもなく高い塗料なのです。
100本くらいできたら一気に塗るつもりです。
剪定したといっても、勢いの強い上に伸びすぎてしまった枝を切っただけで、形を整えたわけではありません。
Before
After
4m超えていたのが2mちょっとになりました。
葉っぱはもちろん乾かして料理に使います。
日に当てないで自然乾燥が一番。
先月、秩父に桐材を仕入れに行きましたがそれはでっかい一枚板でしたので購入しなかったはなしはBlogにもアップしました。
前回は武州中川駅前の桜は満開でしたが、すっかり葉桜になっていました。
その製材所の社長から電話があって、倉庫をさがしたらあったということで再度ドライブがてら再び製材所へ出向きました。今回は往復75km,22.6km/Lでした。
2200mmで後部座席に入れるのがいっぱいいっぱい。
まっくろなアクも出きっているようで、すぐに使えます。
木版画を入れる箱ができればよいので、十分な量です。
でも、もう少し薄く挽き割りたいのだけど、ジジイのバンドゾーは18cmが限界、どうしよう。
幅が22mm〜26mmでしか木取りできなかったためもあって、R24のビットでは小さい凹みしかできません。が、先端部分の小さいものを作りたかったので、こんなふうに今までとは少し異なったやりかたで削ってみることにしました。
いつもは匙の先端が奥へゆくように治具に取り付けるのですけど、逆にしました。このほうが先端部分を削った瞬間にすぐにビットを材からはなすことができそうな気がしたからですが、やってみると画像のように、焦げがないか僅かになっています。
凹みや先端部分の形は小匙なのですけど、柄は長いままにしたので、細長いキリッとした匙ができそうです。
凹み部分をR10の丸溝ビットでやってみた。
凹みが深すぎて失敗・・・。
ついでに彫る凹みは浅いので、手彫りでやってみた。丸呑みじゃなかった丸鑿とすくい鑿で彫ったままで表面をならしてません。
機械でやるよりはやく彫れます。
ウ~ン、やはりいつものR24のビットでやるか。手彫りでやるか。ウ~ン・・・
反り返って他に使いみちがなかった板がこれでようやく使い終わりました。
30本弱とれてそんなに無駄も出ないように木取りした。
コツコツ制作していきます。
手持ち分はこのくらいの作りおきができた。
これ以外にも平たいのは白樫のものが数十本仕上がっています。
カンザワのドリルスタンドを横にねかしてバネメイカーにしてみました。
細い鋼線ならば簡単にくるくる回せて、手作業で作るより手軽にできます。
しかしφ1.7mmのステンレス鋼線はなかなか手ごわいですが、それでもくるくる巻くことができました。(画像なし)
引き出しの取っ手やちょっとした小物ならばこのまま旋盤のかわりになりそうです。
二本の支柱の丸棒を両面の側板に通しているだけですので作るのも簡単です。
まだ注文したステンレス鋼線が届かないので、ステンレスピンチをほぐしてこんなふうにしてみました。
なにも手のこんだダブルトーションバネなどにしなくても、トング用のステンレス板バネのようなものでもよいわけで、ネットでも手に入ります。
しかしそれでは、ありきたりだし、ちょっと見た目も工夫したい。それにステンレス鋼線だけでもこのように試作してみると、十分に実用になるということがわかりました。ただ開閉を繰り返すと差し込んである穴の部分にかなりの力がかかるので、穴の縁が大きくなってきてしまいました。これじゃだめ。
次の改善案を試してみます。
スプーンの端材が本体より大きく、何かに使えないかと考え、数年前より何度か作りかけていたトングにできないかと試作してみました。
洗濯物などをつかむステンレスピンチをこんなふうに加工して
トングの本体にいれた切り込みに差し込んでみます。
なんとなく、かたちにはなりました。
つかんでも、ほどよい反発力のスプリングです。
ステンレスピンチのの径は1.7mm、これくらいがいいのかも。
ばね用のステンレス鋼線を買って、ダブルトーションばねもどきを自作してみよう。
熱帯魚のエアーのためのものです。
ペール缶を2つ合わせた面の空気漏れを防ぐために買ったのですけどうまくいくかどうかは装着してみないとわかりません。
ネットではゴムチューブだったのですけど、適当なものが見つからず、似たようなものを選びました。ヨドバシで¥350円。
最初2つにさいてペール缶の縁にはめようとおもったのですが、縁とチューブの径が合わなくてしばし思案。さかないで開くようにすればよいと気づいてはめてみるとなんとかなりそう。
さてうまくいくかどうか?
芝桜がいきなり満開になったとおもっていたら、
月桂樹も淡黄色の小粒の花を満々と咲かせていました。
ほんのり甘い匂いもします。
調べてみたらちょうど3年とひと月たっていました。
高さはもう4mぐらいでしょうか。元気に育っていて安心です。
こんな花も咲いて、
右端の蕾が巾着袋のようにも、ちょっとおしゃれなボタンにも見えます。
ネットで故障した鍵と同等品を選んで注文品が到着。工事は10分もかからずに完了。とてもなめらかに鍵を入れて施錠解錠ができるようになりました。
めでたしめでたしなところなのですが、このネットの鍵の注文ページがとても丁寧でよく整理されているのはそれはそれでよいことなのですが、わたしのほしいものが同等品で3種類の価格で並べられているのです。きっと製造年が新しい順に松竹梅となっているのでしょうけど、品物は同じなようです。松(約26000円)竹(約15000円)梅(8000円)という価格設定で、よく調べなかったわたしがいけないのですけど、梅で十分でした。
まぁ、この程度の価格で簡単になおせたので良しとします。
ところで、配送はレターパックプラスで届きました。
こんなに厚さがあってよかったんだっけとおもって調べてみたら、レターパックライトと勘違いしていました。プラスのほうは4kg以内という制限だけでライトの方はそれに厚さ制限3cmが加わるだけでした。
注文品はシリンダー部分だけだとおもっていたら四角いユニットも上下2つセットでした。
これも取り替えればいいのだろうけど、今はシリンダーだけにしておきました。