抽斗をおさめるときはその周囲の隙間がとても微妙になるので、それをさけるために抽斗を入れ物にほぼぴったしに制作して、それから抽斗の周囲の鉋がけをしたり、またはいくらか余裕をみて抽斗を作って、前板のみ最後に入れ物に合わせて寸法を決め、抽斗の前板部分に貼るなどの手順をふみます。
ですが、今回はこのように前板部分を抽斗の内寸にあわせて削りました。
抽斗材の厚さは19mmで、削ったのは12mm。
接着剤はつかってなく、ネジ止めです。というかこの台そのものがすべてネジ止めで、簡単にばらせます。
前板加工しているときに、左側部分をほんの少し削りすぎたなとおもったら、案の定、左側だけ隙間がほんの少し広くなってしまい、最後の仕上げで修正しました。
こんな感じにできあがりました。
裏側はそのままですけど、いちおう裏板だけはつくって一緒に送ります。
このあと、水性透明ウレタン塗料を前板と、本体の木口部分に塗って出来上がりました。
厳重に段ボールにくるんで宅配し、無事注文宅へ設置されました。
レンジの角皿は縦方向にも入れることができたので、他のいろいろなものを余分に入れられそうです。
なお、取っ手は欅の削り出しです。







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