2019年4月18日木曜日

「眼の誕生」を読んだ




 訳者あとがきに
「本書の内容が、安直に結論に走るのではなく、関連分野の研究結果紹介を経るという遠間しの構成をとらざるをえなかったのも」とあるのだが、そんなことはない。
短気なジジイからみれば、とてもとても「遠間し」である。

 最初に結論をもってきてほしい。

 内容はおもしろい。
カンブリア紀の爆発的な種の展開がなされたのは何故か?

 学者にありがちな、あれもこれもと語りたいことがたくさんあって、収まりがつかない。
新書版サイズのもっと要約した本ならよかった。

 で、この本を読みながら長年の疑問がひとつ片付いた。
ゴキブリはやシーラカンスや植物ではソテツやイチョウなど、生きた化石と言われるものが
何故、現在でも進化せずにそのままなのかという疑問。

 そんなことも今までわからんかったのかって、バカにされることは承知であります。
生きた化石たちって、進化してゆく途中のどこかの枝分かれに位置していることははっきりしているんだけれど、枝分かれしたあとも生きた化石たちは絶滅しなかったんだな。滅びなかった。
生き残った。ほとんどの生き物は進化して枝分かれしたあと、絶滅してしまったわけで幸運な条件があれば化石として残った。生きた化石たちはそのまま生き残った。

 何億年も連綿と世代を引き続けてきている。
感動するな。


0 件のコメント:

コメントを投稿