2025年10月12日日曜日

電子レンジ台の制作4_完成

 抽斗をおさめるときはその周囲の隙間がとても微妙になるので、それをさけるために抽斗を入れ物にほぼぴったしに制作して、それから抽斗の周囲の鉋がけをしたり、またはいくらか余裕をみて抽斗を作って、前板のみ最後に入れ物に合わせて寸法を決め、抽斗の前板部分に貼るなどの手順をふみます。

 ですが、今回はこのように前板部分を抽斗の内寸にあわせて削りました。

 抽斗材の厚さは19mmで、削ったのは12mm。 

 接着剤はつかってなく、ネジ止めです。というかこの台そのものがすべてネジ止めで、簡単にばらせます。 

 前板加工しているときに、左側部分をほんの少し削りすぎたなとおもったら、案の定、左側だけ隙間がほんの少し広くなってしまい、最後の仕上げで修正しました。

 こんな感じにできあがりました。 

 

 裏側はそのままですけど、いちおう裏板だけはつくって一緒に送ります。 

 このあと、水性透明ウレタン塗料を前板と、本体の木口部分に塗って出来上がりました。

 厳重に段ボールにくるんで宅配し、無事注文宅へ設置されました。

 レンジの角皿は縦方向にも入れることができたので、他のいろいろなものを余分に入れられそうです。

 なお、取っ手は欅の削り出しです。

 

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